自分の演奏についての覚書(?)は以上ということで、そのほかのことをいろいろ。
会場につきましたら、Y社のS氏とばったり。
「あれ?仮装さん?」
「今日弾くんですよ」
「ええ?・・(プログラムを見て)あ、ほんとだ。あちこちでお会いしますねえ」
・・・ほんとですよ、もう。11月のベートーヴェンの会、同月の某先生の発表会、そして今回。行く先行く先、いや弾く先弾く先でお会いします。たまたま、S氏担当の先生方と私がお世話になっている先生方が重なっている、ということなんですけどね。
前半は子どもたちの演奏が12人ありました。
ほぼ全員を会場にて拝聴。・・ええ、私、発表会マニアですので(笑)。
小さい子から年齢順に弾かせるというスタイルではなく(プログラムに年齢の記載はありませんでしたが、どうみても年齢順ではなかったです)、曲中心の配列。
ということは、学習年数とか年齢というよりは、その曲に対するそれぞれの完成度というか誠実さが問われるということになり、身のたけにあった曲をきちんと曲として仕上げるという姿勢が伝わってきました。
ここの門下は、(こういう表現が適切かどうかわかりませんが)みっちりとした確実な音を出されます。止まったり間違ったりがなかったわけではありませんでしたが、手に汗にぎるような事態にはならないのは、やはりきちんと練習を積んでどこか安心感のある演奏だったからでしょう。
大人のほうは、みんな堂々の演奏でした・・・ご本人たちはそうでもなかったのかもしれませんが・・・。
靴と靴下を忘れたまつやん(爆)も、なにごともなかったかのように、苦悩と美しさと歌にあふれたシューベルトを展開。
直前まで、暗譜は大丈夫?とこちらまでついいらぬ心配をしてしまっていたかじやんも、一本スジの通ったリストを熱演。
毎日ほどブログで「スケールがスケールが」とブチブチ言っていたよっしー^^も、スケールのミスは実はたいしたことなく、オリジナルの斬新な和音を加えたりして(爆)、ベートーヴェン無事終了。
あとのお二人の大人の方も、内容のある充実した演奏で、袖で聴き入りました。
そのあとは連弾とアンサンブル。
連弾は子ども同士、あるいは子どもと親という組み合わせ。
miwako先生の編曲が3曲、あと生徒さんのテーマに基づいてmiwako先生が作られた曲が1曲あって(これは生徒さんとお母さんが弾かれました)、これがいいんですよ、ほんと。
童謡メドレー(なぜか<白鳥の湖>入り・・笑)なんか、いくつかの曲がミックスされている箇所もあって、〇畑セロリ先生バリの、ウィットもん。自作テーマを曲にしてもらった子なんかうれしかったでしょうねえ。・・・私がいうのも僭越なんですけど、・・・・いい先生だあ~!
アンサンブルは(アコースティック)ギター、パンフルート、バイオリン、エレキギター、テナーサックスとさまざまな楽器が登場。
子どもたちも静かに聴いてました。演奏者はだいたいがおじさまがたなのですが(・・いえ、あの、お、おにいさん、です・・)、ほんとお上手です。ビョー気的音楽好き(あの、リョー気的ではないです、念のため)、の一人として、共感を覚えました。今度どなたか私とも遊んでください、演奏でです、もちろん。
バイオリンは、かじやんさん母娘でベートーベンのロマンス。私が聴いたのはサークルの発表会以来ですけど、娘さん、短期間にすばらしい進歩!お母さんもタイミングをよくはかっていたし、弦の奏法に心くばりした伴奏でした。二人の部分を充実させると、一人で弾く部分もクオリティをあげていかないといけないし、一人の部分も次の二人の部分につながるので(何を言ってるのかよくわからなくてすみません)、伴奏というのは見かけより大変ですよね。私はまずこの日本語における「伴奏」という言葉に抵抗があって、やっぱり自分のなかでは「デュオ」だよなあ、と思ってます。・・対等、もしくは対等以上。丁々発止とやりましょう、ということではないにしても・・。
最後は、miwako先生によるモーツァルトの幻想曲ハ短調。
私も好きな曲なのですが、幻想曲というにふさわしく、いろいろな曲想が次々と出てきて、どうかすると散漫な印象になりますし、モーツァルトのなかでは音が厚い曲なので、これまたどうかすると「ベートーヴェンじゃないんだから」と言われてしまいそうな曲。
そのあたりのバランスというか、これまた私がいうのもおこがましいのですが、ペダルの分量等で時代的な配慮をし、それぞれの想念(曲想)を想念として漂わせながらも底辺でつなげているという、非常に難しいところを見事に表現されていたと思います。
いい発表会でした、ほんとに。
帰りは、子どもたちと合流。おもちゃ屋に行ったり、食事をしたり、大通りのイルミネーションを見て歩いたり。
そうそう楽器店で、こんな本(テキスト)を買いました。
「NHK スーパーピアノレッスン シフと挑むベートーベンの協奏曲」
なんと12月20日の昼が第1回でした(泣)。これすごいです、1番から5番までやるんですけど、小菅優さんがオケパート(3番)弾いたり、ソロパート弾いたり(5番)。もちろん、ほかのレッスン生もすごい方々のようです。
さて、今日からは心を入れ替えて、年末進行ですっ!
会場につきましたら、Y社のS氏とばったり。
「あれ?仮装さん?」
「今日弾くんですよ」
「ええ?・・(プログラムを見て)あ、ほんとだ。あちこちでお会いしますねえ」
・・・ほんとですよ、もう。11月のベートーヴェンの会、同月の某先生の発表会、そして今回。行く先行く先、いや弾く先弾く先でお会いします。たまたま、S氏担当の先生方と私がお世話になっている先生方が重なっている、ということなんですけどね。
前半は子どもたちの演奏が12人ありました。
ほぼ全員を会場にて拝聴。・・ええ、私、発表会マニアですので(笑)。
小さい子から年齢順に弾かせるというスタイルではなく(プログラムに年齢の記載はありませんでしたが、どうみても年齢順ではなかったです)、曲中心の配列。
ということは、学習年数とか年齢というよりは、その曲に対するそれぞれの完成度というか誠実さが問われるということになり、身のたけにあった曲をきちんと曲として仕上げるという姿勢が伝わってきました。
ここの門下は、(こういう表現が適切かどうかわかりませんが)みっちりとした確実な音を出されます。止まったり間違ったりがなかったわけではありませんでしたが、手に汗にぎるような事態にはならないのは、やはりきちんと練習を積んでどこか安心感のある演奏だったからでしょう。
大人のほうは、みんな堂々の演奏でした・・・ご本人たちはそうでもなかったのかもしれませんが・・・。
靴と靴下を忘れたまつやん(爆)も、なにごともなかったかのように、苦悩と美しさと歌にあふれたシューベルトを展開。
直前まで、暗譜は大丈夫?とこちらまでついいらぬ心配をしてしまっていたかじやんも、一本スジの通ったリストを熱演。
毎日ほどブログで「スケールがスケールが」とブチブチ言っていたよっしー^^も、スケールのミスは実はたいしたことなく、オリジナルの斬新な和音を加えたりして(爆)、ベートーヴェン無事終了。
あとのお二人の大人の方も、内容のある充実した演奏で、袖で聴き入りました。
そのあとは連弾とアンサンブル。
連弾は子ども同士、あるいは子どもと親という組み合わせ。
miwako先生の編曲が3曲、あと生徒さんのテーマに基づいてmiwako先生が作られた曲が1曲あって(これは生徒さんとお母さんが弾かれました)、これがいいんですよ、ほんと。
童謡メドレー(なぜか<白鳥の湖>入り・・笑)なんか、いくつかの曲がミックスされている箇所もあって、〇畑セロリ先生バリの、ウィットもん。自作テーマを曲にしてもらった子なんかうれしかったでしょうねえ。・・・私がいうのも僭越なんですけど、・・・・いい先生だあ~!
アンサンブルは(アコースティック)ギター、パンフルート、バイオリン、エレキギター、テナーサックスとさまざまな楽器が登場。
子どもたちも静かに聴いてました。演奏者はだいたいがおじさまがたなのですが(・・いえ、あの、お、おにいさん、です・・)、ほんとお上手です。ビョー気的音楽好き(あの、リョー気的ではないです、念のため)、の一人として、共感を覚えました。今度どなたか私とも遊んでください、演奏でです、もちろん。
バイオリンは、かじやんさん母娘でベートーベンのロマンス。私が聴いたのはサークルの発表会以来ですけど、娘さん、短期間にすばらしい進歩!お母さんもタイミングをよくはかっていたし、弦の奏法に心くばりした伴奏でした。二人の部分を充実させると、一人で弾く部分もクオリティをあげていかないといけないし、一人の部分も次の二人の部分につながるので(何を言ってるのかよくわからなくてすみません)、伴奏というのは見かけより大変ですよね。私はまずこの日本語における「伴奏」という言葉に抵抗があって、やっぱり自分のなかでは「デュオ」だよなあ、と思ってます。・・対等、もしくは対等以上。丁々発止とやりましょう、ということではないにしても・・。
最後は、miwako先生によるモーツァルトの幻想曲ハ短調。
私も好きな曲なのですが、幻想曲というにふさわしく、いろいろな曲想が次々と出てきて、どうかすると散漫な印象になりますし、モーツァルトのなかでは音が厚い曲なので、これまたどうかすると「ベートーヴェンじゃないんだから」と言われてしまいそうな曲。
そのあたりのバランスというか、これまた私がいうのもおこがましいのですが、ペダルの分量等で時代的な配慮をし、それぞれの想念(曲想)を想念として漂わせながらも底辺でつなげているという、非常に難しいところを見事に表現されていたと思います。
いい発表会でした、ほんとに。
帰りは、子どもたちと合流。おもちゃ屋に行ったり、食事をしたり、大通りのイルミネーションを見て歩いたり。
そうそう楽器店で、こんな本(テキスト)を買いました。
「NHK スーパーピアノレッスン シフと挑むベートーベンの協奏曲」
なんと12月20日の昼が第1回でした(泣)。これすごいです、1番から5番までやるんですけど、小菅優さんがオケパート(3番)弾いたり、ソロパート弾いたり(5番)。もちろん、ほかのレッスン生もすごい方々のようです。
さて、今日からは心を入れ替えて、年末進行ですっ!