「ベートーヴェンを弾く会」の監修H先生のレッスンを受けてまいりました。
ちょっと前から、肩や手がちょっと不調だったのですけど、昨日あたりから右手2と4の動きがいまいち。外すはずのないところで音がこぼれる。
なので、今日のレッスンは1時間しかないことでもあるし、2楽章とあとはポイントをしぼってご指導いただこうと思ってました。
で、弾く前に「全部は無理ですよね?30分くらいかかりますし」と下心ありありで言ってみたのですけど、「どうして?繰り返しなしで、ささっと全部弾いてみて。30分はかからないから」
・・・はい・・・ささっとですか・・・
慣れたピアノのせいか、リピートなしだったせいか、昨日で懲りて力を抜く箇所をたくさん作ったせいか、かなり楽でした。通しで弾いてもまだいける気がしました。
「えっと、表現は自由です。どう弾いてもかまいません。ただ楽曲の(トータルな)表現としてみた場合に、荒削りなところを調えて(洗練されたものにして)いく、という点をちょっとやってみます」
で冒頭。
「最初(のユニゾン)はいいです。そのあとのトリル。トリルでベートーヴェンが訴えたいことがあると思います。なるべくたくさん入れたほうがいい。トリルに専念してください(笑)」
指の調子もですけど、ほんとに今日はトリルがすっこ抜けまして、困ったものでした。
「えっとね、数えて7回は入れるつもりで。そのためには手を固めてしまうのでなく、その前でちょっと抜きます」
・・・そうはいってもできるものでは・・・・いや、できました。自分でも驚きました。
「それでいいです。あとは、メロディーの流れを考えると突出させてはいけない音があります。それを調える」
「第2テーマ。窓を開けたように気持ちを変えて。今の弾き方では冒頭とあまり変わらないんですよ、姿勢も。ここは攻撃的に弾くのではなく『受ける』。メロディーは極力指番号通りにレガートでつなぐ。やってみて。・・・・ペダルが濁ってます・・・やっぱり濁る。絶対に濁らせないように。・・・・・そう、いいです。ここはちょっと気持ちを変えるだけで変わってくるとこです」
「一楽章でなにかあります?ほんとは何楽章を弾きたかったの?」
「二楽章です。どうしても自分のなかで違和感があります」
「あ・・はい。そうですね。まずテーマのテンポが揺れてます」
ということで、バスを一音一音検証。メロディーでやるとわからなくなるから、ということで。
保つべき音と進むべき音、そしてさっと流す音を区別して、4小節ほどを何度も練習。
アンダンテなので歩くように、そして歌のように音を保ってその響きのサイクルにのればうまくいくはず。テンポは保たなければならないけれど、拍は刻まず身体の芯で感じて、手は流れにまかせる。
変奏曲なので、全体のテンポの設定の仕方(基準の作りかた)を教えていただき、あとはペダル。
分散和音のところ、音の動きを生かすために、ペダルを踏んで和音にしてしまわないほうがいい、と。これと似たようなことを(別の箇所ですけど)、ピアニストのM氏にも先だって言われました。時代的(古典派)なこともあると思います。
「二楽章、細かいことをやりすぎるのよ。でもやりたくなるのよね。私も前は細かく弾いててああでもない、こうでもない、といろいろやってみたのだけど、どうしてもうまくいかなくて結局、何もしない。流れにまかせる・・ということなのよ」
・・・なんだか緒形拳さんがおっしゃっていた「下手だなあ、って言われたら最高のほめ言葉」を彷彿とさせます。
でもたぶん、細かいことをやってやってやりまくって到達する境地ですね。いきなり何もしなかったら、ほんとに空っぽということになりそうです。
3楽章は、「ベースがぬけるのよ。まず、ベースを弾いてから次がある。時間に間に合わせようと思ってぬけてはダメ。フレーズの終わりのほうで焦ってちゃんと弾いてないようなところもあるから注意して」
・・・言い訳すると、やっぱり速い曲なので、ベースを弾く動作がなかなか間に合わず空振りになってしまうんですよねえ。
1時間の内容はだいたいこんなところです。
「集中して弾くべき箇所は、そのまま弾けばいい」とのことなので(これはM氏もほぼ同じ意見でした)、まあ、テンションの高いところは何を言っても聞きゃしないだろう・・・ということでしょうか(爆)。
先生は今日4時間ぶっ続け、休憩もなしでベートーヴェンのソナタ4曲レッスンされたはず。
先生って大変ですねえ・・・しかも最後が「熱情」全楽章。夜7時でこのテンションですか。私、先生よりはだいぶ若いと思いますけど、かないません。
でも考えてみれば、9日は一日中ソナタを聴き続け、自分も弾かなければならないわけで・・・生きて帰れるのか?
でも、なんとなく全楽章にわたる「気」が充実してきたような感じがします。
本日先生からもいただいたかもしれません。
あとは身体ですね・・・って「気」が先かい?ってところですが(笑)。
ちょっと前から、肩や手がちょっと不調だったのですけど、昨日あたりから右手2と4の動きがいまいち。外すはずのないところで音がこぼれる。
なので、今日のレッスンは1時間しかないことでもあるし、2楽章とあとはポイントをしぼってご指導いただこうと思ってました。
で、弾く前に「全部は無理ですよね?30分くらいかかりますし」と下心ありありで言ってみたのですけど、「どうして?繰り返しなしで、ささっと全部弾いてみて。30分はかからないから」
・・・はい・・・ささっとですか・・・
慣れたピアノのせいか、リピートなしだったせいか、昨日で懲りて力を抜く箇所をたくさん作ったせいか、かなり楽でした。通しで弾いてもまだいける気がしました。
「えっと、表現は自由です。どう弾いてもかまいません。ただ楽曲の(トータルな)表現としてみた場合に、荒削りなところを調えて(洗練されたものにして)いく、という点をちょっとやってみます」
で冒頭。
「最初(のユニゾン)はいいです。そのあとのトリル。トリルでベートーヴェンが訴えたいことがあると思います。なるべくたくさん入れたほうがいい。トリルに専念してください(笑)」
指の調子もですけど、ほんとに今日はトリルがすっこ抜けまして、困ったものでした。
「えっとね、数えて7回は入れるつもりで。そのためには手を固めてしまうのでなく、その前でちょっと抜きます」
・・・そうはいってもできるものでは・・・・いや、できました。自分でも驚きました。
「それでいいです。あとは、メロディーの流れを考えると突出させてはいけない音があります。それを調える」
「第2テーマ。窓を開けたように気持ちを変えて。今の弾き方では冒頭とあまり変わらないんですよ、姿勢も。ここは攻撃的に弾くのではなく『受ける』。メロディーは極力指番号通りにレガートでつなぐ。やってみて。・・・・ペダルが濁ってます・・・やっぱり濁る。絶対に濁らせないように。・・・・・そう、いいです。ここはちょっと気持ちを変えるだけで変わってくるとこです」
「一楽章でなにかあります?ほんとは何楽章を弾きたかったの?」
「二楽章です。どうしても自分のなかで違和感があります」
「あ・・はい。そうですね。まずテーマのテンポが揺れてます」
ということで、バスを一音一音検証。メロディーでやるとわからなくなるから、ということで。
保つべき音と進むべき音、そしてさっと流す音を区別して、4小節ほどを何度も練習。
アンダンテなので歩くように、そして歌のように音を保ってその響きのサイクルにのればうまくいくはず。テンポは保たなければならないけれど、拍は刻まず身体の芯で感じて、手は流れにまかせる。
変奏曲なので、全体のテンポの設定の仕方(基準の作りかた)を教えていただき、あとはペダル。
分散和音のところ、音の動きを生かすために、ペダルを踏んで和音にしてしまわないほうがいい、と。これと似たようなことを(別の箇所ですけど)、ピアニストのM氏にも先だって言われました。時代的(古典派)なこともあると思います。
「二楽章、細かいことをやりすぎるのよ。でもやりたくなるのよね。私も前は細かく弾いててああでもない、こうでもない、といろいろやってみたのだけど、どうしてもうまくいかなくて結局、何もしない。流れにまかせる・・ということなのよ」
・・・なんだか緒形拳さんがおっしゃっていた「下手だなあ、って言われたら最高のほめ言葉」を彷彿とさせます。
でもたぶん、細かいことをやってやってやりまくって到達する境地ですね。いきなり何もしなかったら、ほんとに空っぽということになりそうです。
3楽章は、「ベースがぬけるのよ。まず、ベースを弾いてから次がある。時間に間に合わせようと思ってぬけてはダメ。フレーズの終わりのほうで焦ってちゃんと弾いてないようなところもあるから注意して」
・・・言い訳すると、やっぱり速い曲なので、ベースを弾く動作がなかなか間に合わず空振りになってしまうんですよねえ。
1時間の内容はだいたいこんなところです。
「集中して弾くべき箇所は、そのまま弾けばいい」とのことなので(これはM氏もほぼ同じ意見でした)、まあ、テンションの高いところは何を言っても聞きゃしないだろう・・・ということでしょうか(爆)。
先生は今日4時間ぶっ続け、休憩もなしでベートーヴェンのソナタ4曲レッスンされたはず。
先生って大変ですねえ・・・しかも最後が「熱情」全楽章。夜7時でこのテンションですか。私、先生よりはだいぶ若いと思いますけど、かないません。
でも考えてみれば、9日は一日中ソナタを聴き続け、自分も弾かなければならないわけで・・・生きて帰れるのか?
でも、なんとなく全楽章にわたる「気」が充実してきたような感じがします。
本日先生からもいただいたかもしれません。
あとは身体ですね・・・って「気」が先かい?ってところですが(笑)。