週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

船越選手の魅力

2006年08月02日 | アルビレックス新潟
アルビにとっての今回の横浜戦の収穫というと、「5-0か6-0、いやヘタをすれば10-0くらいになってもおかしくないほど攻め込まれた横浜を、わずか2点に抑えたゴールキーパー北野の活躍」と、「Jのピッチに戻ってきた船越優蔵選手の存在」だったとボクは思います。特に「船越の復活」これは拍手です

「いいところのなかった負けゲーム」って思われるかもしれませんが、ベタベタのゲームだろうがなんだろうが、「船越復活」というだけでボクにとっては意義のあるゲームだったし、横浜まで行った価値のあるゲームだったと思っています。

船越優蔵、背番号28番。
なぜ、ぼくらサポーターは彼にこれほどまでの魅力を感じるのでしょうか?ケガで登録どころか練習もままならない状態の選手の応援歌を、毎試合ゲーム前に歌うチームがどこにあるというのでしょう?なぜ、彼はサポーターに愛されるのか?

一言で言うと「演歌の心」だと思います。日本人の好きな演歌。船越選手から感じるオーラは「生き方はヘタだけど人の心をグッと熱くさせる侠気」なのです。「不器用な生き方しかできませんがサッカーが大好きです」「チームのためなら命預けます」「でかい身体でひたむきにボールを追います」そんな彼の醸し出すムードが、アルビサポの心に響くのでしょう。少なくとも僕はそうです。

河島英五という歌手の歌に「時代おくれ」という曲があります。もともと彼はフォークシンガーですが、天才:阿久悠が作ったこの歌の心はまさに演歌。ボクの大好きな歌で、カラオケでもよくシメに歌います。(娘にはあきれられていますが、最近は一緒に歌います)

目立たぬように はしゃがぬように
 似合わぬことは 無理をせず
 人の心を見つめつづける
 時代おくれの男になりたい

この曲を聴くたびに、ボクはなぜか船越選手を思い出すのです。こんなイメージで彼を見ているのはボクだけかなぁ?ボクにとっては何とも言えない魅力なんですけどね。2度のアキレス腱断裂から長いリハビリを克服して復活した船越選手、Jリーグで一番身長の高い船越選手、引退した中田英寿と同じ世代で世界を相手に戦った経験のある船越選手、不器用だけどひたむきな船越選手。そんな船越選手をこれからもずっとボクは応援していくでしょう。




コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする