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<伝統野菜> 和歌山 湯浅なす

2023-04-14 07:27:40 | 伝統野菜

 「湯浅なす」

【生産地】有田郡湯浅町および周辺地域

【特徴】ボールのような真ん丸な形状が特徴。大きいもので直径約10cmにもなる。重さは、通常のナスの2倍~4倍あり、1個400g近くになるものある。

【食味】水分が少なく、実がしっかり詰まっている。火を入れるとトロっと柔らかくなる。

【料理】金山寺味噌、野菜炒め、グラタンなど様々な料理に使える。

【来歴】古くから金山寺味噌などを作るために湯浅で栽培され続けてきた固有種。江戸時代から栽培が始まったとされ、大正時代には和歌山県のなす生産量の約10%を占めていたが、大量生産を追及した管理農業により地元の野菜の流通販路が減少し、併せて湯浅なすを使用した金山寺味噌を生産する人も減少したため、生産農家が減少していった。

平成21(2009)年には、湯浅なすの生産農家が1~2軒までに激減し、絶滅の危機に陥ったが、地元有志が立ち上がり、地域復興を図るためのプロジェクトを設立した。

【時期】7月~10月

*https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%ef%bc%8d30-%e5%92%8c%e6%ad%8c%e5%b1%b1%e7%9c%8c/#i-11 より


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