明日はホームで京都サンガ戦。早いものでJ1リーグの2023年シーズンも折り返し地点です。と同時にアルビレックスにとっては、エース伊藤涼太郎がベルギーに旅立つ新潟でのラストマッチ。多くのアルビサポの皆さんがビッグスワンに駆けつけ、涼太郎との別れを惜しむメモリアルゲームになります。
今朝の新潟日報のスポーツ欄にも、「欧州移籍のMF伊藤あすラストゲーム」「オレンジ一色で送ろう」「今季最多の入場者予想」などの見出しが並び、明日のビッグスワンの入場者数が今季最高になる予想であることを報道していました。明日は早めにビッグスワンに行かなきゃね。
今日の日報の記事の中で特に目を惹いたのは、寺川強化部長の「補強考えなくはない」というインタビュー記事でした。涼太郎の急成長とベルギー移籍について「チームのやっていることにフィットしたら、選手は成長するんだと感じた。クラブとして良い例になった」と前向きに捉え、「今のチームの中に入っていくのは簡単じゃない。そこは見極めながら決めないといけない」と夏の補強についての見解を述べ、さらに「『次は自分の番』っていうふうになってくれるのが一番いい」と現有選手の飛躍に期待するコメントを述べていました。
なるほど。寺川さん「補強考えなくはない」ですか。「考えなくはない」って随分慎重で消極的な表現ですね。でもまぁボクなんか「考えないはずはない」「慎重を期しているんだろうな」「誰でもいいってワケじゃないからね」…って思っていますけどね。
でもやっぱりテラさんの言うとおり、三戸ちゃんとか小見くんとか詠太郎とか…、現有戦力の中から「次は自分の番」って選手が台頭してくるのが一番の楽しみです。あっもちろん、太田でもダニーロでも陣平君でもOKです。
さて、涼太郎のベルギーへの旅立ちばかりがピックアップされている明日の京都戦ですが、13位と14位の直接対決ですからここで負けると「残留争いグループ」巻き込まれてしまうわけですよ。これも忘れちゃいけません。天皇杯でカターレ富山に敗れ、しかも富山戦で退場となった長岡市(帝京長岡高校)出身の谷内田哲平選手は、明日のゲームは出場停止だそうです。ホームできっちりと京都から勝ち点3をあげ、みんなで笑顔で「涼太郎!行ってこい!」「あとは大丈夫だ!安心して旅立て!」と言えるようなゲームにしたいものです。