昨日の仙台戦のロスタイムショックからようやく立ち直りつつある八百政です。今日は日常会話の中で頻繁に声が裏返り、周りの失笑を買っておりました。昨日はいつも以上に大きな声を出して必死で応援したゲームっていうことですよね。いつもそうしているつもりなんですが、ボクの声帯は正直であります。まぁそれだけ両チームともに熱い戦いだったってことでしょうね。ドローだったけど「ナイスゲーム!」と言いたい!
さて、昨日のゲームはいろんなところで「震災復興」がアピールされており、Jリーグや関係者の復興に向けた積極的な姿勢が感じられ、そしてボクらサポーターもそれに積極的に応え、とてもヨカッタと思っています。冒頭の画像は、ゲーム前に購入した震災復興ステッカー(300円)であります。アルビの選手達も復興祈念Tシャツを着ての選手入場でした。
松之山の小学生たちの「翼をください」の合唱もヨカッタですね。ボクも一緒に大声で歌わせてもらいました。フォーク小僧の八百政にとって「翼をください」は、青春時代の愛唱歌(もちろんギターを片手にね)であります。
チアの皆さんのダンスの曲は「ジュピター」でありました。新潟県民、特に中越地震で被災した長岡や魚沼の人間にとって、この「ジュピター」は特別な思いのある曲です。泣けてきます。長岡市民としては長岡祭りの震災復興花火「フェニックス」のBGMにこの曲が流れてきた時にゃぁ、感涙にむせぶのでありますよ。そんな8月の花火のことなども頭の中に思い描きながら、チアの皆さんの踊りを拝見しました。「希望」のメッセージもヨカッタです。
ビッグスワンに向かう正面通路には、東北大震災の写真も掲示されていました。多くの人が足を止めて、食い入るように展示を見ていました。写真ってすごいですね。1枚の瞬間を切り取った画像が、何百文字のテキストよりも人々にインパクトを与えるわけですからね。
カナールでは伊達政宗や上杉謙信も登場し、何やらパフォーマンスをやっておりました。こういうお楽しみも嬉しいですね。ビッグスワンに来た人たちを楽しませようって気持ちが伝わってきます。さすが新潟日報サンクスデーであります。武将に扮した皆さんは、ハーフタイムに競技場内も練り歩いていました(なぜかレルヒさんも一緒に歩いていました)。
一番ヨカッタのは、アルビG裏からの「がんばれ!東北!」のコールと、それに呼応する仙台サポからの「アルビレックス!」のコールのやり取りでした。市陸や五十公野でのサテライトのゲームみたいでしたが、ボクはこういう雰囲気大好きです。ゲームの前に清々しい気持ちにさせてもらいました。
まぁそんなわけで、「復興祈願」という意味では昨日の仙台戦はとても意義のあるゲームだったと思います。だからこそ、せめて3万人は入って欲しかったです。2万人台が当たり前になってきているこの状況。なんとかせねばなりません。