いいもの見ぃ~つけた!

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かつて「にせもの」だったものが・・・

2019-02-06 08:59:15 | 独断と偏見
かつて「にせもの」と呼ばれたものが、今では大手を振って売られ・買われ・身につけられている。

日経MJ 2月4日号の記事に「人工宝石に胸キュン」がある。

1970年代「婚約指輪は給料3ケ月分」なんて宣伝文句のおかげで、昭和の人間は「3ケ月分」を必死で確保したものだ(笑

これはある会社のキャッチコピー。
当時「ダイヤモンド市場の大手」である「デ・ビアス社」が映画館などで流したものだとか。
郷ひろみの婚約会見で一気に広まり、それまではよくわからなかった婚約指輪の「基準」を作り出すことに。

しかし、今では「所有欲の減少」もあり、また「資産価値」という考えも乏しくなってきた。

それなら・・・「見栄えで勝負!」とばかり、「人工宝石」に脚光が当たっているらしい。

昭和の時代は「本物志向」と「所有欲」で、なにしろ「いいもの」を求める傾向が強かった。

今は「いいもの」とは何か?
時代とともに変化する「価値観」だが、かつて「にせもの」と呼ばれたものでも躊躇なく選択肢の一つとなっている。

少し前の「フェイクファー・ブーム」然り。
この「フェイクファー」は動物愛護団体の活動もあり、価値観の変化は昭和の「毛皮ブーム」を一掃した感は否めない。
今、「本物いや天然の毛皮」など着ていたら白い目で見られるのかも?

「ダイヤモンド」の価値は「鑑定証」しか今ではわかることもない。
よほどの目利きができる人でなければわからないものだ。

また「ダイヤモンドの採掘・流通」などには「闇の部分」もあり、「毛皮」と同じように敬遠される理由のひとつとも。

「人工宝石」と云えば、京セラの「クレサンベール」が以前からあるが、今ではあの「デ・ビアス社」でも扱っている。

もう「本物-天然」や「人工」なんて関係ないのかも?

「インスタ映え」すりゃどうでもいいのか?とまで辛口な意見も(笑
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