「ニット 絣(かすり)染め森林和紙ニット」
独自路線で急成長。
泉州ニットは海外製品に負けへんで~。
繊維製品の名産地として知られる泉州地域で急成長を続ける株式会社アイソトープ。高品質かつ低価格な製品づくりをモットーとする同社の看板製品のひとつが、和紙を原料とした抄繊糸(しょうせんし)で紡ぐ「森林和紙ニット」だ。
心地よい肌触り、通気性、軽さがこの製品の魅力。さらに、無地のものが多い中国産に対抗するため、日本の伝統染色方法である絣(かすり)を取り入れた。カラフルな糸で編み上げられた製品は目にも楽しく、アメリカで開催された展示会でも好評を博したという。もともとコストが高いことが難点の抄繊糸だったが、アイソトープは原料となる和紙をつくる製紙業、それを糸に加工する撚糸業、染色業と、各工程に携わるそれぞれの企業と独占契約を結ぶことにより、低価格の素材を開発することができた。資本金50万円でスタートした会社がいまや年商10億円を突破。「品質と低価格」への強いこだわりがこの急成長につながっている。
株式会社アイソトープ 大阪府泉大津市田中町1−3
*https://osaka-sei.m-osaka.com/product/307/ より
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