アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

総理大臣が差別を生む?

2021年04月04日 | Weblog
  「鳥取には、スタバはないけど砂場はある」という、おもしろいことをおっしゃったのは、鳥取県知事さん。その昔、鳥取砂丘へ「風紋」を見に行ったのですが、観光客の足跡だらけで、風紋などどこにもない。
 「おかしい?パンフレットには風紋の写真が載っているのに?」そこで私は考えましたね。夕方来たから、足跡だらけ。早朝ならきっと風紋が見られるだろう!
 で、翌朝、勇躍砂丘へ!し、しかし、B,BUT!昨日と同様、足跡しかない。・・・そうなんです。風が吹くから「風紋」ができるのであって、吹かなければ…なぁーんにも変わらない。鳥取県知事の陰謀ではなかった…。

 もうすぐ、新学期。初日には、「学級役員」を決める。で、一時期、鳥取県の公立小学校が「学級委員長」を無くした。今では、「学級委員長」を復活させる学校もありますがね。
 なぜ、学級委員長をなくしたか?
 人権団体などから「委員長になれなかった子供が傷つく」「自分にはできないと劣等感が生まれる」などの抗議があり、自粛が全県に広がったため。
 図書委員、保健委員といった委員は、全て横並びの関係にしている。
 また、「差別」の観点から、運動会の徒競走でも全員が同時にゴールできるように、走るのが遅い子供に対しては、コースをショートカット(近道)したり、スタートラインを他の生徒より前にしたりする学校もある。

 鳥取の子は、委員長になれないと傷つくの?劣等感に苛まれる(さいなまれる)の?それはない!鳥取の子に限らず、「委員長になるかならないかで」傷ついたり、劣等感に苛まれ子は、全国探しても、せいぜい2~3人いるかいないかでしょう。
 「学級委員長になれない子供が傷つくから」とか、「差別につながる」という、お得意の、「子供の側に立った」「子供が主人公」という、歯の浮くような中身のない言葉を使って有毒ガスをまき散らす人権団体さん…間違ってます!その団体さんの言いなりになって(一時期)学級委員長を廃止した鳥取県教委さん…何が正しいのか、しっかり見極めてね。

 運動会の徒競走の「民主化?」!笑止千万!走るのが遅い子供は、スタートラインを他の児童より前にする?こ、こ、このことが差別でしょ!

 「リーダーを決めれば差別につながるとの抗議を受け、学級委員長をなくした」…抗議した団体さんには、リーダーはいないのかな?きっと、支会長も部会長も書記長も委員長もいないのでしょう。(そんなわけないだろう!)
 スポーツのチームもキャップテンを決めると差別につながるので決めない。校長をおくと差別に繋がるので、学校には校長をおかない。国の場合、総理大臣をおくと差別だから、総理大臣を廃止…。ハイハイ、そうなると民主的ですよねぇーっ!(どこがっ!)

 そうこうしているうち、「リーダーがクラスをまとめ、みんなで支え合うことでチームワークを学べる。社会で求められるスキルだ。学級委員長は必要だ」と、立ち上がる学校が徐々に!
 無菌室で育てた子は、その部屋から出ると生きていけません。競争があり、葛藤があり…社会へ出て、たくましく生きていく力の基礎・基本をつけなければなりません。義務教育って、そのためにあるのです。

 さあ、新学期、我が家の孫たち、学級委員長になれるかなあ?なれなかったら、祖父の私が、傷つき、劣等感に苛まれます…アハハ。