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<伝統野菜> 山形 赤ねぎ

2021-07-27 09:20:23 | 伝統野菜

 「赤ねぎ」

 【産地】庄内地域>酒田市平田地区

 【特徴】一般的な長ねぎの白い部分(葉鞘部)が赤くなるのが特徴。一本のまっすぐ伸びた赤ねぎは全国的にも珍しい。現在は、耐寒性のある分げつのでない一本ネギ系統が選抜され生産拡大・県外出荷されている。

 【食味】生で食べると辛味が強く、火を通すとトロッとして甘みが強くなる。薬味、焼きねぎ、鍋物で食す。

 【来歴】北前船が日本海を往来していた江戸時代末期に平田町に立ち寄った上方商人からお礼として種子をもらったのが始まりとされる。栽培をはじめた当時、赤ねぎは薬用としても貴重なもので、ねぎ味噌を熱湯に溶いて風邪薬として飲んだり、擦り込んだ赤ねぎを痛み止めとして患部に貼り付けたりしていた。

 【時期】10月~12月

*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%E2%80%9506-%E5%B1%B1%E5%BD%A2/#i-24 より

 

●アカネギ(赤ねぎ)とは

◆山形県庄内地方の伝統野菜「平田赤ねぎ」
山形県庄内地方では「平田赤ねぎ」として伝統野菜の一つとなています。この地方の赤ネギは根もとから分結せず太い一本のネギとなります、栽培期間が1年半と長く、曲がって大きくなる品種です。

また、茨城県水戸地方にも赤ネギの在来品種があります。

その他の地方でも、品種改良された赤ネギが数は少ないですが作られています。

普通だと白い部分が赤くなっています。赤いのは表面だけですが、それでもスライスしたり白髪ねぎを作るととても綺麗です。白髪ではなくなってしまいますが・・・

◆水戸の赤ひげねぎ・レッドポアロー
茨城県水戸地方で作られている伝統野菜の赤ねぎを品種改良されたもので、トキタ種苗から販売されています。また水戸からは「レッドポアロー」という名称で出荷されています。

◆茨城県の赤ねぎ・「ひたち紅っこ」
「ひたち紅っこ」は、分けつ数が3から4本で、従来の品種の8から15本と比べて著しく少なく、葉鞘が太くなります。そのため、一本重は150グラム程度になり、独特のボリューム感があります。発色部分は葉鞘部の約7割で、20から25センチメートル程度が濃い赤紫色に発色します。軟らかく、熱を通すと甘みが強く感じられるようになり、薬味や鍋物などいろいろな調理に利用できます。(茨城県農業総合センターホームページより)

*https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/negi-aka.htm より


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