「三池高菜」
【生産地】みやま市瀬高町
【特徴】特有の香気がある。
【食味】ほどよい辛みと酸味がある。肉質が厚く、葉質が硬いが歯切れがよい。
【料理】主に漬物業者との契約栽培。漬物「味付け高菜」「刻み高菜」など
【来歴】明治20年に旧柳川藩主立花公の命により、立花家農事試験場において、中国渡来の「四川青菜(しせんたかな)」に在来種の「紫高菜(むらさきたかな)」を交雑させて生み出された優秀種。現在、栽培されている高菜は「三池高菜」で多肉高菜群品種。瀬高町を中心に水稲裏作で作られ、ピーク時の栽培では1,000haに達することもあった。「筑後高菜(ちくごたかな)」とも呼ばれる。
筑後の矢部川の下流近くの川を挟むようにして並ぶ町並みが瀬高町。矢部川は、過去、何度も氾濫を繰り返したが、これにより付近の平野をうるおし、砂地で水はけの良い土地となった。三池高菜は、この肥沃な土壌で栽培される。
【時期】4月上旬
*https://tradveggie.or.jp/40-fukuoka/#i-15 より
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