アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

略取誘拐の犠牲者を出さないために

2014年09月27日 | Weblog
 防犯標語の「いかのおすし」。狙われてしまったら、役に立たない…。
 知らない人について「いか」ない・・・簡単に引きずられてしまいます
 知らない人の車に「の」らない・・・強引に乗せられてしまいます
 「お」おきな声で叫ぶ・・・人気のあるところでは犯行におよびません
 「す」ぐに逃げる・・・逃げられないから…
 大人や警察に「し」らせる・・・知らせられないから…

 2004年の13歳未満が被害に遭った略取誘拐事件は、141件。2004年といえば、奈良市の小1女児が誘拐され殺害された事件が思い出されます。犯人は逮捕されましたが…女児は帰ってこない。

 その後、略取誘拐は、年間90件前後で推移。ただ、今年の場合…

 神奈川県相模原市の小5女児 保護される 犯人は逮捕
 札幌市の小3女児 保護される 犯人は逮捕
 岡山県倉敷市の小5女児 保護される 犯人は逮捕
 千葉・松戸市の小3女児 連れ去られそうになる 犯人は逮捕
 東京都武蔵野市の小1女児 連れ去られそうになる 犯人は逮捕
 東京都瑞穂町の小3女児 見知らぬ男に貰った飴と飲み物を食ベた後に、口から泡を吹き一時意識を失う。(これは、略取誘拐ではありませんが、幼い子をターゲットにしている…)
 例年より多い気がします。90件前後では済まないのではないか?
 そしてこのたびの、神戸市の小1女児の事件。

 いかのおすし…教えるのはかまわないが、教えても犠牲者は出ます。スマホを持たせたらいいだって?何の役にも立ちませんよそんなもの。防犯ブザー?それも、気休めにもならない。
 今、何をしなければならないか?「徹底的に子どもを守る」です。どうするかって?家を出てから学校まで、そして学校から帰宅まで、地域全体が子どもを見守る状況を作り上げる。登下校、特に下校時は、子どもを一人にしない。
 地域には、自由な時間がある大人がたくさんおります。日本は、元気な高齢者の宝庫です。市町村、学校、町内会が本気で即座に、「完全見守り体制」を確立させ、今日から動き出してほしい。
 犠牲者がたくさん出るまで指をくわえて待ってるのか!