「淡雪」
淡雪の特徴
「淡雪(あわゆき)」は白いちごの1つで、果皮が白みがかった淡いピンク色をしています。果肉は白~淡い橙赤色で、果実はやや大きく縦長の円錐形。果皮がかためなので輸送性は良好です。
白いちごは甘くないと思われがちですが、淡雪はほどよい甘味があり、酸味がおだやか。見た目がかわいらしくて、いちごに白い雪がふわふわと降り注いだような外観は、淡雪という名前にピッタリです。
鹿児島県で誕生
来歴については不明ですが、鹿児島県の山下氏が育成して、2013年(平成25年)に登録されています。なお過去には、育成経過の概要として「さがほのかの変異株」という情報がありましたが、2019年8月時点ではこの情報は削除されたようで見つけられませんでした。
淡雪は鹿児島県をはじめ、佐賀県や奈良県、熊本県など各地で栽培が行われています。出荷シーズンは12月頃から4月頃です。
果肉の中まで色づくのが特徴
ちなみに、淡雪に似ている品種に「桃薫(とうくん)」があります。こちらは農研機構が育成した白いちごで、淡雪より2年早い2011年(平成23年)に品種登録されています。果皮は淡雪と同じく淡いピンク色をしていますが、桃薫は熟しても果肉が白いままなのに対し、淡雪は成熟すると果肉の中がほんのり淡赤色に染まりす。
淡雪の選び方(見分け方)
へたが青々として新鮮さがあり、果皮に張りのあるものを選びましょう。淡雪は果皮が薄いピンク色をしているので熟度の状態がわかりにくいですが、へた付近まで淡いピンク色に染まっていて、甘い香りの漂うものを選びます。
へたがしおれていたり、果皮に傷みや変色が見られるものは避けます。
*https://www.kudamononavi.com/zukan/strawberry/awayuki より
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