今日、午後3時からの「楽器店のリニューアル記念のフロアコンサート」を聴いてきました。
演奏者は、日ごろ親しくさせていただいている中学生ピアニストさん。
プログラムは
1.ヘンデル:シャコンヌ
2.徳山美奈子:ムジカナラ
3.ショパン:エチュード10-4
4.リスト:ハンガリー狂詩曲第12番
彼女の演奏というとショパンやリストのイメージが強かったのですけど、今日は前半の2曲、バロックと現代曲が印象的でした。
ここ1年でいろいろな変化のあった彼女ですが、音の透明度が上がり弱音が実に多彩になってました。現在、フォームを改造中とかで、演奏上難しい問題もあったようなのですが、とにかく細かいパッセージがめちゃくちゃ速くて粒ぞろいになってました。10-4とか黒鍵(アンコール)は、ポリー二も真っ青の速さだったと思います。
フォームを変える時って、ほんとにいったんメチャクチャなことになるので、そんな中で人前で弾くというのは大変だったと思います。・・・(音楽雑誌で以前読んだのですが)近藤嘉宏さんが年齢を考えてこれから先長く弾けるフォームに改造されたそうなんですが、ステージを続けながら変えていくのが一苦労だったと書かれてました。・・・
彼女のフォーム改造後が今から楽しみです。
その同じフロアで、例のベートーベンの会の担当のひとりの方と立ち話をしました。
最終的に15人(これにH先生がふくまれているのかどうか確認してませんが)だそうで、いい感じに集まりました、これから盛り上げていきましょう!ということでした。
いったん帰って、子どもたちのバイオリンのレッスン。
ほかに比べる対象もないので、いったいこの子たちがどのくらい進歩がないのか(・・あるのか?)わからないのですけど、とにかく、少しずつ積み重ねてきたと思ったものが、実はダダ漏れで穴だらけになっているのではないか、と思えるほど、左手(音程)を直せば右手(ボーイング)を忘れる、それらがなんとかなったかなと思うと姿勢がグダグダになっているということの繰り返しで、どういうスパイラルになってるんだろうか・・とため息。
子どもたちの、形容しがたい雑味に覆われた音程と音色を聴く合間合間で、先生のお手本を聴くと、命の洗濯というか命拾いしたような気になります。いや、本当に美しい。・・・もちろん楽器も違いますけど、ここまで違うものでしょうか、音って(驚)。
先生に「(生徒の)伴奏をお願いしたいのですけど」とお話をいただいたのですけど、これが夏場ずっと伴奏していたチェロのO君と同じコンクールの本選。しかも、娘の運動会&発表会の日。
もちろんムリです・・O君ですら引き受けられなかったのですから。
曲は「チゴイネルワイゼン」だったらしく、う~ん、ちょっと残念です。
またの機会にお声かけを!
演奏者は、日ごろ親しくさせていただいている中学生ピアニストさん。
プログラムは
1.ヘンデル:シャコンヌ
2.徳山美奈子:ムジカナラ
3.ショパン:エチュード10-4
4.リスト:ハンガリー狂詩曲第12番
彼女の演奏というとショパンやリストのイメージが強かったのですけど、今日は前半の2曲、バロックと現代曲が印象的でした。
ここ1年でいろいろな変化のあった彼女ですが、音の透明度が上がり弱音が実に多彩になってました。現在、フォームを改造中とかで、演奏上難しい問題もあったようなのですが、とにかく細かいパッセージがめちゃくちゃ速くて粒ぞろいになってました。10-4とか黒鍵(アンコール)は、ポリー二も真っ青の速さだったと思います。
フォームを変える時って、ほんとにいったんメチャクチャなことになるので、そんな中で人前で弾くというのは大変だったと思います。・・・(音楽雑誌で以前読んだのですが)近藤嘉宏さんが年齢を考えてこれから先長く弾けるフォームに改造されたそうなんですが、ステージを続けながら変えていくのが一苦労だったと書かれてました。・・・
彼女のフォーム改造後が今から楽しみです。
その同じフロアで、例のベートーベンの会の担当のひとりの方と立ち話をしました。
最終的に15人(これにH先生がふくまれているのかどうか確認してませんが)だそうで、いい感じに集まりました、これから盛り上げていきましょう!ということでした。
いったん帰って、子どもたちのバイオリンのレッスン。
ほかに比べる対象もないので、いったいこの子たちがどのくらい進歩がないのか(・・あるのか?)わからないのですけど、とにかく、少しずつ積み重ねてきたと思ったものが、実はダダ漏れで穴だらけになっているのではないか、と思えるほど、左手(音程)を直せば右手(ボーイング)を忘れる、それらがなんとかなったかなと思うと姿勢がグダグダになっているということの繰り返しで、どういうスパイラルになってるんだろうか・・とため息。
子どもたちの、形容しがたい雑味に覆われた音程と音色を聴く合間合間で、先生のお手本を聴くと、命の洗濯というか命拾いしたような気になります。いや、本当に美しい。・・・もちろん楽器も違いますけど、ここまで違うものでしょうか、音って(驚)。
先生に「(生徒の)伴奏をお願いしたいのですけど」とお話をいただいたのですけど、これが夏場ずっと伴奏していたチェロのO君と同じコンクールの本選。しかも、娘の運動会&発表会の日。
もちろんムリです・・O君ですら引き受けられなかったのですから。
曲は「チゴイネルワイゼン」だったらしく、う~ん、ちょっと残念です。
またの機会にお声かけを!