アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

日本のピーナッツは「でかい」!

2025年01月17日 | Weblog
 カミサンさんが、「国境なき医師団」に寄付をしていた時期がありました。国境なき医師団からは、礼状やら、活動の様子やらが郵送されて来ておりました。頑張って下さっている様子がよく解りました。
 コロナの流行と同時期に、連絡が途絶えましてぇ。何かあったのか?
 国境なき医師団をWeb検索したところ…

「国境なき医師団のいかなるスタッフ(医療者、非医療従事者、事務局員など)も、SNSなどで一般の方がたに近づき、個人的に何らかの費用の立て替え、援助、支払いなどの依頼をすることはありません。不審な電話や手紙、電子メール、SNSメッセージなどが届いても、むやみに振り込みや返信をしないでください」

 何がどうなっているのかは、解りません。国境なき医師団を騙って悪事をはたらく輩がいる事は間違いありません。

 カミサンは…
「私が寄付したものは、正規のルートに乗っかってますから大丈夫。コロナが流行しはじめてからは、寄付していないので礼状もニュースレターも来ないのは当然」

 国境なき医師団の皆さんは、「自身の命」さえも危険にさらして活動しておられる。
 カミサンは「国境なき医師団に自分が出来ることは、少しで申し訳ないけど、寄付させていただくことぐらいしか…」という。
 寄付される方は全員が、そのようなお考えでしょう。そういう人を食い物にする。犯人をなんとか刑務所へ送り込みたいですが…。私の力ではどうすることも出来ません。

 気を取り直して…国境なき医師団から送られてきた小冊子。楽しい記事がありました。
 タイトルは、「国境なき医師団の雑談」。ネーミングのセンスが光っています。韻を踏んでますよ。
 なぬ?「医師団の雑談…普通じゃないか」って?たいへんな仕事をしておられるのに、地雷を踏まずに韻を踏む。いいと思いますがねえ…。
「いん(韻)じゃないですかぁ!」という、ダジャレを書きたいところですが、自重します。

 医師団の雑談、そのときのテーマは…
「海外へ持って行って喜ばれる日本の食べ物」

○ さきイカ:現地の人よりも、他国からのスタッフが大喜びするという。ヨーロッパでは「珍しい食べ物」ということもあるらしいです。なお、猫に与えると、腰を抜かします。
○ ベビースターラーメン:不可解な食べ物だと思いますがね。海外で人気が高いんだと!ラーメンだけでなく、焼きそば、蕎麦、うどん、パスタなどもありますね。
○ カレー:これは頷けます。カレーの本場中の本場であるインドの人たちも、「日本のカレーは旨い」と、言いますから。イエメン、フィリピン、南スーダン、ウズベキスタン、リビア、ナイジェリア等では狂喜乱舞されるらしい。
「運ぶ時はちょっと重いですががんばって持っていきます(精神科医)」…ガンバッテネ!
○ 柿ピー:ヨーロッパ、コンゴ人が絶賛するという。特にコンゴ人は、「ピーナッツがでかい!」と大騒ぎするのだそう。
「おおまさり」という品種は、一般的なピーナッツの約2倍の大きさ。でかいですよ。実はやわらかく、甘みがあっておいしいです。「ゆで落花生」に向いているかと思います。ただ、おおまさり入りの柿ピーが作られているかどうかは解りません。

 実は、私も、「自主的な草の根国際交流」をしようと、海外旅行では現地人(特に子ども向け)にお土産を持って行っていた時代がありました。
○ アメ:これは、ウケました。なにしろ、種類が多い。袋を開けるとすぐになくなるほどの人気。
○ 菓子類:騒ぎが起こるほどの人気。日本人の食べものですから安心感があるのでしょうねえ。個別包装の、せんべい類、おかき類、おっとっと、グミ、チョコ類…。
○ (食べ物じゃないですが)ボールペン:日本製ボールペンは、垂涎のまと。メモをしていると、「そのペンをくれないか?」「このペンと交換しないか?」などと、交渉されます。机の引き出しに溜まったボールペンを持っていくので、気前よく配ります。守衛さんにあげて、懐柔したことも。現金だと、「買収する気かっ!」と怒る人もおります。ボールペンで怒る人はおりません。

 「元国境なきお土産配り男」でした。お土産配りを止めた理由は…アメを配ろうとして現地ガイドに叱られたことがあったからです。
 ティティカカ湖(ペルー)に浮かぶトトラ葦で造られたウロス島でのこと。ガイドが言うには、
「ここの子たちは、虫歯になっても歯科医にかかれないんですよ!アメをあげないでっ!」

 確かに!海抜3,810mの湖に浮かぶ島ですから、歯科まで行くのは大変です。そんなことがあって以来、「国境なきお土産配り男」を廃業しました。


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