今週もやってきました、水曜日の「サカマガ」「サカダイ」対決。
まず八百政が手に取ったのは「サカダイ」でありました。「うっわー安英学(アンヨンハ)だ!」思わず早朝5時のコンビニで大声をあげそうになりましたよ。新潟から名古屋を経てKリーグで活躍しているヨンハ。新潟サポの誰もが大好きだった安英学の特集記事です。もうこれで今週も「サカダイ」の勝ちは決定的です。
いや…まて。一応、念のために「サカマガ」を手に取った八百政は、さらに興奮し大声をあげそうになりました。「突破者:鈴木慎吾」の白抜きの文字が目に飛び込んできたのです。「サカマガ」の連載[人物ドキュメント][蹴球浪漫]で、白黒印刷ながらわがアルビレックスの鈴木慎吾選手が3ページの大特集です。まさに「『鈴木慎吾』物語」って感じの大特集です。
もちろん、ボクもアルビサポの端くれですから、慎吾の今まで辿ってきたキャリアはある程度理解しています。しかし、こんなふうに当時の写真を交えながら慎吾のサッカー人生を特集するなんて、素晴らしすぎます。「サカマガ」さん、本当にグッジョブです。
小学校2年生でサッカーを始めるも中学入学時にも135cmの身長
中学の時に(サッカーの盛んでない)町選抜に選出
高校サッカーエリート校への進学をめざすが不合格
発足した浦和ユースに入団の幸運
ユースからトップチームあがった3人の中の1人となる
サテライトでチーム得点王となるも1年で解雇
横河電気の契約社員として仕事をしながらサッカー生活
新潟のテストを受けるが不合格
不景気のため横河の嘱託契約解雇
バイトとサッカー(横河)の両立生活
永井監督下の新潟に入団
反町監督下でFWから中盤にコンバート
2001年MFとしてJ2で16得点の活躍
J1に昇格した京都からオファー、期限付移籍
京都で天皇杯優勝に貢献
2004年、J1昇格を果たした新潟に復帰
ポジションのかぶるファビーニョとのポジション争い
慎吾&ファビーニョの2人のレフティ共存戦術
特集記事の最後に、ファビーニョから慎吾への長文メッセージ(16行も)が掲載されています。なんかもう、読んでいて涙が出てきますね。どうか皆さん、「サカマガ」を買ってファビーニョのメッセージを読んでくださいね。
いやぁ~いい記事でした。
しかし、今週の「サカマガ」はそれだけではありません。
「誰がガンバを止めるんだ?」はもちろんですが、ついに出ました「アルビレックス新潟:「クラブ史上・最高」を突き進む:シーズンを3位で折り返した強さの源は?」。こういう特集記事がね、これからどんどんいろんな雑誌や番組で特集されるんでしょうね。嬉しい限りです。
あとね、坂本が高校時代に古典が得意だったとか、全国担当記者選ぶアジアカップでの活躍者予想でただ一人「貴章に投票」したのは新潟日報の渡辺記者だとか、A代表のFWで高原のパートナーは巻の次は貴章だろうとか、山口素さんがオシムサッカーをどんな風に見ているかの連載記事とか、広島戦のMOMはやっぱりマルシオとか、ベストイレブンにマルシオと千代反田とか、とにかく充実の「サカマガ」紙面でありました。
「週アル」常連の慎吾ファン「オレンジ紫さん」は、おそらく永久保存版にされたことと推察しております。いやぁ~ヨカッタですね。