アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

バナナを食べて人種差別への抗議…

2014年09月03日 | Weblog
 ヘイトスピーチ…良くないでしょう?「表現の自由」と、おっしゃる国会議員さんがおられて…びっくりしました。野党の方なのですがね。
 新大久保に限らず、公の場で、特定の人種・民族・宗教・性別・職業・身分にかかわる悪口や中傷…これって、表現の自由は違う次元の問題だと思いますがね。

 人種差別するのは良くない。差別されるのは…気分がいいはずがない。
 日本人への差別には、「サル」が登場する。似ているらしい…。
 サッカーの中村俊輔さんは、セルティック時代に、「黄色いビブス」を着せられたことがあったという。イエローモンキーということらしい。
 ほかのスポーツでも日本人に対する差別はたくさんあるのでしょうが、サッカー関係が人気スポーツだからなのか目立ちます。

サッカーの日韓戦(アジア杯準決勝)で、韓国選手が先制のゴールを決めた際、カメラに向かって、鼻の下を伸ばして左手で顔をポリポリかくサルのまねをしていました。腹が立ちましたよ。日本人を侮辱した人種差別的な仕草。日本のゴールキーパーは、川島永嗣選手だったのですけど…。「カワシマは関係ない。日本サポーターの旭日旗を観て、怒りを抑えられなかった」という。んなわけないだろう!旧日本軍への怒りが、サルのまね。このサッカー選手、25歳…旧日本軍への憎しみってどこで生まれたんだ?

 J1の試合でも、バナナ事件が…横浜F・マリノスVS川崎フロンターレ戦、川崎のブラジル出身のレナト選手がマリノスゴールに攻め込んだが得点できなかった。レナトが、引き揚げようとした時、マリノスサポーターがバナナを振った。この場合、黄色いサルがバナナを振ってレナトを侮辱した…?。「目くそ鼻くそを笑う」…情けない。

 川島選手は、ベルギー1部リーグの試合で、相手サポーターからバナナは振られなかったが、「フクシマ、フクシマ」と、挑発を受けた。傷口に粗塩をなすりつける行為。スポーツのサポーターがそんなことをするのです。日本もヨーロッパも同じ…。

 ちょっとばかり古いけど、日露戦争のころ、ロシア皇帝のニコライ二世は、日本人を「猿ども」と軽蔑したという。公文書にも、サルども(マカーキ)と書いたという。そのころから日本人はサルに似てると思われていたらしい。

 ここんとこ、サッカー選手や監督が人種差別への抗議の意味で、公の場でバナナを食べるパフォーマンスをしています。…「バナナを振り回さないでください」と、口頭で注意を促すよりはインパクトがあるかな。
 なお、私は、毎朝バナナを食べています。人種差別への抗議ではなく、健康のため。