~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

鼻で弾いたってかまわない

2009年11月12日 13時35分39秒 | ピアノ
私はあまり小さい子たち(幼稚園~小学低学年)の演奏を聴く機会がありません。
たまーに聴く(見る)機会があると、どうしてああなるかな・・と思う弾き方が新鮮です(笑)。
手をヒラヒラさせる子が多いですし、手首が落ちてて小指を使うときは小指全体が鍵盤についてたりします。この前見た子は小指を使うときに掌がほぼ垂直に立ってました。
小さいころは先生が「スラーのあとはこうやって抜くのよ」と手首を上げて見せると、うれしくて必要以上にひらひらさせる子が多いので(ピアニストみたい~って思うんですね)、先生の指導の影響ももちろんあるんですけど、同じ先生に習っていても、それぞれいろいろな弾き方をしているので、かならずしも先生のマネとも言い切れません。

で、うちの娘なんですが・・・

バイオリンの先生からよく「おなかでペコペコ拍子をとらない!」と注意されます。
はたからみていてこれやっぱりカッコ悪いと思うので、私もなんとか直そうと思うのですけど、直るもんじゃありません。・・・・それは本人が「カッコいい」と思っているからです(爆)。ノリがクラシックじゃないんですねえ。ビート刻んでます。先生はピッと立って美しく弾かれるかたなのに・・・。
娘はピアノのときもおなかで拍子をとります。手は子どもとしてはヒラヒラするほうじゃないと思いますが、まずはそれほどの曲を弾いてないです。
こういうことというのはだいたい身近にモデルがいて、知らず知らずにそのマネをしていることが多いので、なるべく私も気をつけて、自分の弾き姿を見せないようにしてます(・・ちがうか・・殴)。


弾き方というのは、ほんとにいろいろで、椅子の高さだけでもグールドもいればリヒテルもいる、動きにしても上体グラグラの演奏もあれば、鍵盤舐めてるのかと思うほど前傾したままの演奏もあります。
音さえきちんと出てれば、あとはお好きにどうぞ・・・だと私は思っています。
じゃあちゃんと音がでるためにはどうしたらいいかというと、「やはり姿勢や動きも大事ですね」という堂々めぐりになってしまうわけですが。

最近私は、自分の「これだ」と思う弾き方と、好きな演奏をするピアニストが一致してきたので、イメージが容易になってきました。取り込むにはまだまだですが・・・。

白昼夢

2009年11月12日 12時58分22秒 | 家族・友人等
さっきウトウトっとしていたときに見た夢


・・・どういうわけか、子どもの時に師事していたピアノの先生のところの発表会に出ることになって、一度みていただくことになった。お宅にいってみたら「ピアノはこっちよ」と言われて外に連れ出された。スタンがなぜかコインパーキングの一区画に停めて(?)あった。
「何を弾くの?」といわれて、「ベートーヴェンの11番なんですけど」と応えると、「うちではみなそれ以上のものを弾く子ばっかりなので・・一番に弾いてもらっていい?」と言われ「ええ、もちろんです」と。
さて弾こうと思って鍵盤を見ると、鍵が少なくて、うちのキーボードくらいしかない。最初のオクターブのBは鍵外(笑)だ。
弾いているうちになぜかだんだん鍵盤が減ってきて、減っているなかで必死でなんとかしようと思うのだけど、最後は脚にはさんで弾くくらいの大きさになり、完全に消滅する前に一楽章を弾き終えた。
先生はとくに何も注意されず、「じゃ、発表会のエントリー費4万と今日のレッスン代1万ね」と・・・・・


どういう夢ですかっ!!

最後のお金の話については、来年の予定にからんで思い当たることがちょっとあって妙にリアルなんですけど、あとの部分はなんなんでしょう?
鍵盤が足りないというのは、今弾いているチェンバロの曲が先生のお宅のチェンバロで足りない一音があって、しかもそれが最後の肝心の音なので、いつも超欲求不満。それが積もり積もって出てきたのかもしれません。
それにしても、弾いているうちにだんだん小さくなって脚にはさみこまれるスタンって・・・??わけがわかりませんけど、そういう状態のとき夢の中で「どうしよう」という気持ちの一方で「勝った!」という一瞬があったのは否定できません(爆)。
いったい何に勝ったのか?

珍しく夢を見たと思ったらこれか・・・orz