アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

トイレまでは歩けます

2021年04月03日 | Weblog
   この1年で歩行不能みたいになってしまいまして…歩けなければ、生きている楽しみってものが、数%になってしまいまして…。愚痴っても歩けるようにはなりませんで、愚痴は言いませんけどね。あっ、もう言っちゃったね。
 なぬ?「時々、プールで歩いているだろう」って?プールでは歩けます。陸上では、立ちあがって数分で崩れ落ちるのに、水中では歩ける。しかも、40分以上!痛みもあまり感じません。「水」は、有り難いものです。

 数年間、バンバン歩けた頃、セントレアから、「名鉄→近鉄(伊勢市に寄ったので近鉄利用)→JR」と乗り継いで、熊野古道を歩きました。その話をしたら、バカ笑いをされてしまいました。「田舎に住んでいるのに、どうして三重県まで行って山道をあるかなきゃならないんですかぁ!ケラケラケラ、近くの山道じゃだめなのですかぁっ!どうして2番じゃだめなんですかぁ(←蓮舫じゃないので、2番じゃだめなのかは言っていませんでした…だったら書くなってがぁ?)」
 た、たしかに…近くに山道があるなんてもんじゃない、ありすぎる。「熊出没注意」の山道など、当たり前すぎて、だーれも注意などしない。…言われてみると、三重県の山の中の道である熊野古道も、地元の山道も大差ないわけで…なんで飛行機に乗って山道を歩きに行かなければならないのか…疑問に思う人がいても不思議はない。価値観の相違ですから、反論する必要もないけどね。

 四国八十八か所も歩こうかと思っている矢先に、「腰部脊柱管狭窄症」「動脈の石灰化」「大動脈弁狭窄症」などの猛攻を受けて、八十八歩も歩けなくなっちゃったんですがね。
 でも、まだ諦めてはおりません。杖を突いて、車を利用してでも行きたい。
 「なんで四国まで…」と、言われてしまいますね。「お遍路は、自分を見つめ直す40余日」と、弁明しても、「家の周りで、勝手に自分を見つめ直せばいいじゃん!」と言われるのでしょうね…。
 産業技術総合研究所四国センター(高松市)が、いいことを言ってくれました。
 「歩き遍路は心身両面に好影響を与える。遍路ならではの効用が存在する。ウオーキング以上である」
 これなら、「家の周りでも歩いてろっ!」という人に反論できますね。「遍路ならでは」と!
 なぬ?「非科学的だ」と、言われるだろうって?そうかぁー…。産総研四国センターさんのことですから、科学的な根拠に基づいて、「遍路ならではの効用が存在する」と、明言していると思いますがね。
 産総研四国センターさんは、人の健康状態を計測して疾患を予知診断するための研究や、生活環境中の健康リスク因子を除去、無害化するための研究をしています。先端的なバイオ技術とナノテクノロジー、材料やシステム開発技術の融合…凄いのです。

 閑話休題。ただ、言えることは、何でもかんでも科学的に証明できませんよってこと。科学で解明できていないことがたくさんあるでしょう。コンポストにキツネが落ちて出られなくなったとかさ。世の中分からないことだらけなのかも。

 科学的根拠は棚に上げておきまして、「私が実践している心身両面に好影響をあたえるもの」ですが…
1 アクアウオーキング・・・今では、生きがいみたいなものになっています。身体は、風前の灯火ですが、認知症はまだ初期(自分ではそう思っています)のよう。これも、アクアウオーキング効果でしょう。
2 毎朝200グラムのヨーグルト・・・これは科学的根拠があります。なぬ?「食べるだけで、実践という言葉には合わないから却下」だって?ケチ。
3 夜中、最低でも4回、多い夜ときは6回はトイレへ行く・・・「それが、心身両面に好影響をあたえるとは思えなぞっ!トイレへは歩いて行けるのか」って?
 …はっはっ、這って行ったんじゃあ、間に合わないでしょうがぁ!