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<The Wonder 500> ものづくり 379 玄気フレーク

2022-09-28 07:03:05 | The Wonder 500

 「 379 玄気フレーク」

スープやお湯を注ぐだけ!
広島・瀬戸鉄工 玄気フレーク(箱入り)

生の玄米を加工して栄養をまるごとギュッと閉じこめた新感覚の食品です!
玄米は白米に比べて、ビタミンB群や食物繊維などを豊富に含んでいます。こうした栄養成分を、逃がさず一瞬にして高温圧縮加工する「瞬間高温高圧焼成法」により、玄米の栄養を保持したままパフ化することに成功。さらにお湯を加えることで栄養成分が溶け出しやすくなり、摂取しやすいこともわかりました。こうして、玄米のよさを活かし、お湯を注いですぐに食べられる新しいタイプの食品が誕生したのです。

そのまま食べてもあっさりとして美味しいフレークは、エビフライなどの衣に利用してもいい。栄養価も高く、しかもヘルシーなフライは、サクサクの食感が食欲をよりそそります。

*https://gift.kokode.jp/item/detail.php/2111252/ より

 有限会社瀬戸鉄工 広島県呉市川尻町上畑1068-4

 1970年 創業 瀬戸鉄工創業
 当時は、祖父と父が運営するグレーチングや下水管などを製造する鉄工所だった。

 1975年 樹脂成型部門設立
 農業、自動車、電化製品などのプラスチック製品の製造。食品容器の製造もこのころ始まる。

 1980年 法人化/鉄工所から食品業界へ参入
 有限会社瀬戸鉄工として法人化。

 自動車メーカーのプラスチック部品等の成形を手掛ける中、プラスチック容器の製造を請け負っていた近くの珍味メーカーからイカの姿フライの製造を自動化したいとの要請を受け、4〜5年かけて食品焼成装置(イカ姿フライの自動製造設備)を開発。

 1983年 イカの姿フライの製造開始
 イカの姿フライの1次下請けを、自宅横のプレハブにて開始

 1988年 鉄工完全撤退
 この頃、グレーチングなどの鉄から完全に撤退。
 「鉄工所なのに食品加工!?」という意外性がたちまち話題に。

 1989年いりこせんべい開発
 同じ頃、地元の児童がサッカーボールを蹴って骨折したという記事を目にした2代目社長の瀬戸敏秀氏は、「地元で取れるいりこを美味しく食べられるようにすれば、子どもがカルシウム摂取しやすいのではないか?」と商品開発に勤しむ。試行錯誤の末、特殊加工法の「瞬間高温高圧焼成法」を開発。瞬間的にいりこを高圧でプレスし、0.2ミリ以下の薄さでパリッと香ばしく焼き上げた。学校給食に無償提供したところ、児童に大好評。保護者から問い合わせが相次ぎ、「焼きいりこ」と名付けて商品化。お酒のおつまみにも合うと、老若男女問わずの人気商品になった。

 1991年焼きだし開発
 焼きいりこを製造する際に出るいりこ粉をティーバックに入れ、おまけとして配っていたら、良い出汁が出ると評判をよび、「焼きだし」として商品化した。

 1992年 特許を取得
 イカの姿フライの自動化した焼却装置で特許を取得。

 1994年 移転
 現在の所在地に本社工場を移転

 1997年 樹脂成型工場増改築/携帯電話製造開始
 2000年 焼きだしふくが農林水産大臣賞受賞
 むらづくりの全国的な展開を助長し、地域ぐるみの連帯感の醸成及びコミュニティ機能の強化を図り、農林漁業及び農山漁村の健全な発展に資する優良事例として表彰される。

 2003年 いりこ事業部新工場完成
 2005年 3代目社長に瀬戸勝尋が就任(現社長)

 2009年 地域資源活用新事業認定
 2013年 フランス国際見本展示会 SIALにてリーフペッパーがトレンド&イノベーションを受賞
 2015年 クールジャパンセレクト WONDER500に玄気フレークが認定
 2017年 新型食品焼成装置(イカの姿フライ)開発。第一工場増築。焼成装置2台増設。
 2018年 第一回クレワングランプリ受賞


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