できれば遠慮したいのが入院。40数年前、アキレス腱断裂で入院。1分でも早く退院したいと医師に懇願。願いが叶って、シーネ(ギブスが外れる一段階前の状態)のまま退院。その日の夜、階段を踏み外して再断裂。結局、合計で3か月近い入院。このときほど、「急がば回れ」「急いては事をし損じる」ということわざが身に染みたことはありませんでした。
入院で、(病気、けが以外で)何が問題か?食事です。40年前の病院の食事は、「この食事じゃあ病気になっちゃうよぉ」「これじゃあ、傷口がふさがらないよぅ」という代物でした。外部との連絡は、遠くまで出かけていって「公衆電話」をかけるか、または、「郵便」。
現代の入院、「便利になったもんだ」と、つくづく思います。食事も、改善されていますが、なにより、外部との連絡が簡単。病室では、スマホ等での「音声を発しての会話は出来ませんが」、メールは、自由に使える。これ、大きいですよ。あと、ベッドに居ながらにして、LINEで、孫たちの画像、動画も観られる。凄いぞ、40年!やるじゃないか人類!
入院で、(病気、けが以外で)何が問題か?食事です。40年前の病院の食事は、「この食事じゃあ病気になっちゃうよぉ」「これじゃあ、傷口がふさがらないよぅ」という代物でした。外部との連絡は、遠くまで出かけていって「公衆電話」をかけるか、または、「郵便」。
現代の入院、「便利になったもんだ」と、つくづく思います。食事も、改善されていますが、なにより、外部との連絡が簡単。病室では、スマホ等での「音声を発しての会話は出来ませんが」、メールは、自由に使える。これ、大きいですよ。あと、ベッドに居ながらにして、LINEで、孫たちの画像、動画も観られる。凄いぞ、40年!やるじゃないか人類!
なぬ?「アンティークマンは、手紙の文化を廃れさせたくないんじゃなかったのか」って?
それと、これとこれとは、話が別。入院中については、LINEなどの恩恵に浴するのがいいと思います。
それと、これとこれとは、話が別。入院中については、LINEなどの恩恵に浴するのがいいと思います。
40年と言えば…「当用漢字」は「常用漢字」に(1981年)、「現代かなづかい」も86年に「現代仮名遣い」に引き継がれました。このとき脳裏をかすめたのは、「国語の過度の簡素化は、伝統文化の継承や読解力の低下をまねくのではないか」でした。なぬ?「いつもの繁体字、簡体字をもちだすのか」って?似たようなもんですけどね。
「ゐ」「ゑ」って、見たことがあると思います。最近見かけないって?それもそのはず、70年前(1946年)に、「使うの止めようね」と、なってしまいましたから。でも、何とも言えない「いい感じ」ですよね…「ゐ」と「ゑ」。こういうのが消えていくんだよねぇ…。
「ゐ」「ゑ」って、見たことがあると思います。最近見かけないって?それもそのはず、70年前(1946年)に、「使うの止めようね」と、なってしまいましたから。でも、何とも言えない「いい感じ」ですよね…「ゐ」と「ゑ」。こういうのが消えていくんだよねぇ…。
手紙って力があるなあと感じたのは、野口英世のお母さんが英世に送った手紙ですね。幼少時に覚えたであろう文字も忘れかけ、思い出しながらなんとか書いた。カタカナが混じったり、句点が「マル」になっていたり…しかし、子を思う母親の気持ちが溢れている。
おまイの。しせ(出世)にわ。みなたまけ(驚き)ました。わたくしもよろこんでをりまする。はるになるト。みなほかいド(北海道)に。いてしまいます。わたしも。こころぼそくありまする。ドかはやく。きてくだされ。いしよ(一生)のたのみて。ありまする
いつくるトおせてくたされ。これのへんちちまちて(返事を待って)をりまする。ねてもねむれません。
いつくるトおせてくたされ。これのへんちちまちて(返事を待って)をりまする。ねてもねむれません。
手紙、素晴らしい。メール、LINEもいいけどね。