~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

娘の発表会

2009年11月03日 22時26分39秒 | ピアノ
今日は娘のピアノ発表会でした。
ここの教室とのおつきあいは長く、2001年から2009年の今に至るまで、私、息子、娘と誰かがお世話になっており、まったくご縁がなかったのは8ヶ月ほどです。
ようするに、先生とは娘がおなかに入る前からのお付き合いということです。

今年の演奏者は34名でした(ソロプログラムが34、アンサンブルが13・・ただしそのうちのひとつは全17曲からなる「ピーターと狼」)。
これまでのなかではそう多いほうではないですが、それでも、朝10時半開演、集合写真終了が15時でした。
いつも3部構成で、2部のアンサンブルのあとで集合写真があるのが普通なのですが、今回は3部終了後だったので、逃げられない(笑)。かつてはスタッフもかねていましたのでけっこう忙しかったのですが、このごろは一保護者としてボケ~っとしていますのでヒマです。

今年はけっこうサクサク進行して、まったくタイムテーブルどおり。
私の記憶する限りこんなにドンピシャだったのは初めてだったかも・・・
演奏は小学生はまあまあ、アンサンブルはよかったのではないか、中高生はちょっと忍耐力(?)が必要・・という出来だったように思いますが、ある意味ほっとできる場ではあります。
というのは、私がコンクールとか厳しい門下の発表会とかシビアな場を見慣れているせいもありますけど、「まあとにかく弾こうじゃないか」というちょっとゆるい感じが心地よかったりもします。この教室もいろいろ変遷がありまして、一時期はどの子もどの子もコンクールで賞をひっさらってきていたものですが、今はそういう雰囲気ではなく、したがってやめる子も少ない。受験する子が多い地区にあって、小6が7人、中3が4人、高3までいます。
かつてはバリバリに弾く小学生と趣味の大人の生徒が目立っていましたけど、今日は大人は一人もいませんでした。・・・様変わりですね。

ここは服装は以前から正装であることを求められていまして、ほぼドレスとスーツです。ただドレスは先生を仲立ちとしてのレンタルもありますので、そこまでの出費はないかもしれません。
今日も着飾った娘たちをよそに、お母さんたちは「それどこで?」「ネット?」「いやいや、リサイクルショップで」「むかし〇〇ちゃんが着てたやつ借りた」などなど、激安自慢(爆)。

先生おっしゃってました、「インフルエンザの流行でまともにレッスンもできなかった中にあって、今日ひとりの発熱者もいなかったのはすごいこと」と。
たしかにそうですねえ。ほんと一人の欠席者もなく驚きました。

娘は、難曲(?笑)「アラベスク」をなんとか・・・
私との連弾「天空の城ラピュタ」もどうやら・・・でホッとしました。
私としては、音間違いはしなかったものの途中一瞬流れが滞ったり、強弱がもひとつだった「アラベスク」よりも、細かいことはおいといて、大きないい流れがありここぞのリズムがバチっと合った「ラピュタ」を評価したかったのですが、娘は「これまでぜんぜんできてなかったアラベスクを間違わなかったのに、よく出来てたラピュタは間違った」とブツブツ言っていてかなり不満な様子でした。
まあ、難易度からいったら、ラピュタはアラベスクよりはるかに簡単なので、ミスしたらいけませんが。
・・というよりは、ラピュタのミスは「練習でもいつもやってること」だったんですよ!連弾だから私がいちいち止めて文句を言わなかっただけの話です。本番で初めて気づかないでほしいんですけど・・・。

・・まあ、いいや。みんながそこそこほめてるのに自己反省するのはいいことです。というより、連弾に注ぐその熱意、ソロにも分けたらどうだ・・・って私の言うことではないですね、ハイ、天に唾でございました。


というわけで、娘の大好きな「カンパイ」も回るおすし屋さんでやりましたし、やれやれでございます。
なんで子どもの発表会はこんなに疲れるのか・・・・


最後に本日ご来場くださいました、教室のかつての仲間、娘のお友達にこの場を借りてお礼申し上げます。