アルビの高知キャンプを総括したTenyのニュースを視聴しました。昨日の夕刻に放送された「新潟一番」の中での報道です。Tenyは内田アナが高知まで取材に行っていたんですね。
今年のキャンプでは、一貫して「ボールを使ったトレーニング」を行っていることから、吉田監督の求める戦術理解が各選手にうまく浸透している印象を受けます。今までのキャンプだと、「シーズンを通して戦える体力作り」ってことで、走り込みや筋力・サーキットトレーニングにかなりの時間が割かれていたのが通例でしたが、今年は「体作りもボールを使って」という方針のようです。
何人かの選手がそのことについてインタビューに答えていたのですが、2人の選手の言葉が印象的だったので紹介しますね。
指宿選手:追い込むことにもずっとボールを使っているので、そういった意味では楽しいッス。きつかったですけどね。
早川選手:頭を使いながらボールを使ったトレーニングができているので、開幕から面白いサッカーができるのではないかと感じています。
その後、高知大学との練習試合での得点シーンが放映されたのですが、駆け上がったコルテースからのクロスに指宿が飛び込んで得点したシーンや、中盤でインターセプトした後の縦パスにタイミングよく攻撃陣が裏に抜けて飛び出し得点を決めるシーンなど、「おっいいじゃん!」って思うシーンがたくさん見られました。
ただ、マサルのインタビューの内容も少し気になりました。それは、「1つが崩れてしまったらすべてが崩れてしまう」というもの。「崩れたスキに一気に相手からのカウンターをくらう」ってことは、常に警戒しなければならないですよね。
吉田監督の、「上位に喰らいついていく」「強豪と言われるチームの背中をくすぐる」「新潟の足音が聞こえるような位置」という言葉も、頼もしい印象を受けました。
いずれにしても、アルビレックスは若い新指揮官の下で、いい感じでチームがスタートしたようです。ボクらもしっかりチームを応援し、サポートしていきたいと思います。開幕まで、1か月を切りました。