昨日、知人(ピアノの先生をされています)と四十肩話で盛り上がること、盛り上がること。
知人「後ろに手が回らなくてジッパーの上げ下ろしができないのよねえ」
私 「そうそう・・・。で朝、痛みで目が覚める」
知人「動くのほうの手で『よいしょ』と痛い肩を持って、寝返りを打つ」
私 「おお・・まさにそう」
知人「でも、いつのまにか治るのよ、不思議と」
その傍らで知人のお嬢さん、クスクス笑いっぱなし。
・・・笑いごとじゃありませんぜ。
よく「そのトシになってみないとわからないことがある。60代は60代、70代は70代で」という話をききますけど、ほんとにそうです。
同じ「痛い」といっても子どもが「足が痛い」というと、多くが成長痛といわれるもので(稀に重篤な病の場合もありますけど)、これはこれで本人たちにとっては未知の痛みで心配なもの。
私は今のところ、更年期障害や老眼の兆候は感じませんけれど、こういうものも間もなくであろうと思います。子どものころだったら「それは・・・大人になるのよ」とか「若いころは近視が進むからねえ」と言われていたようなことが、「それは・・・卒業するのよ(何を?)」とか、「ピント機能が落ちてくるからねえ」という話になるのであって、それはそれで味わって階段を少しずつ降りていかなくてはなりません。
で、なんの話をしたかったかというと・・・
さっき友人のブログを見てみたならば、「首が痛くて整形外科にいってみたら、長時間ピアノを弾いていたことによる筋肉痛だった」ということが書いてありました。
お医者さん、「なんかヘンなことやってませんか?」とたずねられたらしい。
友人は「・・ヘンなこと?」と痛い(?)首を傾げながらも(笑)、「ピアノを弾いてます」と応えたのだそう。
で、お医者さん「・それは狂ったように弾いてますか?」(爆)と。
「狂ったようにかどうかわかりませんけど、3時間ほど弾くこともあります」と言ったならば「それは充分『狂ったように』です」みたいなことを言われたらしいです。
たぶん、もう少し若いころなら少々ムリな姿勢で長時間弾いてもどうってことなかったんだと思います。40代も佳境に入ってくると、前傾姿勢が続いたり、力の入れ方が不自然だったりすると、あちこち故障が出てきます。
若いころって背中が丸くてダラっとした姿勢でも、そんなにきつくないですけど、今の私にあの姿勢で長く歩けと言われたら、たぶんあっという間に腰痛起こします。
・・といってそんなに姿勢いいわけでもないですけど。
私の今までの人生の中でいちばん姿勢がよかったのは、3年ほど日舞を習っていたころだと思うのですけど、これは結局一番楽な姿勢だったです。
ピアノを弾くのはいろいろ複雑な動作があるので、姿勢も簡単に決まらないのですけれど、日々「今の自分にいい姿勢」を求めて試行錯誤中です。
体重のかけかたや重心の問題は、子どもたちのヴァイオリンのレッスンを見学することが大いに役立っており、姿勢のちょっとした変化でたちまち音が音にならなくなる楽器から学ぶことは計り知れないです。
それなりの方法で弾けば、かなりの高齢まで現役でピアノを弾けることは、巨匠方が残された映像を見てもあきらかなことです。
トシを重ねれば重ねるほど、自分を点検(病気の早期発見とかだけでなく)することが必要になってくるのかもしれない・・とあらためて思いました。
知人「後ろに手が回らなくてジッパーの上げ下ろしができないのよねえ」
私 「そうそう・・・。で朝、痛みで目が覚める」
知人「動くのほうの手で『よいしょ』と痛い肩を持って、寝返りを打つ」
私 「おお・・まさにそう」
知人「でも、いつのまにか治るのよ、不思議と」
その傍らで知人のお嬢さん、クスクス笑いっぱなし。
・・・笑いごとじゃありませんぜ。
よく「そのトシになってみないとわからないことがある。60代は60代、70代は70代で」という話をききますけど、ほんとにそうです。
同じ「痛い」といっても子どもが「足が痛い」というと、多くが成長痛といわれるもので(稀に重篤な病の場合もありますけど)、これはこれで本人たちにとっては未知の痛みで心配なもの。
私は今のところ、更年期障害や老眼の兆候は感じませんけれど、こういうものも間もなくであろうと思います。子どものころだったら「それは・・・大人になるのよ」とか「若いころは近視が進むからねえ」と言われていたようなことが、「それは・・・卒業するのよ(何を?)」とか、「ピント機能が落ちてくるからねえ」という話になるのであって、それはそれで味わって階段を少しずつ降りていかなくてはなりません。
で、なんの話をしたかったかというと・・・
さっき友人のブログを見てみたならば、「首が痛くて整形外科にいってみたら、長時間ピアノを弾いていたことによる筋肉痛だった」ということが書いてありました。
お医者さん、「なんかヘンなことやってませんか?」とたずねられたらしい。
友人は「・・ヘンなこと?」と痛い(?)首を傾げながらも(笑)、「ピアノを弾いてます」と応えたのだそう。
で、お医者さん「・それは狂ったように弾いてますか?」(爆)と。
「狂ったようにかどうかわかりませんけど、3時間ほど弾くこともあります」と言ったならば「それは充分『狂ったように』です」みたいなことを言われたらしいです。
たぶん、もう少し若いころなら少々ムリな姿勢で長時間弾いてもどうってことなかったんだと思います。40代も佳境に入ってくると、前傾姿勢が続いたり、力の入れ方が不自然だったりすると、あちこち故障が出てきます。
若いころって背中が丸くてダラっとした姿勢でも、そんなにきつくないですけど、今の私にあの姿勢で長く歩けと言われたら、たぶんあっという間に腰痛起こします。
・・といってそんなに姿勢いいわけでもないですけど。
私の今までの人生の中でいちばん姿勢がよかったのは、3年ほど日舞を習っていたころだと思うのですけど、これは結局一番楽な姿勢だったです。
ピアノを弾くのはいろいろ複雑な動作があるので、姿勢も簡単に決まらないのですけれど、日々「今の自分にいい姿勢」を求めて試行錯誤中です。
体重のかけかたや重心の問題は、子どもたちのヴァイオリンのレッスンを見学することが大いに役立っており、姿勢のちょっとした変化でたちまち音が音にならなくなる楽器から学ぶことは計り知れないです。
それなりの方法で弾けば、かなりの高齢まで現役でピアノを弾けることは、巨匠方が残された映像を見てもあきらかなことです。
トシを重ねれば重ねるほど、自分を点検(病気の早期発見とかだけでなく)することが必要になってくるのかもしれない・・とあらためて思いました。