週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

「また今年もここでサッカーが見れる」という嬉しさを味わうだけで十分なホーム開幕戦!

2014年03月08日 | アルビレックス新潟

ホーム開幕戦は、ガンバに0-2でやられました。チームの連勝記録も、ホーム・ビッグスワンでの連勝記録もあっさりとストップしちゃいました。だけど、まったく悲観的な気持ちにはなっておりません。だって、あんなにも素晴らしいサッカーを見せられたら、「よしよし、次頑張ろうぜ!」って声援を送るしかありませんよね。

むしろ、ここで1つ負けてよかったんじゃないですかね。肩の力が抜けるんじゃないですか?余計なプレッシャーから解放され、より目指すサッカーの実現に近づいていくような気がします。それじゃぁ、今日の観戦を思いつくままに…。

朝9時に長岡の自宅を出発した時は、猛吹雪でありました。ボクはヒートテックの長袖シャツを着て、厚手のタイツをズボンの下に履いて出かけましたが、寒い寒い。三条を過ぎたあたりから雪は止みましたが、ビッグスワンはいつものことながら風が強いですね。ぶるぶる震えながらの観戦でありました。

スタジアムのG裏では、3か月ぶりの懐かしい面々と再会。「明けましておめでとうございます。今年もよろしくね。」と、新年のご挨拶。「あぁまたこうしてここでサッカー観戦できるんだな」という幸せな気分に浸ることができました。また今年も週末にここ(ビッグスワン)に通う楽しい日々が始まるんですね。ワクワクいたします。

オープニングセレモニーでは、泉田知事、篠田新潟市長、村井Jリーグチェアマンらが登場。泉田知事がビッグスワンに来るって珍しいですね。「ガンバサポの皆さん、J1昇格おめでとうございます」っていうちょっと上から目線のあいさつが、ボクは嬉しかったです。村井チェアマンって、さわやかで滑舌のいい方ですね。好感度アップ。Jリーグをよろしくお願いします。

ビッグフラッグと新しいユニのビッグジャージがバックスタンドに登場し、いよいよゲーム開始です。観客数は22931人。N席一層はビッシリなんですけどね。メインスタンドやバックスタンドには空席が目立ちます。まぁ長岡を始め、小千谷、十日町、魚沼地方は猛吹雪でしたからね。「とてもサッカーどころじゃない」って思って来なかった人もいたのかな。NSTのテレビ中継があったことも、「さ~むいし、テレビで見ればいいや」とマイナスに働いたのかもしれません。

アルビのサッカーは、試合開始から素晴らしかったですよ。ヤンツーの言う「選手間の距離を近く」っていうのはこういうことなんだろうな…って実感させられる選手の動き。1週間前の仙台での開幕戦よりも、明らかに短いパスがおもしろいように回っていました。「前線からのプレス」もしかり。全選手に戦術がしっかり浸透しているって感じ。前半なんて、内容的にはガンバを圧倒していましたよね。

そうそう。今日のゲームで、「アルビの歴史の中では初めてなんじゃないかな?」って思ったことがありました。それは「先発選手全員に個人チャントが歌われたこと(あれ?今までもありましたっけ?)。達也、堅碁、亜土夢、ヒデ、レオ、成岡、マツケン、健太郎、和成、金珍洙、守田。ほらね、全員の「歌」がそれぞれあるなんて、すばらしいですね。まだまだ慣れていない歌もあり、特に「マツケンサンバ」では途中まではみんなの声が大きいのに、「カルナヴァル」のところになると急に声が小さくなったりするのはご愛敬。じきに慣れます。ちなみに、「カルヴァナル」は英語の「カーニバル」の意味のスペイン語であります。

今日のゲーム、舞行龍に代わって先発出場した和成の気迫はすごかったですね。「このチャンス逃してなるものか!」っていう気持ちが、プレーの随所に見られ、見ていて胸が熱くなりました。うちの女房なんて、涙ぐんでいましたよ。いやぁ~今年のアルビは、選手層の厚さを感じますね。先発ポジションを虎視眈々と狙っている選手が他のポジションにも大勢います。さてこれからヤンツー監督は、舞行龍と和成をどのように併用していくのでしょうか。センターバックにはジュフンもいますからね。舞行龍がボランチ、和成が左SBってこともあるんでしょうね。そうなると、成岡が右SHに動いて亜土夢が左に行って…。とにかく、いろんなパターンでできそうです。

いいサッカーはしていたんですが、結果は0-2の敗戦でありました。前半のアルビペースでゲームが進んでいた時に、ゴールを奪えなかったのが痛かったですね。失点の1点目はセットプレーで遠藤にしてやられ、2点目はゴール前で角度のないところを大森に決められました。負ける時はこんなものです。

でもね。楽しかったですよ。「アグレッシブに高い位置でボールを奪いに行く」とか「近い位置でパスを繋ぐ」とか、全選手にやりたいサッカーが浸透しているってことが、見ていて実感できるゲームでした。それに右サイドのマツケンの駆け上がりも、何度も素晴らしい場面がありました。うん、ヨカッタ、ヨカッタ。今日は「ビッグスワンでまたサッカーを見れる日常が今年もやってきた」という喜びに、大いに満足してそれでOK。勝利の喜びは、次にとっておくことにいたしましょう。

コメント (4)
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