「臼杵の大生姜-うすきのおおしょうが」
【生産地】臼杵市
【特徴】お多福生姜(おたふくしょうが)ともいう。1つの根茎が、大きいため、調理がしやすい。
【食味】爽やかな芳香と柔らかな辛みがある。
【料理】臼杵の郷土料理きらすまめし、臼杵煎餅、煮物、薬味、香りづけなど
【来歴】国宝の「臼杵石仏(うすきせきぶつ)」で知られる臼杵市では、江戸時代から生姜の栽培が行われており一大産地にもなった歴史がある。「臼杵の大生姜」は、明治40年頃に、四国から臼杵市内門前(もんぜ)に種生姜が導入され、栽培されたのが始まり。しかし、大正時代以降は栽培農家が減少し、自家用程度の栽培にまで減少した。現在は、地元の後藤製菓が、名物の「臼杵煎餅(うすきせんべい)」に臼杵産の有機生姜を使用して製造している。「臼杵煎餅」は、江戸時代に参勤交代の携行食として作られたのが始まりで、小麦粉を原料とする薄めの煎餅生地に生姜と砂糖でつくった蜜を表面に塗ったもの。臼杵市はユネスコの食文化創造都市に認定されている。
【時期】11月下旬
*https://tradveggie.or.jp/44-ooita/#i-9 より
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