週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

揺れる思い~貴章の移籍報道~

2009年06月24日 | アルビレックス新潟

昼間ボクが一生懸命に仕事をしている間に、世の中はエライことになっていたんですね。いえいえ、「東国原知事が総裁候補を条件に自民党から国政に出馬?」ではなくて、「矢野貴章が7月アルビとの契約満了!欧州移籍か?」ですよ。ぶったまげました。貴章は名実共にアルビのエースですし、この「週末はアルビレックス!」も自他共に認める「アルビ系貴章大好きブログ」であります。貴章ファンのわが夫婦としても、これは一大事であります。

どうやら今日の一部のスポーツ紙の報道だけでなく、明日は新潟日報にも記事が出そうです。どっちに転ぶにしろ、ここ数日の間に貴章の去就が決定するのは間違いなさそうです。どうやらチームのフロントは1年半前からこうなることはわかっていたことなんですね。もちろん、今は最大の努力をして慰留に努めているのだと確信しています。

ボクや女房を含むアルビサポの胸中は実に複雑です。さまざまな思いが交錯し、気持ちが揺れています。うまく表現できるかどうかわからないけど、この複雑な揺れる思いを分類してみたいと思います。

A:【貴章抜きで今季のアルビはどうなる?】
貴章は名実共にアルビのエース。貴章のいないチームでどうやってこれから戦っていく?だって貴章が代表で抜けていたナビスコ杯は悲惨だったじゃないか。どうすんだよ!優勝争いどころか降格候補に一直線?

B:【貴章の将来を思えば仕方ないか?】
貴章がサッカー選手としてステップアップをするために、欧州や他のJリーグチームに移籍を考えるのは当然のこと。貴章の将来を思えば、ここで温かく送り出すのがサポーターだろう?

C:【貴章のいないアルビなんて考えられない!】
ビッグスワンに響く「オメキメレキショー」や「ヤ・ノ・キショー」。無尽蔵のスタミナでピッチを駆け回る貴章。貴章のいないアルビレックスなんて考えられないよ!貴章!いつまでも新潟にいてくれー!

D:【契約なんだからしょうがないよ!】
サッカー選手は契約がすべて。チームやサポーターが将来を保証してくれるわけでもない。契約は選手がこの世界で生きていく上で絶対のモノ。その契約を選手である貴章がどのように結ぶかということに、責任を持てないわれわれサポーターがとやかく言うことはおかしいのだ。僕らにできるのは現実として受け止めることだけ。

E:【欧州移籍の前にすることがあるだろ?】
貴章は目標の2桁得点も達成しておらず、アルビはまだタイトルどころかJリーグで上位の成績すら残したことはない。貴章のサッカーは確かに魅力的だけど、まだまだ欧州で通用するレベルじゃないよ。アルビレックスで、日本のサッカーで、まだまだ十分な実績なんてあげてないじゃないか。欧州移籍なんて言うのは、結果を出してからにしろ!

F:【アルビから欧州に移籍、誇らしい気持ちもする!】
アルビからサッカーの本場ヨーロッパチームへの移籍。代表選出もそうだったけど、アルビレックスで大きく育った貴章が世界に羽ばたくって、何だかちょっと誇らしい気分。俺たちのチームも成長したんだなぁ…。感慨深い…。

G:【この時期の移籍、「義」の心は?「愛」の精神は?】
貴章だって今この時期にチームを抜けることが、どれだけチームにダメージを与えるかわかっているはず。それを敢えてするのは「義」の心、「愛」の精神に反すること。貴章のチームへの愛着は、サポーターへの気持ちはその程度のモノなのか?御館様、越後の民は納得いたしません!

 

なかなかどうも……、サポーターとして思いは複雑であります……。

結局は現実を冷静に受け止める意外にはないのだと覚悟を決めております。もちろん貴章の残留を心から願っておりますが、ダメならダメでそれを受け入れるしかないのだろうと。僕らは矢野貴章というアルビレックスの選手を心から好きではありますが、もっと好きなのは地元にあるアルビレックスというチームなのであります。田村社長、鈴木監督、いかなる事態になっても応援いたしますぜ!

 

コメント (6)
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