先週水曜日に発売された「サッカーダイジェスト」は、なかなか面白い特集が組まれていました。
緊急戦術検証
ポゼッションとは何か
その美学と落とし穴
パスを回すだけではゴールは奪えない
世界と日本にの間にあるギャップを測る
表紙の見出しも刺激的。J全33チームのポゼッション傾向分析もグラフ化されていて面白かったです。アルビは「ボールを後方で回し、ボール保有率は低い」という分析でした。
さて、その数ページ後に、鈴木淳監督が特集されていましたよ。2週連続の第1回だそうです。今週も「サカダイ」を買わなきゃね。
Jリーグ監督のサッカー哲学の表と裏
私はこんなサッカーが好きだ
信念は崩れない
06年の就任から右肩上がりの成績を残し、
新潟を成長させてきた鈴木淳は
信念の人だ。
どれだけ苦境に陥ろうとも
選手にはシンプルに
常に全力を尽くすことを求めて
状況を打開していく。
そのスタイルは
これから先も崩れることはない
2ページにわたって特集されている内容には、亜土夢や松下、貴章やアレッサンドロやマルシオの名前が具体的に登場し、監督の求めるサッカーについてわかりやすく解説されています。
4連敗で「うぉ~!アルビはどうなっちゃうんだよぉ~!」と不安に思っている人は、心を落ち着け、冷静になるためにも、この特集記事を読んだ方がいいですね。「鈴木監督を信じてついていこう」って気になります。
ただね。
指揮官はあくまでベースとするスタイルを崩さないだろうが
現状はこれまで3シーズンの中でも
類を見ないほどの得点力不足に陥っている。
アグレッシブさを追求したまま
微調整で切り抜けられるのか。
指揮官の腕の見せ所だ。
…というまとめの部分。まさにその通りだと思います。鈴木監督、よろしくお願いしますね。そして2週目の特集記事も楽しみにしていますよ、「サカダイ」編集部さん。