7月以来、ひさしぶりにチェンバロのレッスンに行ってまいりました。
先生のお宅はうちからなぜか片道1時間半もかかってしまうので(同じ市内なのに)、いつも半日仕事です。
今日は、いつもの教則本でのオーバーレガートの練習と、前回も弾いたダカンの「かっこう」。
「かっこう」はご存知の方も多いと思いますけど、けっこう子ども用の本に載っています。そこそこ速い曲なので指が動く必要はありますけど、ピアノで弾くとそこまで難しいとは思わないのですが、もう今日は「ゼーゼー・・」でした。
右手はずーっと細かい16分音符ですが、これに4つずつ切れ目を入れて弾く。でも、打鍵は上からではなく、突付くわけでもなく「なんでもないようにシレっと、鍵盤につけたまま」弾く。
鍵盤につけたまま弾くっていわれても、チェンバロの鍵盤を押すと「カクン」とくるところがあって、そこをポチッと押さないと音は鳴りません。
しかも、右手の細かい16分音符の中に強調すべき音があるのですが、これは「ある程度保って」弾く。
行った先の楽器や会場の音響によってその「保ち加減」を調節しなければならないそうです。
で左手の「♪カッコ~」という鳴き声にあたる音は、「指をお出かけするように伸ばして押さえ、そのまま手前に引くように離す」。
言葉でいうとわかりにくいですが・・・真似するのはもっと難しいです(爆)。
だいたい「指がお出かけする」ってなんですか?「手は鍵盤においたまま、指の関節だけを伸展させて音を出す」ということらしいのですが、何回言われてもやらされてもよくできません(泣)。
・・・チェンバロって鍵盤がついてるから、なんだか弾けそうに思えますけど、中身違いすぎますっ!全然姿の違う楽器のほうがそれなりに覚悟するからまだマシかもしれません・・・
先生それは熱心にいちいち止めて教えてくださってて、ふと我にかえられたのか(爆)、
「・・えっと教えすぎ?これあんまりやるとピアノ弾きにくくなるのよねえ」
いえ、教えすぎってことはないですけど、月1回で、うちに楽器もないし、そこまで教えていただいても身に付くものかどうか・・・
先生のおっしゃることから推理するに、どうも私は「すぐできるけど、すぐ忘れ」「なかなか打たれ強い」(笑)らしい。
先生、「教則本でオーバーレガートの練習ばっかりやっててもねえ・・実際に曲弾いてみましょうか、そろそろ。フランスものの<うねうね~>っていう感じの、フランス語みたいにリエゾンしている曲。ベートーベン(のピアノ曲)を一方で弾いてて、そういう<うねうね~>っていうの弾いても大丈夫?」とおっしゃって、「田園」とかいう曲の楽譜を見せてくださいましたけど、オーバーレガートやよくわからないトリルだらけで、「えっと、これってどーやって読むんですか?」な感じ。
トリルから指使いから書いてくださったんですけど、それでやっとなんとかわかるかな・・という心細い状況です。
あと私がちょっとだけ弾いていった、クープランの「葦」はこれまた、オーバーレガートとトリルの練習になる曲だったようで、
「この曲ね、いいわよねえ~(・・うっとり)。仮装さんもリストやベートーベンをガーっと弾くのもいいけど、こういうのどう?リサイタルとかで弾いてみたら」と言われました。
・・・・リスト&べートーベン・・「ガーっ」でひとまとめ・・・(苦笑)
チェンバロの先生はたぶん、私のピアノは昨年の6手連弾と、ショパンの10-4(犬にでもくれてやりたいようなひどい演奏・・いや、犬に差し上げるのも失礼なような)しか聴いておられないはずなんですけど、とにかく「打鍵が強すぎる。強いからトリルがつぶれる」といつもいわれてます。要は、楽器に応じた弾き方ができてない、という話なんですけどね。
なんだかわかりませんけど、私もチェンバロに関しては、バッハやスカルラッティから、フレンチバロックに気分的にはシフトしてまして、しばらくはクープランあたりを弾いていこうかな、と思っております。
・・・リサイタルで弾くってことはないと思いますけどね。だいたいそのようなものをやる予定もないし・・・
先生のお宅はうちからなぜか片道1時間半もかかってしまうので(同じ市内なのに)、いつも半日仕事です。
今日は、いつもの教則本でのオーバーレガートの練習と、前回も弾いたダカンの「かっこう」。
「かっこう」はご存知の方も多いと思いますけど、けっこう子ども用の本に載っています。そこそこ速い曲なので指が動く必要はありますけど、ピアノで弾くとそこまで難しいとは思わないのですが、もう今日は「ゼーゼー・・」でした。
右手はずーっと細かい16分音符ですが、これに4つずつ切れ目を入れて弾く。でも、打鍵は上からではなく、突付くわけでもなく「なんでもないようにシレっと、鍵盤につけたまま」弾く。
鍵盤につけたまま弾くっていわれても、チェンバロの鍵盤を押すと「カクン」とくるところがあって、そこをポチッと押さないと音は鳴りません。
しかも、右手の細かい16分音符の中に強調すべき音があるのですが、これは「ある程度保って」弾く。
行った先の楽器や会場の音響によってその「保ち加減」を調節しなければならないそうです。
で左手の「♪カッコ~」という鳴き声にあたる音は、「指をお出かけするように伸ばして押さえ、そのまま手前に引くように離す」。
言葉でいうとわかりにくいですが・・・真似するのはもっと難しいです(爆)。
だいたい「指がお出かけする」ってなんですか?「手は鍵盤においたまま、指の関節だけを伸展させて音を出す」ということらしいのですが、何回言われてもやらされてもよくできません(泣)。
・・・チェンバロって鍵盤がついてるから、なんだか弾けそうに思えますけど、中身違いすぎますっ!全然姿の違う楽器のほうがそれなりに覚悟するからまだマシかもしれません・・・
先生それは熱心にいちいち止めて教えてくださってて、ふと我にかえられたのか(爆)、
「・・えっと教えすぎ?これあんまりやるとピアノ弾きにくくなるのよねえ」
いえ、教えすぎってことはないですけど、月1回で、うちに楽器もないし、そこまで教えていただいても身に付くものかどうか・・・
先生のおっしゃることから推理するに、どうも私は「すぐできるけど、すぐ忘れ」「なかなか打たれ強い」(笑)らしい。
先生、「教則本でオーバーレガートの練習ばっかりやっててもねえ・・実際に曲弾いてみましょうか、そろそろ。フランスものの<うねうね~>っていう感じの、フランス語みたいにリエゾンしている曲。ベートーベン(のピアノ曲)を一方で弾いてて、そういう<うねうね~>っていうの弾いても大丈夫?」とおっしゃって、「田園」とかいう曲の楽譜を見せてくださいましたけど、オーバーレガートやよくわからないトリルだらけで、「えっと、これってどーやって読むんですか?」な感じ。
トリルから指使いから書いてくださったんですけど、それでやっとなんとかわかるかな・・という心細い状況です。
あと私がちょっとだけ弾いていった、クープランの「葦」はこれまた、オーバーレガートとトリルの練習になる曲だったようで、
「この曲ね、いいわよねえ~(・・うっとり)。仮装さんもリストやベートーベンをガーっと弾くのもいいけど、こういうのどう?リサイタルとかで弾いてみたら」と言われました。
・・・・リスト&べートーベン・・「ガーっ」でひとまとめ・・・(苦笑)
チェンバロの先生はたぶん、私のピアノは昨年の6手連弾と、ショパンの10-4(犬にでもくれてやりたいようなひどい演奏・・いや、犬に差し上げるのも失礼なような)しか聴いておられないはずなんですけど、とにかく「打鍵が強すぎる。強いからトリルがつぶれる」といつもいわれてます。要は、楽器に応じた弾き方ができてない、という話なんですけどね。
なんだかわかりませんけど、私もチェンバロに関しては、バッハやスカルラッティから、フレンチバロックに気分的にはシフトしてまして、しばらくはクープランあたりを弾いていこうかな、と思っております。
・・・リサイタルで弾くってことはないと思いますけどね。だいたいそのようなものをやる予定もないし・・・