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<日本酒> 栃木 燦爛/外池酒造店

2021-02-21 09:00:53 | 東京五輪延期

 【平成30酒造年度全国新酒鑑評会 金賞銘柄一覧(関東信越国税局)】
 〈栃木〉 燦爛/外池酒造店

 

 外池酒造店は1937年(昭和12年)創業。

 外池家の歴史を辿ると、江戸時代の1829年(文政12年)に近江商人が栃木に来て造り酒屋を創業したことに始まります。

 近江商人は、今をさかのぼること数百年前、豊臣秀吉が活躍したころ、近江の国の殿様蒲生氏郷が福島に国替えになったときに、殿様が多くの職人、商人を商工業の振興のために連れて行ったことから、関西の近江の国と関東・東北の国との間を行き来する商人が生まれたことが起源と聞いております。

 酒造りを始めた近江商人が生まれたいきさつを聞いたところによると、行商をしていた商人が米を買って、付加価値の高い酒に加工したことから始まったようです。

 1829年(文政12年)に栃木県宇都宮市で始まった造り酒屋外池荘五郎商店。

 その5男として1904年(明治37年)に生まれた外池逸五郎は、学校卒業後、家業の造り酒屋を兄と一緒に営んでいました。

 そして外池逸五郎は、1937年(昭和12年)に益子の地に分家という形で「外池酒造店」を創業。

 当初の銘柄は「八千代鶴」。しばらくして「燦爛」に変わりました。

 現在の蔵元は3代目の外池茂樹。
 日本酒以外にも米を原料とした焼酎、リキュール、どぶろくなど様々な商品を開発し、製造販売しております。

 日本酒コスメも開発し、オリジナルのブランド「蔵元美人」も全国展開しております。

 2012年からは、明日の日本酒への挑戦として新ブランド「望bo:」の製造を始めました。

 2015年からは、伝統的な酒造りの技術を学び、下野杜氏と南部杜氏の資格を持つ杜氏小野誠が先頭に立って全力で酒造りを行っております。

 2019年には日本酒の価値観・未来を見据えて本物を追求した新ブランド「外池 AUTHENTIC」の製造及び販売を始めました。

 2019年は全国新酒鑑評会6年連続金賞をはじめ、IWC、KuraMaster(フランス)等、国内外のコンテストにおいて40タイトル以上受賞しており、全米日本酒歓評会では1社だけに授与されるエメラルド賞も受賞するこができました。

 また、国内外のコンテストで最も評価された酒蔵を選ぶ「2019年 世界酒蔵ランキング」では第4位をいただくことができました。

 海外輸出にも力を入れており、2020年現在13ヵ国(台湾、香港、韓国、シンガポール、ベトナム、マレーシア、イギリス、オーストリア、フランス、イタリア、アメリカ、カナダ、オーストラリア)へ出荷しております。

 また、酒蔵には年間約7万人が訪れ、観光酒蔵として観光地である益子町を盛り上げています。心温まるおもてなしを心がけ、お客様に日本酒の楽しさ、益子町の魅力を発信していける蔵でありたいと思っております。

 株式会社外池酒造店(とのいけしゅぞうてん) 栃木県芳賀郡益子町大字塙333番地1

 ブランド一覧

 「燦爛」大吟醸 金賞受賞酒・大吟醸 雫酒・大吟醸 など

 「外池AUTHENTIC」 純米大吟醸 袋吊り雫酒 など


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