陶芸塾の翌日は『夏の奥飛騨、体・心・霊で大自然の叡智に触れる旅』に参加してまいりました。
数霊・深田先生のワークです。
これも高山。
集合場所が千光寺で、これが工房から約15分の場所でした。
そして集合時間が11時だったので、その前に1時間ほど工房で龍殿の鱗つけをしていました。
でも終わらない
毎夏高山に10年近くも通っていますが、円空さんの存在を知ったのは深田先生の本なので2年前くらい。
生涯で12万体の仏様を彫ったとか。
それも仏閣に奉る仏像だけでなく、道端に転がってる木の破片からでも、その木の中に宿る仏様を見出して掘り出してあげたとか。
千光寺にある「円空仏寺宝館」ではじめてじっくりと円空仏と対面しました。
何を思い何に駆り立てられて円空さんは仏像を彫り続けたのか。
人が救われる道を知っていたのでしょうか。
すごい、とか、素晴らしいというよりも
円空さんにシフトしようとすると私的にはほんの少しの胸苦しさを感じてしまうのです。
仏様を彫り出すことが、人々を救う道であると同時に、円空さん自身をも救う道だったのかもしれませんね。
今回のワークはお泊りでした。
宿泊先の太陽の家は木の作りで風が心地よい。
ワークに整体教室に美味しいご飯に
気が付くと時間がとてもゆっくり流れている感覚に気づきました。
人見知り?なので、あまり自発的に輪に入っていけませんが
そのおかげかゆっくりご飯を噛んで食べていた気がします。
忘れかけている感謝していただく姿勢は
素材本来以上のパワーに変換できるということを思い出していきたい。
食べ物を知識や情報で差別するのではなく
いただけることに想いを馳せていく。
特に今、必要なことかもしれません。
2日目は、もうこれは嬉しかったです(笑)
はじめちゃんタイプの狛犬とご対面できました!!
「はじめ」は、神殿狛犬を見たことのない石工が、伝聞や想像によって作りだしたものです。
つまり「庶民ルーツ」の狛犬。そのため、定型があまりなく、技術も神殿狛犬起源のものに比べるとほとんどが稚拙です。
しかし、江戸時代の狛犬奉納ブームの先駆けはこうした「はじめ」タイプ狛犬だったと考えられます。
はじめタイプが誕生すると、それを模した二代目はじめ狛犬が誕生し、次々に似たようなはじめが生まれます。また、その中で、石工が聞いていた「狛犬とはこういうものである」という話が、伝言ゲームのように変化していくことによって、さまざまな狛犬が生まれてきました。 狛犬ネットより
裏の本殿にももう1対。
で、じつは他のはじめちゃんタイプの狛犬さん達も見せていただきました。
昔は神社の周り中に設置していたそうですが、盗難にあうらしく避難。
残念なことです。
でも今回はじめちゃんに出会えて、狛犬めぐりがうずうずと湧き上がってきました(笑)
富山には新しいものが多くて、面白くない。。。いえいえ、感動がない。。。いえいえ、まぁそんなとこです。
以前聞いたのは、狛犬は片方は狛犬で片方は獅子だとか。
どっちかにツノというか、頭に盛り上がりがあるとかで
でも最近のものは型作りでツノがなかったりもするような気がします。
いやぁ、ありがたき感謝!!
2日目の午後は高山観光でした。
高山市内に向かう途中、昔通った今はなき工芸学園の周辺を通ったので懐かしかったです。
高山に通ってる割には(正確にはその手前なんだけど)、市内観光はしないので
前に来たのはいつだったか、いつ来ても賑わっていますね。
詰め詰めの8月後半は、最後はゆっくり落ち着くことが出来ました。
深田先生は去年の京都以来でしたが、少しお疲れか、そんな気を感じました。
いろんな方とお会いできて今回のご縁にも感謝です。
皆様、ありがとうございました
そして何故か、帰ってからは眠くて眠くて睡魔に襲われる羽目になり。。。(現在進行中
)
それが深く深く沈んでいくので這い上がるときは結構きついです。
調整中なのかしらん?と思いつつ時間をみては倒れています。。。