「露西亜、魯西亜 ロシア」
ロシア連邦(ロシアれんぽう、ロシア語: Российская Федерация)、通称ロシア(ロシア語: Россия)は、ユーラシア大陸北部に位置する連邦共和制国家である。首都はモスクワ市。
領土は旧ロシア帝国およびソビエト連邦の大半を引き継いでおり、ヨーロッパからシベリア・極東に及ぶ。面積は17,090,000 km2(平方キロメートル)以上と世界最大である。
国名
ロシア連邦(Российская Федерация、ラテン文字転写: Rossíjskaja Federátsija など、発音:ラッスィーイスカヤ・フィディラーツィヤ、IPA: [rɐˈsʲijskəjə fʲɪdʲɪˈratsɨjə]Ru-Rossiyskaya Federatsiya.ogg )。ロシア語では略号のРФ(RF)も使われる。英語表記は Russian Federation。
ロシア連邦憲法第1条第2項でロシア連邦とロシア(Россия、Rossíja、ラッスィーヤ、[rɐˈsʲijə] Ru-Россия.ogg )は同じ意味(同等の扱い)としており、ロシア語においてもロシア連邦の意味でロシアが使われることがある。
歴史的な国名
ロシアの国名は、現代のロシア北西部とウクライナ、ベラルーシにあたるルーシという国家のギリシャ語名Ῥωςから派生したῬωσσία(現代ギリシャ語ではΡωσία)。この名は、ルーシの北東の辺境地に起こったモスクワ大公国がルーシ北東地域を統合し、“ルーシの遺産の争い”をめぐってリトアニア大公国と対立していた16世紀のイヴァン4世(雷帝)の頃に使われ始め、自称に留まったロシア・ツァーリ国を経て、18世紀初頭のピョートル1世(大帝)がロシア皇帝(インペラートル)と称したことにより対外的にも正式の国名となった。
ルーシのギリシャ語風名称としてのロシア(正確には「ローシア」)という語はかつてのルーシの諸地域を指し、ルーシ北西部を「大ロシア」、現在の西ウクライナあるいは中・南部ウクライナを「小ロシア」と呼んだ。ベラルーシも「白ロシア」という意味である。しかし、小国の乱立したルーシ地域では早くからウクライナやベラルーシの人々とロシアの人々との間には異なった民族意識が醸成されていった。結果、これらの国々はロシア帝国の崩壊後に別々の国家を樹立し、再統合されたソ連邦下でも別々の共和国とされ、ソ連邦の解体に際しては別々に独立することとなった。別の観点から言うと、ロシアはキエフ・ルーシ時代、その大公権に属するモスクワ公国という小さな一部分に過ぎなかったが、ジョチ・ウルスの時代に征服者モンゴルとうまく協調したこと(税金を進んでモンゴルに納めたことなど)や、隣国を破って旧キエフ・ルーシの東側領土の大半を影響下に収めたこと、帝政時代の極東への進出と拡張により大国となった。その権力の正統性を説明するため、モスクワは東ローマ帝国からローマ帝国の威信も受け継いだという学説も考案された。こうしたことから、モスクワ大公国は「偉大なルーシ」の権力を継ぐ国家であると自称するようになり、なおかつヨーロッパ国家の一員であるという考えから、公式にギリシャ風の「ロシア」を国号として用いるようになった。
国名の日本語表記の変遷
前はよりロシア語名に近いロシヤと書かれることが少なくなかったが、1980年代頃からギリシャ語風の(つまり他のヨーロッパ諸国の名称に合わせた)ロシアという表記が完全に主流となった。現代日本語の漢字表記は露西亜で、略称は露。江戸時代にはオロシャ、をろしやとも呼ばれた。これは、中国語の「俄羅斯」およびモンゴル語のОрос(オロス)に近い呼び名である。日本の江戸時代から戦前にかけては魯西亜(魯西亞)という表記が主流で、1855年に江戸幕府とロシア帝国の間の最初の条約は「日本国魯西亜国通好条約」という名称になった。この漢字表記について1877年(明治10年)にロシア領事館から「魯は魯鈍(愚かなこと・様子)を連想させる」との抗議を受けた明治政府は、ロシア側の希望を受け入れ表記を露西亜(露西亞)とした。
言語
ロシア語が公用語である。ロシアの各共和国の公用語として以下の29言語がある: アバザ語、アディゲ語、アルタイ語、アヴァル語、アゼルバイジャン語、バシキール語、ブリヤート語、チェチェン語、チュヴァシ語、エルジャ語、イングーシ語、カザフ語、カバルド語、カルムイク語(Kalmyk Oirat)、カラチャイ・バルカル語、ハカス語、コミ・ジリエーン語(コミ語)、レズギ語、マンシ語、マリ語、モクシャ語、ノガイ語、オセット語、タタール語、トゥバ語、ウドムルト語、サハ語、ウクライナ語、クリミア・タタール語。
*Wikipedia より
ロシア語
1.Доброе утро (ドーブラエ ウートラ) = おはよう
Добрый день (ドーブライ ヂェン) = こんにちは
Добрый вечер (ドーブライ ヴェーチェル) = こんばんは
2. Здравствуйте! (ズドラーストヴィチェ) = こんにちは
1の3つの挨拶はそれぞれ使える時間帯が決まっていますが、こちらは1日中いつでも使える挨拶です。いっぺんにたくさんの挨拶を覚えるのは大変…!という方はまずはこの挨拶から覚えましょう。
5.До свидания (ダスヴィダーニャ) = さようなら
こちらも直訳すると「また会いましょう」という意味になります。4よりも丁寧な言い方ですので、誰に対して使っても失礼にならない表現です。
6.Спасибо (スパシーバ) = ありがとう
滞在先で「こんにちは」と同じぐらい重要な表現といえば「ありがとう」ですよね。こちらも比較的覚えやすい短い表現ですので、ぜひロシアに行く前はしっかり覚えて、どんどん使ってください。逆に何かをしてあげて「ありがとう」と言われた際には「どういたしまして」の表現となるПожалуйста (パジャールスタ) がさっと出てくると、さらに好印象ですので合わせて覚えておくとよいでしょう。
7.Извините (イズヴィニーチェ) = ごめんなさい
何か小さい失敗をしてしまったり、迷惑をかけてしまった時に使う謝罪の表現です。言われたほうは「気にしないで」という意味のНичего (ニーチェヴォ)と声をかけてあげられるといいですね。
8.Будьте добры (ブッチェ ドーブルィ) = すみません
こちらは英語でいうExcuse meの意味の「すみません」。道を聞きたいときや、人に声をかける際に使える便利な表現です。
*https://isaac-gaikokugo-school.jp/russian/article/russian-greetings より
Да ダー 「はい」
Нет ニェッ(ト) 「いいえ」
*https://ruuski.net/russian-language/russian_answer16/ より
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