昨日は片付けをしたのですけど、やってもやっても減らない書類・雑誌類の山・・・いったい何屋なんだ、うちは。ペーパーレスといわれるこの時代に、紙にまみれ、チリにまみれ、どうでもいい物モノにスペースを食われまくっているのは、あまりにも哀しすぎます。
その点音楽はいいです。どんどん消えていくので、未練がない(笑)。子どものころは、音楽、とくに演奏というジャンルは形に残らないので寂しいし残念だ(録音という形もあるにはありますけど)、と思っていたのですけど、今は、年のせいなのかなんなのか、そのような「消えモノ」が好ましい。なので、グルメにはほど遠い私ではありますけど、食べものはとりあえず「消える」ので、好きなものとなっております。
今日は、子どもたちのヴァイオリンのレッスンでした。
先週、たくさん課題をいただいた上、遊びに出かけたりしたもので、みていただくのは恐れ多いような状況。とくに、娘は、移弦の多い曲が課題で、昨日になっても実質初見状態でヒドイもんでした。なので、今日も先生のお宅へ伺ったはいいが、トイレ近くに隠れ、「私、今日はあと」と。
習い始めのころは、「息子・娘」の順でレッスンを受けていたのですが(準備の都合で)、待っている間に娘がグタグタになるので、ここのところはずっと「娘・息子」でした。でも、今日は「あとで・・」らしい。
息子は、たくさん課題があったわりに、練習していないわりに(殴)、音程もそうひどくはなく、親としては「まあまあ」という感じだったのですが、先生はなかなかきびしい。「リズム違うよ、お休みがないよ。ちゃんと数えてない」と次々とおっしゃる。・・いや、どれも当たり前のことだし、この曲を一度でもちゃんと私が聴いていたなら、注意をしたに違いないのですが、なにぶん音を拾ってるだけの状態しか見ていないので、リズムもなにも・・・(逃)。
一方娘は、弾く前からベソをかきそうな顔をしていたので、先生も「あれれ、弾く前からムシさんが泣いてるみたいだね」とおっしゃって、パニックにならないように慎重に教えてくださり、過分なおほめの言葉を賜り(爆)、どう聴いても音楽と呼べないような状態の曲も丁寧に教えてくださいました。
・・息子いわく・・・順番が悪かった(殴)。
息子の前のレッスン生がハイレベルなお嬢さんで「テーマの展開の仕方がどうこう」という内容だったのに、いきなり「・・リズムが・・休みが・・」というブツを聴かされて、やっぱり先生もねえ・・ということらしい。いつもなら妹のあとなので、「それなりに・・」と彼は言いますけど、そういう問題かね?
「でも休符なんか思いっきり無視だったじゃん」と私がいいますと、「いや、休んでるんだよ。休んでるんだけど、自分が思っているより短いんだよ」といいます。短い、つうか、無いに等しく聴こえたが、私には・・。そうか休符が存在していることはわかっていたのだな。
では、「タッカ(付点8分音符+16分音符)のリズムは?」とききますと、「それはあまりよくわかってなかったかも」と。
このリズムがひどく甘いわけです、彼は。先生がとなりで「タタタタ」と細かくカウントをとってそこに入れさせられること数回。ピアノでもそう簡単なリズムではないですけど、ヴァイオリンは弓の問題がありますので、細かいリズムはおそらくピアノ以上の機敏さが要ると思います。それとついでながら、ピアノだと4分音符でも全音符でも、単独で弾くときは「ポン」と押すのみで、あとは手を離さないかどうか、ペダルを離さないかどうか、気持ちが続いているかどうか・・という問題になりますけど、弦楽器は音の長さいっぱいは弓で弾かなければなりません・・・・当然のことですが(これは管楽器でも声楽でも同じことですよね)。
これはやってみるとわかることですけど、慣れない私には、音価を守って弓が足らなくならないよう配慮する、あるいは短い音をきちっと入れるというのは、とてもとても難しいこと。ピアノを弾くうえでは、リズムに苦労することはあまりないのですけど、ヴァイオリンではとてもとてもできません・・というかそれ以前に弾けないのですけど(爆)。
息子は、短い音(スタッカートなども)を弾こうとすると、弓が浮いてしまうのだけれど、先生によると「弓が浮くから、逆にきちんとリズムがとれない、ということもある」ということです。
・・これって言えてますねえ。ピアノでも、「リズム感がもひとつだから弾けない」、逆に「指先が定着していないからリズムが刻めない」どっちもありですね。
短い音符というのは、指先のほんとに狭い面積に神経がハリのように集中して初めて音になるところがあって、この集中の度合いというのは、自分で感じていくしかないようですが、なかなか難しい。
そのあたり、ヴァイオリンでは弓でやることですので、これは考えただけで難しい。半年で曲がりなりにも子どもたちがなんらかの曲が弾けるようになっただけで、まったく弾けない親は「エライ」と思ってしまうのですけど、そんなことで感心していてはいけませんね(汗)。
・・とこういうことを書くと、「なんで、そういう楽器を弾いてるのに自分は尊敬してもらえないのか」と旦那が言いそうですけど・・・(逃)
その点音楽はいいです。どんどん消えていくので、未練がない(笑)。子どものころは、音楽、とくに演奏というジャンルは形に残らないので寂しいし残念だ(録音という形もあるにはありますけど)、と思っていたのですけど、今は、年のせいなのかなんなのか、そのような「消えモノ」が好ましい。なので、グルメにはほど遠い私ではありますけど、食べものはとりあえず「消える」ので、好きなものとなっております。
今日は、子どもたちのヴァイオリンのレッスンでした。
先週、たくさん課題をいただいた上、遊びに出かけたりしたもので、みていただくのは恐れ多いような状況。とくに、娘は、移弦の多い曲が課題で、昨日になっても実質初見状態でヒドイもんでした。なので、今日も先生のお宅へ伺ったはいいが、トイレ近くに隠れ、「私、今日はあと」と。
習い始めのころは、「息子・娘」の順でレッスンを受けていたのですが(準備の都合で)、待っている間に娘がグタグタになるので、ここのところはずっと「娘・息子」でした。でも、今日は「あとで・・」らしい。
息子は、たくさん課題があったわりに、練習していないわりに(殴)、音程もそうひどくはなく、親としては「まあまあ」という感じだったのですが、先生はなかなかきびしい。「リズム違うよ、お休みがないよ。ちゃんと数えてない」と次々とおっしゃる。・・いや、どれも当たり前のことだし、この曲を一度でもちゃんと私が聴いていたなら、注意をしたに違いないのですが、なにぶん音を拾ってるだけの状態しか見ていないので、リズムもなにも・・・(逃)。
一方娘は、弾く前からベソをかきそうな顔をしていたので、先生も「あれれ、弾く前からムシさんが泣いてるみたいだね」とおっしゃって、パニックにならないように慎重に教えてくださり、過分なおほめの言葉を賜り(爆)、どう聴いても音楽と呼べないような状態の曲も丁寧に教えてくださいました。
・・息子いわく・・・順番が悪かった(殴)。
息子の前のレッスン生がハイレベルなお嬢さんで「テーマの展開の仕方がどうこう」という内容だったのに、いきなり「・・リズムが・・休みが・・」というブツを聴かされて、やっぱり先生もねえ・・ということらしい。いつもなら妹のあとなので、「それなりに・・」と彼は言いますけど、そういう問題かね?
「でも休符なんか思いっきり無視だったじゃん」と私がいいますと、「いや、休んでるんだよ。休んでるんだけど、自分が思っているより短いんだよ」といいます。短い、つうか、無いに等しく聴こえたが、私には・・。そうか休符が存在していることはわかっていたのだな。
では、「タッカ(付点8分音符+16分音符)のリズムは?」とききますと、「それはあまりよくわかってなかったかも」と。
このリズムがひどく甘いわけです、彼は。先生がとなりで「タタタタ」と細かくカウントをとってそこに入れさせられること数回。ピアノでもそう簡単なリズムではないですけど、ヴァイオリンは弓の問題がありますので、細かいリズムはおそらくピアノ以上の機敏さが要ると思います。それとついでながら、ピアノだと4分音符でも全音符でも、単独で弾くときは「ポン」と押すのみで、あとは手を離さないかどうか、ペダルを離さないかどうか、気持ちが続いているかどうか・・という問題になりますけど、弦楽器は音の長さいっぱいは弓で弾かなければなりません・・・・当然のことですが(これは管楽器でも声楽でも同じことですよね)。
これはやってみるとわかることですけど、慣れない私には、音価を守って弓が足らなくならないよう配慮する、あるいは短い音をきちっと入れるというのは、とてもとても難しいこと。ピアノを弾くうえでは、リズムに苦労することはあまりないのですけど、ヴァイオリンではとてもとてもできません・・というかそれ以前に弾けないのですけど(爆)。
息子は、短い音(スタッカートなども)を弾こうとすると、弓が浮いてしまうのだけれど、先生によると「弓が浮くから、逆にきちんとリズムがとれない、ということもある」ということです。
・・これって言えてますねえ。ピアノでも、「リズム感がもひとつだから弾けない」、逆に「指先が定着していないからリズムが刻めない」どっちもありですね。
短い音符というのは、指先のほんとに狭い面積に神経がハリのように集中して初めて音になるところがあって、この集中の度合いというのは、自分で感じていくしかないようですが、なかなか難しい。
そのあたり、ヴァイオリンでは弓でやることですので、これは考えただけで難しい。半年で曲がりなりにも子どもたちがなんらかの曲が弾けるようになっただけで、まったく弾けない親は「エライ」と思ってしまうのですけど、そんなことで感心していてはいけませんね(汗)。
・・とこういうことを書くと、「なんで、そういう楽器を弾いてるのに自分は尊敬してもらえないのか」と旦那が言いそうですけど・・・(逃)