W杯アジア最終予選、トップ通過を懸けたオーストラリア戦。残念ながら1-2の逆転負け。ケーヒルにやられちゃいましたね。ドイツW杯の時と同じであります。せっかく鉄壁の守りのオーストラリア守備陣をこじあけたのにね。
今回の貴章は、後半の同点時点で投入されたものの、目立った活躍はなし。っていうかむしろ「いいとこなし」って感じ。全体的に動きもよくなかったし、元気がなかったような印象も受けました。体調を崩していなければいいのですが。
しかし、今回のキリンカップ~W杯予選の一連の流れの中で、貴章は間違いなく岡田ジャパンの中で存在感を示し、岡田監督からも「戦力」として認知されたことは間違いありません。残念ながら先発出場ではありませんが、後半の一定時間に「追加点を奪うべく」または「膠着した流れを変えるべく」投入されるようになりました。
今日の冒頭の画像は、昨年の1月頃に「サッカーキング」に掲載された貴章のインタビュー記事です。「今はもう代表に残ることじゃなくて、試合に出ることが大事」と語る貴章。その1年半後である現在、それをしっかり現実化しているなんて、ホント素晴らしいことです。
そして貴章のいなかった1か月。わがアルビレックスは公式戦5連敗(1敗は貴章もいたけど)、ナビスコ杯無勝の絶体絶命の状況です。エースの復活をどれだけ待ったことか。代表戦の疲れもあるでしょうが、ガンバ大阪戦でも当然メンバー入り(できれば先発)してもらわなければなりません。
公式戦5連敗の悪夢ばかりが印象に残っていますが、アルビレックスは現在リーグ戦3位であります。まだまだトップに食らいついていき、タイトルを狙える位置です。エースの復活がチームを活性化し、また勢いを取り戻すことができるように、僕らも必死で応援したいと思います。頑張れアルビレックス!頑張れ矢野貴章!