「八曽滝」
愛知県犬山市。犬山・八曽自然休養林内にある八曽滝(はっそたき)。
五条川の支流にかかり、地形図には「山伏の滝」とも書かれている。
*http://gdn2425.jp/taki/aichi/aichi17/ より
由来・歴史
八曽滝は修験者の道場であった所で、別名「山伏の滝」と称する。滝から山道を約15分登ったところにある黒平山秋葉寺は、明治初期にはその霊験の高さから信仰を集め、八曽滝は秋葉寺の修行場でもあった。冬でも水は涸れることはなく、五条川となって入鹿池に流れ込んでいる。
水質保全活動
周辺の整備、清掃、草刈り作業、または上流の自然休養林や八曽湿地において、「遊々(ゆうゆう)の森」制度を活用した「みんなの森」を設定している。
また周辺では、間伐・除伐や遊歩道の整備、自然観察会を開催し、また他のグループも湿地の湧水量測定やシデコブシの日照改善活動などを実施している。
周辺の自然環境-八曽滝がある東部丘陵地には、今も緑豊かな里山が広がっている。名古屋からわずか30kmの位置にありながら、シデコブシなどの希少種が存在する湿地を有し、その景観や水質は特に優れている。
利用状況-八曽滝周辺は「憩いの森」の名称で自然休養林として親しまれ、多くの利用者がある。
また、休養林から流れ出た水は、五条川を経て入鹿池となるが、江戸時代初期から現代に至るまで、地域農業の発展に貢献し、現在では、わが国屈指の農業用ため池として、下流の水田に給水されている。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=57 より
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