今シーズンを振り返って、「これだけは言っておきたい!」って思うことを、今日は書いておきたいと思います。それは2024シーズンの、開幕戦と最終戦の組み合わせです。ボクはこれまで、「全てのチームが開幕戦か最終戦のどちらかをホームで開催する」っていうのが、「Jリーグのルール」だとずっと思ってきました。
シーズンの幕開けである開幕戦、シーズンの最後である最終戦。この2ゲームがチームにとって特別な意味をもつことは、全てのチームサポーターが納得するところでしょう。「さぁ!新しいメンバーで新しいチームが始まるぞ!」というスタートである開幕戦と、「このメンバーで戦うのはこれが最後のゲーム」というゴールである最終戦は、「この目で見たい!」って思うのは当然です。入学式と卒業式、入社式と退社式、歓迎会と送別会など、これらの会が特別であるという社会の常識からも、この思いは自然な感情だと思います。
ところが、今シーズンのアルビレックスは、開幕戦の鳥栖戦も最終戦の浦和戦も共にアウェイ戦だったわけですよ。J1リーグ20チームの中で、開幕戦も最終戦もホームゲームでなかったのは、アルビレックスが唯一でした(ちなみに、両ゲームともホームで戦ったのはサガン鳥栖でした)。これってどういうこと?って、今シーズンの日程が発表された時に、大いに憤った記憶が蘇ります。まぁ既に日程が発表になった後で「あぁだ、こうだ」と言ってもしょうがないので、大人しくしていましたけどね。
なんかね。秋春制への移行もそうだけど、Jリーグが「大都市チーム」「表日本のチーム」「大企業をスポンサーにもつチーム」中心の価値観の中で運営されていくことに、とても危機感を抱いています。コンサドーレ札幌がJ2に降格し、ベガルタ仙台がJ1に昇格できなかった状況の中で、J1リーグの中の北国チームはアルビレックス新潟だけとなりました。アルビは唯一無二の存在なんですよ。
Jリーグ首脳陣の皆さん、ぜひ2025シーズンの日程作成にあたっては、今シーズンの反省を生かしてほしいと思います。よろしくお願いします。
さて、今日あたりから「契約更新」のお知らせが届きますかね?第1号は誰かな?