山形との真っ向勝負は、谷口が先制点をあげるもまさかの逆転負け。チャンスを作るも最後の決定力不足というアルビの大きな課題は、今節も解決できませんでした。逆に気迫溢れる山形に、「メンタル面でも負けていたんじゃね?」って印象すら受け、昇格争いから大きく後退する結果となりました。
試合終了からしばらく、ボクはスタンドの自席で呆然としていましたよ。さすがに選手の皆さんも場内を回る足取りが重かったようです。声を出しちゃいけないのに、G裏ではブーイングや怒号も飛び交いました。「ちょっと待て!みんな、冷静になれ!」って思いながら、自分自身も冷静になれず、いろいろな思いが交錯して気持ちが整理できないことに気づきました。
今はもうゲーム終了から15時間以上が経過しました。いつもならとっくにブログを更新し終えている時間ですが、翌日の昼近くになってもモヤモヤしながらパソコンに向かっているしだいです。この間、いろいろ考えたことを順不同で羅列したいと思います。
●開始僅か10分での先制点。ヨシくんのアシストで谷口がゴール。谷口はチーム最多の11得点目。これってアルビの必勝パターンじゃん。ところが結果は、絵に描いたような逆転負け。これは心が痛い。
●山形がやりたいサッカーも新潟と酷似。ミラーゲームのような展開でボールも人も目まぐるしく動き、ゲームとしては見ていて面白い。だけどボールへの執念というか、気持ちというか、山形の方が勝ってる感じ。セカンドボールは圧倒的に山形。
●アルビも工夫はしている。セットプレーもトリックプレーを入れたりして変化をつけてる。それでも得点に結びつかない。それにしても、なんでこんなにセットプレーから得点できなくなったんだろう?コーナーキックをもらっても、得点の匂いがまったくしない。千葉がいないのでゴール前の身長が足りない。キッカーも島田が必要では?
●アルビの左サイドが機能しないよなぁ。ゴメスと至恩の息が合わないし、至恩は完全にスランプ。背番号10が重たそう。マークはもちろんキツいんだろうけど、そこを突破するのがエースじゃないか。まだまだ海外移籍は無理だがら、もうしばらくアルビで修行を続けなさい。
●後半61分に逆転弾を喰らったわけだけど、そこはもう直後に「選手交代」でしょう。それがベンチの「スイッチを入れろ!」の明確な意志として、選手に示されるべき。だけど選手交代は66分にようやく「ロメロ→髙澤」がカードの1枚目。この間の5分間は何?アルベルト監督も悩んでいる?
●あ~!福田!そこは決めてくれ!あ~!田上!そこは押し込んでくれ!うう゛ぉ~!あぎゃぁ~!何度天を仰いだことか!ゴール前にあれだけ攻撃選手が並んでいて、なんで点が入らない!髙澤!鈴木!君らの仕事は点を取ることだろう!
●あ~あ。結局、夏のプラネタスワンは相模原戦の1回こっきりだったなぁ。あの「チャンピオン」と光のコラボ。もう1回見たかったなぁ。せっかく新商品も開発・販売して、商品開発部(販売部?営業部?)のスタッフがチームを盛り上げようとしたのに、残念だなぁ。買った人たちはもっと残念。
●磐田も京都も試合の途中経過では負けていたのに、両チームともきっちり逆転勝利。やっぱり、こういう勝負強いチームが昇格するんだろうなぁ。アルビはまだまだだわ。2位・京都との勝ち点差は10。厳しいなぁ。3試合で1得点じゃぁ勝てないよね。昇格は…やっぱり厳しいなぁ。
●それどころか、4位・町田と5位・琉球はアルビと同じ勝ち点51で、6位・山形が49、7位・甲府と8位・長崎が48。もう、いつ8位まで順位を落としてもおかしくない状態。山形、甲府、長崎は1試合少ないし。得失点差や総得点数の優位も今は昔…。
●レディースのWeリーグが開幕するし、もしかしたらレディースに流れるファンもいるんじゃね?バスケも始まるし、観客数が減るんじゃないかと心配だよね。もちろん、ボクらは今シーズンも最後までスタジアムに足を運んで応援し続けるけどさ。
●そうなんだよね。ボクらは結果がどうであろうと「アルビレックスを応援し続ける」という覚悟はできているのでした。J1に昇格できなくても、仮にJ3に降格するようなことがあったとしても、残りの人生を「老後はアルビレックス」で過ごす覚悟はとっくにできているのです。
●もちろん、昇格はしたい。可能性がある限り、最後まで必死の応援を続ける。だけどそれが叶わなかったからって、アルビレックスを見限るようなことは絶対にしないし、スタジアムから足が遠のくこともない。そうでした。その覚悟はもうとっくにできているんでしたよ。
●確かに山形戦の敗戦は辛いよね。悔しいし、憤りもある。今週1週間はなかなか立ち直れずに、ウジウジ過ごしたり愚痴も言ったりするだろう。だけど、そう。ボクらは確固たる覚悟を決めているんでした。そう思ったら、開き直るしかないよね。わっはっは。上等じゃないか。とことんつき合いますぜ!