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<都市の異名> 水の都 15.

2022-10-05 06:45:13 | 都市の異名

 「水の都 西条」

 愛媛県西条市は水の都!
 標高西日本一の霊峰石鎚山のふもとに広がる"わが町"愛媛県西条市は水の都です。
 豊富な地下水脈を持ち、市内各地で「うちぬき」と呼ばれる湧水が湧き、どこの家庭でもパイプを7~8メートル地下に 打ち込み、ポンプで水を引いて飲料水としています。
 だから私たちに「水道代」は必要ありません。
 その上、その水はミネラル分を含んだ大変美味しい水で、環境庁の「全国名水百選」のひとつにも 選ばれ、しかも
 その中から2年連続で日本一!に輝きました。
 市内には「水」にちなんだ公園やオブジェクトが整備され、市民の憩いの場として広く親しまれていま す。

 *http://www.dokidoki.ne.jp/home2/satake3/saijo_city.htm より

 日本でも希有な地下水の自噴地帯「水の都西条」国の名水百選にも選出されているうちぬき水/愛媛県西条市 2014.11.10

 西日本最高峰、石鎚山の麓に位置する、愛媛県西条市。
 西条市は、2004年に(旧)西条市、東予市、周桑郡小松町、同丹原町の4市町が合併され誕生しました。
 現在の市の東に位置した旧西条市は、地下から湧き出る自噴水があちこちから出る「水の都」として知られ、古くから人々の喉を潤してきました。
 この地域では、鉄のパイプを15mから30mほど打ち込むだけで良質な地下水が湧き出てくるのです。
 これを「うちぬき」といいます。

 市内にはこのうちぬきが約2,000本あるといわれています。
 旧西条市の水は、日本名水百選にも選ばれた水で、連日、地元はもとより遠くから水を汲みにくる人々が後をたちません。
 一日の自噴量は約9万㎥に及ぶといわれ、生活用水、農業用水、工業用水など広く利用されています。

 豊かな水資源をもつ西条市。
 美しい川が流れ、水を使ったまちづくりが行われています。
 西条駅からすぐにある総合文化会館の西側、アクアトピア水系の噴水の近くにあるうちぬき水。

 また西条市には、うちぬき水だけでなく湧水が出るところがあり、このアクアトピア水系の源泉「観音水」もその一つです。

 旧西条市は、1636年(江戸時代)伊勢神戸の城主である一柳氏が西条藩主となり、二代直重が陣屋を築造し城下町が開かれました。
 その後1670年、松平頼純(徳川家康の孫)が藩主となり、約200年間、三万石の城下町として栄えました。
 その跡が残るお堀は、今も住民の憩いの場所です。

 弘法大師の水にまつわる伝説は数多くありますが、ここにもひとつ、海の中から湧き出る清水の話があります。

 「昔、弘法大師が四国を巡礼している時のこと。石に座り休憩している時、老婆が水を抱えて通りかかりました。大師は喉が乾いていたので老婆から水をもらったのですが、その水は老婆が遥か遠くから汲み取ってきたと知り、大師は錫杖の先で大地を数回突きました。するとそこから綺麗な水が湧き出てきました」

 これが弘法水の始まりだとされています。

 いたるところから湧き出る水。
 そんなこの地域ならではの光景を見つけました。
 畑で育てた野菜を出荷する前に、この豊富な水で野菜を洗う「野菜洗い場」です。

 早朝と夕刻に集まってくる農業者。
 「うちぬきの冷たい水が、野菜の味を引き締め鮮度を保つ」と話していました。

 西日本最高峰、霊峰石鎚山の恩恵を受け、水が枯れることなく湧き続ける西条市。

 ここを訪れると、人は自然と繋がって生きていることを実感します。
 こんなにも、綺麗でおいしい水を私たちに与えてくれている自然。
 都会に暮らしていると、水と命、水と自然の繋がりを、なかなか感じることができません。

 ここは、私たちに水の大切さ教えてくれる地域でもあるかもしれません。
 水の都、西条市。ぜひ、一度足を運んでみませんか。

*https://setouchifinder.com/ja/detail/352 より


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