待ちに待ったホーム開幕戦。心配していた積雪や天候も何とかもちこたえ、多少寒かったもののこれも想定内。前節に開幕戦で鹿島を破って勢いに乗る清水を、ホームビッグスワンに迎え撃ちました。
残念ながら結果はスコアレスドローだったわけですが、内容的には決してマイナスの発想をする必要などないゲームだったと思います。達也とラファの2トップは十分機能していたし、レオと裕紀の2人のボランチの運動量と守備陣へのケアは半端じゃないし、健太郎とカズのセンターバックコンビもよく踏ん張ったと思います。
「あのラファのシュートが枠にいっていればなぁ」とか、「あの小林のボレーがネットに突き刺さっていたらスーパーゴールだったな」とか、「途中交代で入ったギュンギュン山崎がボールを持つとワクワクするよな」とか、「タラレバ」を言い出したら惜しいシーンはたくさんあったわけですが、それも清水も同じことで、「あの大前のヘディングがゴールネットに吸い込まれていたら」とか、「交代で入ったでっかい2人の外国人は何をしでかすか分からない怖さがあったな」とか、ピンチのシーンも少なくありませんでした。
まぁ、簡単には勝たせてもらえないし、簡単に勝たせるわけにもいかないってことですよね。やっぱり問題は、12本もCKをもらいながら1本もゴールに結びつけられなかった相変わらずの「セットプレーから得点の匂いがしないこと」や、昨シーズン以来の課題である「決定力不足」がまだ解決されずにいるってことなんでしょうね。
でも今日は、「ドローで悔しい」以上に、「また地元・新潟で週末にサッカーを観戦できる喜び」の方が勝っていたホーム開幕戦でした。ゲーム開始までにG裏に集う見慣れた懐かしいみんなの顔は例外なく笑顔で、「また始まるね」、「今年も頑張ろうね」、「ワクワクするね」と開幕の嬉しさが満開でありました。
ただ、コレオも成功しぎっしりと埋まったN席一層ゴール裏に比して、メインスタンド席やバックスタンド席の空席は寂しい限り。ホーム開幕戦に2万人入らないというのは悲しいことであります。観客数の増加のためには、何よりも「ホームでの勝利」が必要です。来週の柏戦での勝利を(もちろん水曜のナビスコのアウェイFC東京戦もだけど)期待しましょう!
勝負はこれからだぜ!