~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

伴奏のほうは一段落

2008年08月20日 19時44分02秒 | 室内楽
本日、チェロのO君とのこの夏最後の共演がありました。
某国際コンクールの地区本選。

それに先立ち、昨日夕方レッスンがあったのですが、8日ぶりに合わせたもので、ちょっとタイミングが合わなくなっているところもあり、細かい調整に追われました。
オーケストラtuttiの部分はピアノで弾くのは結構難しく、オクターブの動きが大きいし手が疲れるので(殴)、少し気合いを抜いて弾いてましたら、先生に
「ここは、バイオリンが喜んで弾いてるところですから、ピアノでももっと立派に弾いてください」と言われ、あと一回の本番では立派に弾こうと決意(笑)。

さて今日なんですが、8日に受けた別のコンクールよりは出場者も多く(チェロは少なかったですが)、レベルも上のような気がしました。
O君はけっこう緊張しているようで、こういう時はこちらは緊張することすら許されません(泣)。ソロの時は「間違わないだろうか・・」という気持ちが緊張を呼びますけど、こういう伴奏のときはそういう迷い自体あってはならない状況です。
ちょっと心配な様子ではありましたけど、「ここんとこぐっとうまくなってるから、絶対に大丈夫!!」と言葉をかけ、本番に臨みました。
細かい技術のことはわかりませんけど、本番は音楽的には相当曲に迫っていて良い出来でした。ここ数回のステージで、聴衆に訴える力を着実に得てきた感じで、結果はどうあれ(結果は1週間くらいかかるみたいです)、彼には「よくやった!」と声をかけました。

結局彼とは、練習・レッスン・本番合わせて9日間共演したことになります。
秋の(もうひとつのコンクールの)本選に、こちらの都合でおつきあいできないのが残念なんですが、これからも頑張ってほしいものです。


さて、次は自分の本番です。
娘が今日たまたま色紙で銀メダルを作ってくれまして(それは単に銀色しか紙がなかったという理由なんですが)、「お母さん、この前の本選で2位もらったからその記念にするね」というと、「お母さん、もっとすごい曲弾けば一番だったかもしれないのに」と(爆)。
「もっと上手に弾けば・・」と言わないところが配慮なのか何なのか、なかなか微妙なニュアンスなんですが、いったいどんな曲なら「すごい」のか娘にきいてみたいところではあります。
私には充分「すごい曲」なんで、あと二日、無理のない範囲でツメてみたいと思います。



補助ペダル

2008年08月19日 11時30分12秒 | 家族・友人等
ひさしぶりに娘ネタです。

娘はなんとか日々ピアノとバイオリンを練習しています。
それぞれが「それなりに」というレベルですけど、毎日練習しているとなんとなく弾けるようになってくるから、継続って大事だと思います。

ピアノは今、バーナム、ピアノランド、なかよしピアノ、和音関係の本、発表会用の曲、とやってます。先生が決められた本もあれば、本人がやりたいと持ち込んだものもあります。
発表会は10月で、この日はたまたま運動会も重なっているので、果たして出ることができるのかどうかあやしいところなのですが、デーゲーム&夜公演(笑)でなんとかする予定でおります。

この発表会の曲はギロックの『ガラスのくつ』という曲で、先生に「何か探しておいてください」といわれて、私が子ども向きのテキストを片っ端から立ち読みして決めた曲なんですが、お姫さま好きの女の子にはなかなかタマラナイ曲です。
まずワルツであること、次に両手で交差しながら弾くスケールがあること、そしてペダルがあること、でしょうか。
技術的にはそう難しくはないですけど、そのなかに、長音のスラーとか重音のスタッカートなどがあって、長期間練習しがいのある内容だと思います。

私としては最早ペダルが出てくることにちょっとびっくりしたのですけど、発表会では結構年長さんでもペダル使っているので、まあやらせてみるか、と思ったわけですが・・・

子どもにはペダルって重いんですねえ。補助ペダルに乗り上げるようにして踏んでいる。「かかとをつけて」なんて無理です(泣)。うちの補助ペダルは重くもなく軽くもないと思うのですけど、結構大変そうです。
補助ペダルと一口にいってもいろいろあるのですけど、息子のときはなぜか使わなかったし、私の時代は「足がつくようになったらペダルを使ってもよろしい」みたいな時代だったので(だいたいコンクールの時ですら足台がなかった時代です)、娘のを購入するとき、それはそれは悩み、「ペダル使う前にやめるかもしれないから、それだったら足台だけでいいじゃないか」とか、「幼児でもペダルを使う時代なんだし、楽器の一部と思えばケチるわけにはいかない。もし、10歳くらいまで使うとしたら6年以上つかうわけだし」とかいろいろ考えました。
いざ買うとなると、自分で使うわけでもないのに、ペダルの踏み心地が良いものでないと許せず、結局平均以上のグレードのものを買うハメに(泣)。

なので、ペダルを使うことになってくれて、とてもうれしくは思ってはいるのですが、やっぱり子どもが踏むのは大変なんだな、と。
以前愛ちゃんという天才少女の演奏を聴いたとき、彼女はそのとき8歳か9歳で、ショパンの遺作のノクターンと、ベートーベンの5番ハ短調のソナタを弾いたのですが、そのときの補助ペダルの設置がなかなかすごかった。
とりあえずお母さんが設置されたのですが、台の下にゴムのすべりどめを敷き、愛ちゃんが椅子にすわってから再び、ペダルとのジョイントを微調整。
彼女は体格が小さかったので、それこそ台の上に立ち上がるように弾くスタイルで、すべりどめは必須だったでしょう。この補助ペダルがどのグレードのものだったかは知りませんが、たしか一番高いのだと5万くらいはしていたはずで、なにかの講評に「こういう小さなピアニストが力を発揮するには、高性能の補助ペダルの開発あってのことだ」というくだりがあり、なるほどと思ったことでした。
ちなみに愛ちゃんは、この補助ペダルをスーツケースに入れ、自分でごろごろ引きながら、日本各地、海外のコンサートホールで演奏して歩いていたようです。


習い事をする際、こういう付属品もなかなかあなどれません。
まだピアノはいいかもしれませんよ。
バイオリンはうちは楽器こそ買っていませんけど、弦を張替え、さらに自分にあった肩当て、あご当て、・・となると大変な出費です。そのうち弓の張替えもあるでしょうし。楽器ケースだって何万かしますしね。
それをいうなら、バレエだって靴代だけですさまじいとききますし・・。

どうしても、親はレッスン代、楽器代その他の出費をムダにしたくない(殴)などというヨコシマな考えがはたらき、一方で「プロを目指されたら困る。・・教養程度で」と思うものの、「それなりに身につけてくれよ」という矛盾気味の考えに陥るもんです。

大林監督はご幼少のみぎり、「ショパンの真似して、ピアノにケチャップを吐いて(もちろん血を吐く真似ですね)、ピアノをダメにしてしまった」そうなんですが、それをご両親は笑って許されたとか。
・・・・そんなこと絶対私にはムリですね。ええ、もう半殺しです。


ちょっと涼しい日に思うこと

2008年08月18日 23時59分35秒 | 雑感
昨日今日と雨や曇りの天気で、少し涼しく過ごしやすかったのですが、
そうであればあったで、なんか物足りない感じがするのは、ヘンですね(笑)。
なんというか「暑い暑い」と悪態(?)をつくことによって、行動のエネルギーを起こしていたのに、敵が弱体化して何に当り散らしていいのかわからなくなったような感じでしょうか?

まあ考えてみれば、私のエネルギーの元なんて所詮そんなもので、気候がゆるくなったら、新たな敵(?)に当り散らして発電するに違いないのですが・・・。
天気なら当たられても無害でしょうけど、家族なんかだと大迷惑ですね・・・・たぶんいつも迷惑かけてます(爆)。

オリンピックももう半分が過ぎたようで、盛り上がりどころはそろそろ終わりかなあ・・という感じなのですけど、ほんとにいろいろなドラマがあるもんですね。
驚いたのは、レスリングを3歳からやっていたという選手。で、4歳で初試合で、そのとき他の子が金メダルをもらってて「あれがほしい」と親にねだったら、「あれは買えないんだよ。練習しないともらえない」と言われ、それ以来一生懸命練習し続けている、という話。
音楽だと3歳から、というのも珍しくないですけど、レスリングも3歳くらいから練習するんですねえ。驚きました。
それと話題になる選手は、なぜか親子二代みたいなうちが多いですね。柔道、レスリング、フェンシング、その他。
「一代目で財を作り、二代目で指導者を作り、三代目で音楽家を作る」といったことをきいたことがありますけど、オリンピック選手レベルの才能を育てるのには、三代くらいの時間がかかっているのかもしれません。
もちろん、突然変異のように子どもがいきなり才能に恵まれていたというケースもあるにはあるのでしょうけど(音楽の世界でもいますね、そういう人)、そういう場合は、才能を見出し、親のようにいや親以上に面倒を見てきたコーチが存在します。

それと、時々目にする記事でびっくりするのが、「けっして選手として恵まれた身体ではなかった」ということ。
たしか、北島選手にしても「水泳選手としては身体が固く、なぜ北島なのか?」と思われたりしたとか。あれだけのスイマーに「不向き」もなにもあったものではないのでは?と思うのですが、彼の才能は身体面というよりはむしろ精神面のほうにあったというのですから驚きです。
また、誰だったかな、体操選手で親兄弟みんなが体操選手と言う家族があったように記憶していますが、兄弟のなかで一番身体が固く、コーチである父親からは「一番向いていない」とあきらめられた子が、その後一番伸び、オリンピックを目指すまでになった、という話もどこかで読みました。
この選手は、その後身体が柔らかくなったわけではなく、「身体の固さ」を生かして技を磨いたということでした。


そういう話をきくと「才能とは?」という疑問も起こってくるわけなのですが、ひとつ言えることは、「ひとつのことを毎日毎日何時間もあきもせず、何年も何年も続けられる」という、一歩間違えば「ご病気?」みたいな能力がまず必要で、もちろんそれはただ繰り返すだけではなくて、常に高みを目指してやまないタフな精神力が不可欠であることは言うまでもないことのようです。

これこそ教えられてできることではなく、教える以前に備わっている可能性が高いし、ことスポーツや音楽は幼児期からの教育が必要なので、これは逆に「そういう子ども」を見出す必要があるのかもしれません。
ただ、才能というのは人によって開花する時期も質も違うと思うので、この長寿の世、勉強にしても18やそこらで進路を決定するのは難しいし、そこで焦ることもないと思うのですけど、不況の世の中にあっては、もたもたしていると職を得ることも難しく、大変な思いをしている若者も多いとききます。
勉強その他には資金も要りますし、これは難しい問題です。

う~ん・・・やはり「一代目で財」なんですかねえ?・・・・


ポニョ見てきました

2008年08月15日 21時01分41秒 | 見る・読む
夕方、子どもたちと「崖の上のポニョ」みてきました。

以下、ちょっとだけネタバレがあるので、おイヤな方は回れ右してください。


映画の中身についてはテレビでもちょくちょく出ているし、宮崎監督の産みの苦しみについてのドキュメンタリーも何回か放映されているので、そこまで「おおっ・・」というところはなかったのですけど、ひとつだけ「ええっ・・・!」と思ったのはポニョの本名。
なんだと思います?・・・・ブリュンヒルデ(爆)。
これって、ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」の中で大活躍する(?)女性の名前。
しかもポニョことブリュンヒルデはまだ5歳にもかかわらず、もともと人間だった父親(・・えっとポニョの母親は、人間ではなく、神がかったお方です)との間に、少なからず葛藤があり、父は父でかわいくてたまらないポニョを閉じ込めて手元から離そうとはしない。・・・このあたりも、ちょっとワルキューレのヴォータンとブリュンヒルデの関係を彷彿とさせます。
それから、そういえば・・なんですが、「指輪」の一話目<ラインの黄金>が川底から始まるのと、ポニョが海中から始まるのも似てなくはない。
「ポニョ」そのものは、5歳の男の子と女の子の小さな恋の物語風の話ですけど、描かれている自然や時間空間はありえないことの連続で、スケールも恐ろしく大きく、宮崎監督の気合の凄さというものが伝わってきました。

公式サイトを見ますと、「人魚姫」を元にし、舞台を日本に移しキリスト教色を払拭した物語ということのようです。
「少年と少女、愛と責任、海と生命、これ等初源に属するものをためらわずに描いて、神経症と不安の時代に立ち向かおうというものである」と書かれていますが、
<初源に属するもの>といえば、やはり神話的世界に行き着くのかもしれず、そういう意味では、神話世界に題材をとったワーグナーとも通ずるものがあったのかもしれません。


またさきほどちょっと調べてみたところ、ポニョに出てくる男の子<宗介>は、夏目漱石の小説『門』の「崖の下の家にひっそりと暮らす野中宗助」から取られていると言う話なのですが、ほんとうなのでしょうか?
そうすると、ゆくゆくはポニョとの関係に悩んで、宗教に救いを求めたりなんか・・・しないか(笑)。
そういえば、「ニーベルングの指輪」でもブリュンヒルデとジークフリート(夫婦)はなんだかややこしいことになり、悲劇的な最期を迎えるのだったけれど。


・・・・ああ、いけないいけない・・「ポニョ」はかわいい5歳児の恋物語だった(笑)。




結果を眺めてみました

2008年08月13日 15時15分02秒 | ピアノ
決勝進出の全部のメンバーが出揃いました。

東日本Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、からそれぞれ1人ずつ
東日本Ⅳから2人
中部が1人
西日本が2人・・・・・の計8人で、男性3人、女性5人。
今年はちょっと男性が少ないですねえ。

東日本は東京近辺の4箇所で本選があるので、2箇所でのエントリーが可能です(もちろん予選に通らないとダメなわけですし、参加費用もかかりますが)。
東日本からの5名のうち3名が本選2箇所に参加していて、一人の方は一発目で決めておられますが、あとの2人は1箇所目では(入賞もなく)落選。でも翌日か翌々日かの2箇所目で見事通過。
レベルの違いとか、参加人数の違いとか、会場のピアノとの相性とかいろいろあるでしょうけど、やっぱり「慣れ」はあるんでしょうね。
私にしても、本選の前日に、伴奏とはいえステージに出ていたのは、なによりのリハーサルになりました。慣れればいいってもんではないし、場数を踏めば踏むほどビビッてしまう部分もあるにはあるのですけど、出続けていると「出ること」そのものについてはある程度マヒします。「あの広いところに出て、お客さんにさらされるんだ・・・」という恐怖みたいなものはそこまで感じませんでした。

また、(そのあたりがアマチュアということなのかもしれません・・)聞く話によると、毎月あちこちでのステージで練習を重ねてきてそれなりの評価も得てきた方が、「ええっ・・」という失敗で敗退されたとか・・。
何年か前、やはりその前年までいい成績を重ねてこられたかたが、どうもいまいち調子が出ず、ご本人も「体調を調えて出直そう」とブログでおっしゃっていたことがあるのですけど、実はその後重大な病気が見つかり、大変お気の毒なことになったことがありました。
・・・・私たちのカテゴリーは、年齢的なことからみても、身体的にもいろいろな課題を抱えており、本選でお会いするのを楽しみにしていた方と会えなかったりすると、それはそれでちょっと心配になってしまったりします。


決勝では、昨年あるコンサートでご一緒して話がはずみ、「またどこかでお会いしましょう!」とお別れした方も弾かれるようなので(・・たしか、30年ぶりにピアノを再開して2~3年目くらいとかおっしゃっていました)、お会いできるのを大変楽しみにしています。
今年は何を弾かれるのかまだわかりませんけど、小曲でもきっちりと、でも音楽的にとても好感の持てる気品ある演奏をされる方で、ぜひもう一回聴かせていただきたいと思っておりました。

せっかくなので、ほかの方の演奏も聴く余裕があるといいですが・・・・。


本選講評

2008年08月12日 10時20分12秒 | ピアノ
朝、宅急便で送られてきました。
なぜか、「祝・決勝進出」の楯がまたまた同封!!
楯はただでさえ嵩張るのに、ふたつもいらん(笑)。
・・それはともかく、余っているはずはないから、誰かもらってない人がいると思われます。とりあえず本部の留守電に連絡。

採点票は7枚。たしか本選は最高最低点はカットで、5人分の点数の平均だったと思います。
予選の時は、項目ごとにわけてここに書きましたが、今回は審査員ごとに。
なるほどごもっとも・・・でもそんなできるかよっ!!みたいなことが山盛り(泣)。


○ 気持ち、気迫のある演奏で歌心も充分で結構です。
  melodyラインが沈んでいます。減衰する楽器だということを心して演奏してください。細かい音符に負けているのが気になりました。
スケールの大きい表現でフレージングも考えられていてよかった。メカニックのしっかりした演奏でよかった。

○ バランスのよい音のつくりに、メロディラインがひびき、大きなフレーズで構成力のある演奏です。なかなかきかせる演奏です。

○ イメージをしっかり持った演奏です。メロディラインがもう少しはっきりすると良いですね。
響きがきれいです、無理のない音で良いです。段落として大きく捉えたいですね。もう少し音楽はまとまってくると思います。
大人にしか弾けない大曲ですね。すばらしいチャレンジでした。

○ 音量の差によるパートの弾き分けよりも音色の変化をもう少し多彩にできると良いです。1小節ずつフレーズが切れないように息の長いフレージングを意識して歌うように弾いてみましょう。メロディーライン以外のパッセージをもっとcantabileにespressivoに演奏できると良いです。
長いcresc.はもっとがまんして急に音が大きくならないように気をつけましょう。fのところも美しい響きで、音を遠くに飛ばせるように演奏できるとよいです。もっとロマンティックに歌えると奥行きがでます。

○壮大な楽劇のイメージを彷彿とさせるこの作品にとり組む意欲を多としたい!
音色:幅のある音色をじっくり出し、メロディーがたっぷり歌われていて、ハーモニーの重厚さも充分に出し切っている。
ニューアンスに富んだ演奏、単調にならず面白く聴かせている、日頃の努力が偲ばれる!まとまり良し!

○ とても良い音楽の部分と、メロディーがはっきりしない箇所とがあります。そして、音楽は始まったら一つの緊張感がずっと続かないと、フレーズ度に気持ちが終わってしまわない様にずっと歌い続けて行かないといけません。良い音楽を弾けている部分の音色は良いのです。

○ 内容のいっぱいつまった音と音楽でした。ハーモニーの進行がとても重要な曲だと思うのですが、バスの流れがもっと客観的につかまえられたら良いですね。



採点票というのは、一曲全部を聴き終わってから書くわけではないので、かならずしも全体についてのアドバイスではないんですね。
実際にレッスンを受けてみると、実は「この部分なんだけど・・・」とある限定された箇所についての意見だったりするわけです。
7人の方のアドバイスを見てみると、「お、いい」と思ってその部分で書かれた方と、「ここはちょっと」と思って書かれた方に分かれている気がします。自分でも弾きながらクオリティの高い部分とそうでない部分があった(つまりムラがあったということ)のは分かっているので、それぞれのご意見が特にどの部分に該当しているのかを楽譜で確認していかねばなりません。

メロディラインは、単音のところは比較的続けやすいのですが、オクターブはまだまだだし、フレーズについても続けやすいところと気持ち的にどうしても切れてしまいがちなところがあります。バスも音が飛ぶ箇所は死ぬほどはずしましたし、音色にしてもムラがありました。
技術的に簡単なところと難しいところで、「良い音楽」と「良くない音楽」の差が出てきてしまっているのは否定できません。


ただ、この曲の内容そのものへの言及はほぼなく、ピアノ技術の、ある意味一般的な指摘がほとんどだったのはちょっとつまんなかったです(逃)。



なんとか乗り切った一週間

2008年08月11日 22時20分30秒 | ピアノ
昨日から、
「起きる」→「オリンピックダイジェスト」→「家事」→「オリンピックライブ」→「ちょっとピアノ」→「オリンピックライブ&ダイジェスト」
で、ほとんどお茶の間北京状態。
もちろん、メダル獲得の瞬間は逃さず。4年もの間この日をめざして練習を積み、そして結果を出す、っていったいどんな精神状態なんだろう、とほんとに驚くばかり。


さて私自身のことをいえば、この一週間は、公開レッスン2回、コンクール2回、発表会1回ということで、人前で弾かないのは2日間だけというスケジュールだったのですが、なんとか今日ですべて無事終えました。
思えば、先週の月曜朝は「グー、パー」をすることすら困難だった手が、よくぞ回復したもんだと思います。ほんとに本番直前の身体のコントロールって難しいです。オリンピック選手とは比べ物にならないレベルでの話ですけれど・・・。


さきほどWEB上にコンペの結果が出てました。
決勝は、予選からご一緒しているフォーレのH氏と二人でということになったようです。やはり入賞しているメンバーは、基本的技術が高く、大きな事故がなかったと言う点で一致していて、11人すべてを聴いた私としてはなるほどと思える結果ではあります。大小のミスの多さからいうと、私は誰にも負けてません(殴)。
・・・そんなこといってないで、これから2週間で、ミスは極力なくさなければ。
入賞4人(通過は2人)の演奏を振り返ってみればみるほど、手堅いしっかりした演奏で、もちろん鼻歌なんか歌ってた人もいないし、姿勢もきちっとしてました。
もちろん私も基本は手堅い演奏を心がけてるのですけど、やっぱりコンクールではちょっとヘンな人だったかも・・・・。
でも、こういう人間を通過させたということは「東京でもやってこい」ということだと勝手に解釈し(殴)、あまりマジメにやるのはやめとこうと(練習はマジメですよ、私。手堅い)思ってます。

今日の(チェロの発表会の)リハーサル&本番は、音大のホールで、楽器はひさびさのスタインウェイ。
リハ一回目はなかなか感触が思い出せず、思うような音がでませんでした。ふだんはうちでもよそでもほぼヤマハで、この楽器のサワリどころはだいたい心得ているつもりなんですが、ほかのメーカーのものになると、どこをどう触れば喜んでくれるのかよくわからない。・・・決勝はおそらくスタインウェイです。
2年前の決勝を見学したとき、緊張のせいなのか楽器に慣れないせいなのか、どの方もこもったような音ばかりで、しかも出ないと思って力を入れるせいなのか、腕がだんだん痛くなっていくのが客席からもわかり、いったいどういう楽器なんだろう・・と思ったことでした。
もちろん自宅にスタインウェイをお持ちの方もいらっしゃったはずですが、その方が必ずしもいい音を引き出せていたかというとそういうものでもなかったようで・・。

今日はリハーサルと数分間の部分練習、それと本番で触らせてもらいましたけど、この楽器だとまだまだあんなこともこんなこともできるような気がして、この「あんなこともこんなことも」を日常の練習で少しでもやるにはどうしたらいいか、考え中です。

・・・その前に、暗譜を完全にして、ミスも失くせ、なんですけどね・・。


この一週間、家族もほんとに協力してくれて感謝です!
今日はうちに帰ってみたら、息子が家庭科の教科書片手にお味噌汁その他の夕食を作り、部屋も掃除してくれてました。
・・・いい夏休みだあ・・(爆)




やっときた

2008年08月11日 15時25分03秒 | ピアノ
今から(午後4時)から、音大のホールでリハーサルと本番(これはチェロ関係です)があるんですが、出かける直前に宅急便が来ました。

ああ、やっときた・・
開けてみたら、講評入ってないです。楯と決勝エントリーの書類のみ。

うーん、おそらく、講評は講評で別便でくるんでしょうねえ。こちらは郵送と言ってたし。

バタバタと書類に目を通したら、締切が13日・・あさってじゃないですかっ!しかもプログラム用写真が必要。
そんなことだろうと思って昨夜なんとなく写真探したんですが、ないですねえ。
困った・・

出かけついでにどっかでチャチャっと撮ってきます。

またまた本番(その2)

2008年08月09日 18時17分04秒 | ピアノ
私のあとのプログラム

ショパン:ノクターン作品62―1

アルベニス:イベリアよりアルメリア

フォーレ:ノクターン第六番

ラフマニノフ:エレジー作品3―1

リスト:水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ

ショパン:ピアノソナタ第3番第4楽章&ラベル:「クープランの墓」よりトッカータ

ショパン:バラード第三番

メンデルスゾーン:6つの前奏曲とフーガ 作品35―1

ブラームス:ふたつのラプソディよりロ短調

ベートーベン:ピアノソナタ第31番より第1楽章


私を含め計11名のうち、男性が5名です。
なかなかの大曲難曲ぞろい!私が一番かわいらしい選曲かも(逃)。

みなさんどなたもお上手なのですが、ピアノのコンディションのせいなのか個人的な問題なのか、非常に音が濁ったり、ハモらない音があったり、聴きづらい曲もありました。
もちろん、そうでない方や、そうでない部分もあったのですが・・・。

また、けっこうミスも多く、少々の弾き直しは頻発、「この人きれいな音でバッチリ弾いてる」と聴きいっててもいきなり停止、などということもあり、おそらくそんなことは予選ではなかったはずのアクシデント続出。
他人のことは言えませんけど、なにか妙なものがステージにひそんでいるかのような波乱ぶりでした。


終わってからは、楽屋で着替えながらおばちゃんズで雑談。
いや~みんないい人ですねえ。楽しかったです。
「イゾルデよかったですよ。一番からやってくれはったなあ、と思いながら聴いてました」とお声かけいただきました。

・・やってくれはった、て言われるとなんだか「やっちまった」感ありますけど(笑)

結果は郵送だし、なんだかどうでもいいです。
いろんな意味で「やっちまいました」、から(爆)