週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

おとな画廊

2021年09月21日 | アルビレックス新潟

NHKで夕刻に放送される「県版ローカルニュース」に、県内の小学生の描いた絵を紹介する「児童画廊」というコーナーがあります。もう何十年も前から続いているコーナーで、自分の描いた絵を手に持った子どもたちがその絵を説明する映像は、ボクら新潟県民にとってはずいぶん昔からお馴染みの光景です。

その「児童画廊」に登場した当時の小学生は今どうしている?っていうことで、「あの人は今?」みたいな感じで、「おとな画廊」というコーナーが放送されているのを皆さんはご存知ですか?

ちょっと古い話で恐縮なんですが、9月17日(金)のNHK「新潟ニュース610」の中のこのコーナーで、アルビサポの女性が紹介されていました。柏崎市在住のIさん(27歳)です。

Iさんは2003年、津川町立M小学校4年生の時に「児童画廊」に登場しました。それから18年。その間にIさんはアルビサポになり、ホームやアウェイの観戦を通して全国に仲間を作り、そして同じアルビサポのステキな彼と出会い結婚し、今年赤ちゃんが誕生しました。ビッグスワンであげた結婚式の様子や、家族親戚ぐるみでアルビを応援する様子なども番組内で紹介されました。

まぁ普通だったら、「あの小4の少女がこんな人生を送っているんだねぇ…」「アルビに出会ってステキな旦那さんも見つけてよかったねぇ…」「赤ちゃんも絶対にアルビサポになって親子一緒にビッグスワンに来るんだろうね…」などと、彼女の姿を見て微笑ましく思ってお終いだと思うのですが、ボクは番組を見て、ボク自身の人生のある時代を思い出し、懐かしくなってしまいました。

Iさんが小学校時代を過ごした東蒲原郡津川町(当時)は、彼女が児童画廊に登場した2年後の2005年に町村合併(鹿瀬町、上川村、三川村と)して、阿賀町になりました。そしてボクは阿賀町が誕生した2005年から3年間、東蒲原の地で単身赴任生活を送っていたのです。この「週アル」も、津川のアパートの一室で2006年1月にスタートしました。しかも当時ボクは、Iさんが在籍していたM小学校が仕事の取引先でもあったので、毎年何度もお邪魔していたのです。「あぁ…もしかしたら、廊下で元気に挨拶をしてくれた6年生の1人が立派なアルビサポになったのかな…」などと、番組を見ながら懐かしく思い出したしだいです。感慨深いなぁ…。

Iさんの母校であるM小学校も数年前に廃校(統合)になり、もう既にありません。ボクも当時の同僚とは疎遠になり、年賀状のやりとりもほんの数名だけになってしまいました。毎日通っていた温泉や、馬刺しが半額になるのを待って買いに行っていたスーパー、水曜の朝になると「サカマガ」と「サカダイ」を立ち読みに行っていたセブンイレブンは、まだあるかなぁ?夕方のランニングコースにしていたダチョウ牧場はまだあるんだろうか?

「おとな画廊」のIさんの姿を拝見しながら、ボクの人生の大きな転機(仕事上も、アルビサポとしても)となった阿賀町時代を懐かしく思いだしました。この秋、久しぶりに阿賀町に行ってみようかなぁ…。塩屋橘の蕎麦も食べたいなぁ…。

コメント (3)
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