「光酒造 鴻巣蒸溜所」
2020年操業開始。鴻巣蒸溜所は東京駅から乗り換え無しで1時間の場所にある、都心部から最もアクセスしやい蒸留所になります。
建物はスコットランドを思わせる造りで日本にある今までの蒸留所とはまた違った雰囲気です。
マッシュタン(糖化槽)とポットスチル(蒸留機)はスコットランドのフォーサイス社製を使用。ポットスチルは2基で初留がランタンヘッド型で5,500ℓ、再留がバルジ型で3,600ℓ。まっすぐで低いネックと下向きのラインアームが特徴。ウォッシュバック(発酵槽)は全部で6基、すべてステンレス製を使用していて4~5日発酵させる。
現在は英国産の麦芽を使用。ノンピート麦芽、ピーテッド麦芽両方の仕込みを行っている。麦芽の粉砕比率(ハスク:グリッツ:フラワー)は2:7:1の割り合いで粉砕している。近い将来には鴻巣産の大麦を使用したい考えのよう。
熟成庫は1棟でダンネージ式、バーボンバレル熟成がメイン。
2025年以降の販売を目標に、時間をかけて生産に取り組んでいる様子。
今後の目標として、ビジター棟の建設や宿泊施設の併設なども視野に入れている。
光酒造 鴻巣蒸溜所 埼玉県鴻巣市小谷625番地
*https://jpwhisky.net/2021/01/01/japanesedistillery/#3-5 より
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