「世界で最も貧しい大統領」だった、ホセ・ムヒカさん(80歳)。ホセ・ムヒカさんのエピソードで私が気に入っているのは…
(およそ1年前までウルグアイの大統領でした)給与の大部分を財団に寄付し、月1000ドルほどで暮らしていたのだそうで。愛車は、1987年製フォルクスワーゲン・タイプ1(価値は、約32万円)。それを、アラブの富豪が、約1億1600万円で買い取りたいと申し出た。私なら、「大喜びで売った」かも知れませんが…。ホセ・ムヒカさんは、「友人たちからもらったものだから、売れば友人たちを傷つけることになる」と、申し出を断った。大金よりも、友の心が大切な人…いい人ですよねぇ。
「世界でいちばん貧しい大統領からきみへ」(くさばよしみ編、汐文社)。15万部突破…ホセ・ムヒカ前大統領から、日本へのメッセージ。子どもというより、大人が読んだ方がいいかと…
○ お金を持っていても時間は容赦なく流れていく。物のために生きてはならない。よく考えてほしい。きみが何かを買うとき、お金で買っているんじゃないってことを。そのお金を得るために費やした時間で、買っているんだよ。過ぎた時間とは、きみの人生だ。過ぎ去ったら取り返しができない。だから、大切にしないといけないんだよ、人生という時間を。(このメッセージ、感動的です!)
○ 子ども時代はもっとも幸福な時期だ。大人は子どもをせかさないでほしい。子どもは、遊んで幸せにならないといけない。知識、情報を急いで与えないでほしい。子どもはゆっくり育つべきなんだ。(これは、大人向け)
○ 貧乏とは無限に多くを必要とし、もっと欲しがること。(と、いうことはぁ、私はやはり貧乏…。「お金持ちになりたい」と、思う人が貧乏人ってことですね)
○ 物は私たちを幸せにはしてくれない。幸せにしてくれるのは、生きているもの。「ひま」は無駄じゃない。人が話し合う時間は大切。時間はかかるけどそれが「生きている時間」。(ホセ・ムヒカさんが、どうして、「生きている」に拘るのかですが、反政府ゲリラとして4回も投獄されているのです。6発の銃弾を受けて死にかけたこともあるのだそう。解放されて、2010年に大統領になった…。その経験が、お金を持っていても、時間は容赦なく流れていく。物のために生きてはならない。いちばん大切なものは命。そのことをもっとも言いたいのだと思います)
こういう本、読んでほしい人って読まないんだよねえ。もっとも読んだところで、生活化できないのでしょうけどね。えっ?私ですか?私は…
・・・何かを買うとき、お金で買っているんじゃない。お金を得るために費やした時間で、買っている。過ぎた時間とは、人生。過ぎ去ったら取り返しができない。だから、人生という時間を大切にしなければならない・・・
このメッセージ、子どもたちに人権の話をするときに使わせていただきます。禅問答みたいで子どもには分かりにくいんじゃないかって?そこを分かりやすく話すのが私の卓越したテクニックです(自分で言うなってかぁ!)。
あと、「お金が欲しい人、手を挙げて!」と言って、手を挙げた子どもたちに、「きみたちみんな貧乏人!」と言うのもおもしろいけど…これは止めておこう。
(およそ1年前までウルグアイの大統領でした)給与の大部分を財団に寄付し、月1000ドルほどで暮らしていたのだそうで。愛車は、1987年製フォルクスワーゲン・タイプ1(価値は、約32万円)。それを、アラブの富豪が、約1億1600万円で買い取りたいと申し出た。私なら、「大喜びで売った」かも知れませんが…。ホセ・ムヒカさんは、「友人たちからもらったものだから、売れば友人たちを傷つけることになる」と、申し出を断った。大金よりも、友の心が大切な人…いい人ですよねぇ。
「世界でいちばん貧しい大統領からきみへ」(くさばよしみ編、汐文社)。15万部突破…ホセ・ムヒカ前大統領から、日本へのメッセージ。子どもというより、大人が読んだ方がいいかと…
○ お金を持っていても時間は容赦なく流れていく。物のために生きてはならない。よく考えてほしい。きみが何かを買うとき、お金で買っているんじゃないってことを。そのお金を得るために費やした時間で、買っているんだよ。過ぎた時間とは、きみの人生だ。過ぎ去ったら取り返しができない。だから、大切にしないといけないんだよ、人生という時間を。(このメッセージ、感動的です!)
○ 子ども時代はもっとも幸福な時期だ。大人は子どもをせかさないでほしい。子どもは、遊んで幸せにならないといけない。知識、情報を急いで与えないでほしい。子どもはゆっくり育つべきなんだ。(これは、大人向け)
○ 貧乏とは無限に多くを必要とし、もっと欲しがること。(と、いうことはぁ、私はやはり貧乏…。「お金持ちになりたい」と、思う人が貧乏人ってことですね)
○ 物は私たちを幸せにはしてくれない。幸せにしてくれるのは、生きているもの。「ひま」は無駄じゃない。人が話し合う時間は大切。時間はかかるけどそれが「生きている時間」。(ホセ・ムヒカさんが、どうして、「生きている」に拘るのかですが、反政府ゲリラとして4回も投獄されているのです。6発の銃弾を受けて死にかけたこともあるのだそう。解放されて、2010年に大統領になった…。その経験が、お金を持っていても、時間は容赦なく流れていく。物のために生きてはならない。いちばん大切なものは命。そのことをもっとも言いたいのだと思います)
こういう本、読んでほしい人って読まないんだよねえ。もっとも読んだところで、生活化できないのでしょうけどね。えっ?私ですか?私は…
・・・何かを買うとき、お金で買っているんじゃない。お金を得るために費やした時間で、買っている。過ぎた時間とは、人生。過ぎ去ったら取り返しができない。だから、人生という時間を大切にしなければならない・・・
このメッセージ、子どもたちに人権の話をするときに使わせていただきます。禅問答みたいで子どもには分かりにくいんじゃないかって?そこを分かりやすく話すのが私の卓越したテクニックです(自分で言うなってかぁ!)。
あと、「お金が欲しい人、手を挙げて!」と言って、手を挙げた子どもたちに、「きみたちみんな貧乏人!」と言うのもおもしろいけど…これは止めておこう。