週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

他山の石

2014年03月13日 | アルビレックス新潟

浦和のサポーターが「JAPANESE ONLY」という横断幕を掲げた問題は、無観客試合という1993年のJリーグ発足以来、最も重い処分を科される事態に発展しました。無観客試合っていうことは、レッズのサポーターだけじゃなくて、相手チームの清水エスパルスのサポーターも一般のお客さんも試合観戦できないということであります。さらに浦和側は、広島戦以降のリーグ、カップ戦ではホーム、アウェーを問わず、当面はサポーターによる横断幕や旗を使用した応援を禁止するとのこと。ゲーフラを掲げることも禁止という厳しい措置を自らに科しました。

こんなニュースが流れると、「やっぱり浦和のサポは…」とか、「ゴール裏ってやっぱり無法地帯…」とか、「サッカー観戦に夢中になっている人たちってやっぱり怖い…」とか、世間の人たちはいろいろ感じるのでありましょうね。

しかし、浦和のサポーターの大部分は間違いなく「いい人たち」ですし、どのJチームのゴール裏も熱いけれど秩序のある文化があります。そして、サッカー観戦が好きな人たちの大部分は分別のある普通の人たちです。でも、こういう事件が起きて大きく報道されると、前述した「やっぱり…」という印象をもつ人は少なからずいるのであります。実際、今日もボクの周りにもおりました。

はっきりしておかなければならないのは、今回の問題は「浦和だけの問題ではない」ということです。「Jリーグすべてのチームの問題」であり、「サッカーファンやサポーター全体の問題」であるのです。つまり「アルビレックス新潟」の問題でもあり、「アルビサポの問題」であり、「ボクの問題」なのです。他人事ではないのですよ。ボクらのG裏にだって、発生する可能性のある問題ですよ。

「JAPANESE ONLY」という国際的な差別用語を、「外国人選手はけがでいないけれど、日本人選手だけで戦うぞ」というニュアンスを表現しようと、間違って使用する可能性だってゼロじゃありません。大事なのは、周りの仲間が「おいおいそれは違うぞ」「やっちゃいけないことなんだ」と指摘できるムードと判断力が必要だということ。とにかく、浦和サポだけではなく、ボクらも今、本気で「日本のサッカー文化を正しい方向にもっていこう」と考え、行動していかなければならない時なのだと思います。

今回の処分や処分のニュースが、「災い転じて福と成す」となるように、ボクらも襟を正していかなければならないと思っています。とりあえず、週末の小瀬では地元の人たちといいコミュニケーションをとり、中銀スタジアムでゲーム後はゴミ拾いをして帰りたいと思います。それからお土産にワインも買って帰ります。

 

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店長はアルビサポ?!

2014年03月12日 | アルビレックス新潟

「きっとアピタ長岡店の店長はアルビサポなのだろうな?」とボクは推測しております。上の画像は、数日前に新聞と一緒に配達されたアピタの広告であります。印刷インクはオレンジ一色で、しかもアルビ君まで登場しています。それにアピタの店内にはアルビ神社が祀られていますし、店の外壁には大きなアルビレックスのフラッグも掲げられているんですよ。

きっと店長から、「アルビレックスを盛り上げるように!」とかって指示が出ているのかもしれませんね。そういえば、アピタを会場に尚紀と小塚君のサイン会が開催されたこともありましたものね(ボクは行けませんでしたけど)。これなんかも、アピタの店長さんのアルビ熱が絡んでいるのでしょうね。あくまでボクの推測ですが。

企業のオーナーや会社の然るべきポジションについているリーダーが、自分の権限の範囲内でアルビを少しずつ後押しするっていう姿勢は、巨大なパワーになり得る可能性が大いにあると思います。企業理念に反するようではもちろん困りますが、なんたって「地元チームの応援による地域の活性化(地域経済の活性化)」という大義名分が成り立ちますからね。アルビサポの中には各界のリーダーもいらっしゃるでしょうから、その方たちが「スポンサーになる」まではいかなくても「出来る範囲でアルビを応援する」っていう姿勢を示せば、すごいパワーになりそうな気がします。「職場にポスターを貼る」っていうだけでもいいと思うんですよね。

こうして「新潟県民はみんなでアルビレックスを応援する!」っていうムードがさらに高まっていくことを、ボクは大いに期待しているのであります。

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今年もプレビュー!

2014年03月11日 | アルビレックス新潟

ガンバ大阪戦で、「プレビュー104号」をゲットいたしました。今シーズンも完全予約制の「アルビ応援プレミアムマガジン」であります。年間10号の発行、楽しみでありますね。

今号は、もう表紙からして「亜土夢の咆哮」に魂を抜かれ、1枚表紙をめくれば「えのきどさんのコラム」、さらにレジェンド小林慶行氏の「柳下監督インタビュー:自信を持って新潟のサッカーで戦う」と「田中亜土夢インタビュー:10番の覚悟とチームの自信」と「堅碁インタビュー:泥臭くゴールを奪い続ける」の、慶行インタビュー豪華3本立て。いやぁ~すごい企画ですね。慶行さんをこういう使い方するなんて、贅沢の極み。そして絶妙の選択。

他にも、「松原健インタビュー:新天地で成長を遂げる」、「内田潤:踏み出した第一歩」、「大井健太郎:走れる選手がそろっているからできる」、「舞行龍と和成のリラックストーク」、「田中達也:プライベートQ&A20」と、垂涎の企画が目白押しでありました。

この「プレビュー」、年間購読の受付は3月31日までです。買うなら今しかない!

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成岡、カッコよすぎ!

2014年03月10日 | アルビレックス新潟

ガンバ戦では、2枚のポスターをいただきました。どっちがどっちだかは忘れましたが、1枚は2014シーズンの後援会の会員証と一緒に引換券が送られて来たヤツ、そしてもう1枚はハンドブック購入者へのサービスプレゼントです。さっそくわが家の2階の部屋に貼ったのが上の画像であります。

右側のポスターについては前にもここで書いたので省略しますが、左側のポスターには魂を奪われましたね。成岡選手の凛々しい姿にしびれまくりであります。カッコよすぎです。すばらしいわ。残念ながらサイン入りポスターはゲットできなかったですけどね。

今年の成岡は、開幕からゲームでの存在感も抜群です。なんたって最後まで走り続けています。しかも、途中交代しないで90分間フル出場です。完全にアルビのスタイルっていうか、ヤンツーの要求に応えていますよね。すばらしい!去年と変わらないのは、ゲーム前に円陣を組む時の腰の曲がり方かな?(しつこいかな?)

これでジュビロから移籍してきた小林が万全の体調になったら、ヤンツーはどんな選手起用をしてくるんでしょうね。選手同士のレベルの高い切磋琢磨とポジション争いが展開され、チーム力がさらに向上していくことを期待しています。

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上越の星・大野和成!

2014年03月09日 | アルビレックス新潟

昨日のガンバ戦、大野和成選手の活躍が素晴らしかったことを昨日の記事にも書きました。いやぁ~2年半の武者修行の結果、立派な若武者になって帰ってきたんだなぁ~って、ホント実感しましたよ。

素晴らしい跳躍力で空中戦を制す、「おぉここにもレオシルバが?」って思えるようなねちっこい守備で相手のボールを奪い取る、そして何よりも見ているボクらサポーターにも「絶対にレギュラーを獲る!」っていう気迫がヒシヒシと伝わってきます。いやぁ~すごいわ。

アルビレックスには珍しい「サッカーai」にも登場しそうなルックス(いや堅碁が「サッカーai」に似合わないと言っているわけではないけど)は、女性サポーターのハートを鷲づかみにしちゃうかもね。セレッソの「セレ女」じゃないけれど、アルビレックスの「アル女」の増加に一役買うことは間違いなしであります。

オフィシャルHPのトップ画像も、今回は和成でした。「自信は揺らがない!」って言葉が、まさに昨日のゲームを象徴していますね。和成だけではなくてアルビレックス全体が、ゲームに破れはしたけど全くもって心配いらないと思います。昨日のBS「Jリーグタイム」を見ていて感じたんだけど、某J1チームなんて自陣のゴール前ですら相手にプレスをかけようともしない選手だらけで、ビックリしました。アルビのゲームを見ていると、他のチームの選手が怠慢のように見えるんだなぁ…って驚いたしだいです。

さぁ、また今週しっかり準備をして、週末のヴァンフォーレ戦に向かいましょう!

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「また今年もここでサッカーが見れる」という嬉しさを味わうだけで十分なホーム開幕戦!

2014年03月08日 | アルビレックス新潟

ホーム開幕戦は、ガンバに0-2でやられました。チームの連勝記録も、ホーム・ビッグスワンでの連勝記録もあっさりとストップしちゃいました。だけど、まったく悲観的な気持ちにはなっておりません。だって、あんなにも素晴らしいサッカーを見せられたら、「よしよし、次頑張ろうぜ!」って声援を送るしかありませんよね。

むしろ、ここで1つ負けてよかったんじゃないですかね。肩の力が抜けるんじゃないですか?余計なプレッシャーから解放され、より目指すサッカーの実現に近づいていくような気がします。それじゃぁ、今日の観戦を思いつくままに…。

朝9時に長岡の自宅を出発した時は、猛吹雪でありました。ボクはヒートテックの長袖シャツを着て、厚手のタイツをズボンの下に履いて出かけましたが、寒い寒い。三条を過ぎたあたりから雪は止みましたが、ビッグスワンはいつものことながら風が強いですね。ぶるぶる震えながらの観戦でありました。

スタジアムのG裏では、3か月ぶりの懐かしい面々と再会。「明けましておめでとうございます。今年もよろしくね。」と、新年のご挨拶。「あぁまたこうしてここでサッカー観戦できるんだな」という幸せな気分に浸ることができました。また今年も週末にここ(ビッグスワン)に通う楽しい日々が始まるんですね。ワクワクいたします。

オープニングセレモニーでは、泉田知事、篠田新潟市長、村井Jリーグチェアマンらが登場。泉田知事がビッグスワンに来るって珍しいですね。「ガンバサポの皆さん、J1昇格おめでとうございます」っていうちょっと上から目線のあいさつが、ボクは嬉しかったです。村井チェアマンって、さわやかで滑舌のいい方ですね。好感度アップ。Jリーグをよろしくお願いします。

ビッグフラッグと新しいユニのビッグジャージがバックスタンドに登場し、いよいよゲーム開始です。観客数は22931人。N席一層はビッシリなんですけどね。メインスタンドやバックスタンドには空席が目立ちます。まぁ長岡を始め、小千谷、十日町、魚沼地方は猛吹雪でしたからね。「とてもサッカーどころじゃない」って思って来なかった人もいたのかな。NSTのテレビ中継があったことも、「さ~むいし、テレビで見ればいいや」とマイナスに働いたのかもしれません。

アルビのサッカーは、試合開始から素晴らしかったですよ。ヤンツーの言う「選手間の距離を近く」っていうのはこういうことなんだろうな…って実感させられる選手の動き。1週間前の仙台での開幕戦よりも、明らかに短いパスがおもしろいように回っていました。「前線からのプレス」もしかり。全選手に戦術がしっかり浸透しているって感じ。前半なんて、内容的にはガンバを圧倒していましたよね。

そうそう。今日のゲームで、「アルビの歴史の中では初めてなんじゃないかな?」って思ったことがありました。それは「先発選手全員に個人チャントが歌われたこと(あれ?今までもありましたっけ?)。達也、堅碁、亜土夢、ヒデ、レオ、成岡、マツケン、健太郎、和成、金珍洙、守田。ほらね、全員の「歌」がそれぞれあるなんて、すばらしいですね。まだまだ慣れていない歌もあり、特に「マツケンサンバ」では途中まではみんなの声が大きいのに、「カルナヴァル」のところになると急に声が小さくなったりするのはご愛敬。じきに慣れます。ちなみに、「カルヴァナル」は英語の「カーニバル」の意味のスペイン語であります。

今日のゲーム、舞行龍に代わって先発出場した和成の気迫はすごかったですね。「このチャンス逃してなるものか!」っていう気持ちが、プレーの随所に見られ、見ていて胸が熱くなりました。うちの女房なんて、涙ぐんでいましたよ。いやぁ~今年のアルビは、選手層の厚さを感じますね。先発ポジションを虎視眈々と狙っている選手が他のポジションにも大勢います。さてこれからヤンツー監督は、舞行龍と和成をどのように併用していくのでしょうか。センターバックにはジュフンもいますからね。舞行龍がボランチ、和成が左SBってこともあるんでしょうね。そうなると、成岡が右SHに動いて亜土夢が左に行って…。とにかく、いろんなパターンでできそうです。

いいサッカーはしていたんですが、結果は0-2の敗戦でありました。前半のアルビペースでゲームが進んでいた時に、ゴールを奪えなかったのが痛かったですね。失点の1点目はセットプレーで遠藤にしてやられ、2点目はゴール前で角度のないところを大森に決められました。負ける時はこんなものです。

でもね。楽しかったですよ。「アグレッシブに高い位置でボールを奪いに行く」とか「近い位置でパスを繋ぐ」とか、全選手にやりたいサッカーが浸透しているってことが、見ていて実感できるゲームでした。それに右サイドのマツケンの駆け上がりも、何度も素晴らしい場面がありました。うん、ヨカッタ、ヨカッタ。今日は「ビッグスワンでまたサッカーを見れる日常が今年もやってきた」という喜びに、大いに満足してそれでOK。勝利の喜びは、次にとっておくことにいたしましょう。

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新ユニも来た!明日はホーム開幕戦だ!

2014年03月07日 | アルビレックス新潟

ついに明日は、ホーム開幕戦であります。相手はJ2優勝を成し遂げ1年ぶりにJ1に戻ってきたガンバ大阪。昇格チームとはいえ、J1優勝、ACL優勝の実績を持つ強豪チームであり、今も遠藤や今野ら代表選手を擁しております。そして、わがアルビレックスにとっては、かつてシーズン途中にチーム得点王だったペドロジュニオールをもっていかれた憎きチーム(しかも、その後ガンバはPJを使いこなせずにすぐ中東に移籍)。そして今季は、昨季までのアルビの守護神・東口がゴールを守る因縁のチームであります。絶対に負けらんねこって!

明日は早めに家を出て、プレビューを引換券と交換したり、ポスターをもらったり、ファーストゴールの投票をしたり、久しぶりのホームゲームの雰囲気を十分楽しみたいと思っています。名称がデンカスタジアムになってボクらにとっても初めてのビッグスワン。ワクワクしますね。

さて、ホーム開幕戦を前に、注文していた新ユニフォームも無事に到着いたしました。この時期の出費は痛かったけど、久しぶりに夫婦揃ってユニを新調いたしました。だって今年は、やっぱりボクらサポーターも「かける意気込み」が例年とは違いますよね。本気で「今年はいける!」って感じています。(まぁ「史上最強」なんて浮かれる気持ちは自粛したいけど…)

われらのヤンツー監督は、「怖さは感じていない」「ガンバが90分間、新潟のテンポを続けるのは難しいと思う」(モバアル)と、完璧に余裕のコメントであります。ここはひとつ監督を信じ、われわれサポーターも東口を意識し過ぎないように平常心で応援したいものであります。

堅碁も大丈夫そうだし(舞行龍はどうなの?)、明日は完封でホーム10連勝といきましょう!

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開幕戦に小泉をベンチ入りさせたヤンツーの思惑(予想)

2014年03月06日 | アルビレックス新潟

さぁさぁ、明後日はホーム開幕戦ですぜ。「去年の守護神・東口との対決に向けて」とか、「ガンバ戦の『スタジアムのお楽しみ』いろいろ」とか「ついに縦縞ユニが到着!」とか、ブログのネタは尽きませんなぁ…。もう勤務時間以外におけるボクの頭の中は、オレンジ一色でありますよ。同様のサポの皆さんも多いのでは?楽しみですね。週末はガンバに勝ちましょうね!そして仕事も頑張ろう!

ですが、ボクは明後日のガンバ戦の前に、どうしてもこのブログで書いておきたいことがあるのですよ。それは、先週の仙台での開幕戦で、ボランチのリザーブとして高卒ルーキーの小泉慶選手をベンチ入りさせた、ヤンツー采配についてであります。絶対に勝ち点3が欲しい開幕戦。落ち着いてゲームに入りたい開幕戦。その開幕戦に、新潟県出身の「ミスターアルビレックス・本間勲」ではなく、高卒ルーキーの小泉慶選手を抜擢したこのヤンツー采配を、皆さんはどう思われました?

ボクはこの采配に、ただ単に「小林はケガをしているし、小泉がレオシルバと成岡の次に調子のよかったボランチ」というだけではなく、ヤンツー監督の「考え抜いた深~い選手操縦術」があるような気がしてしょうがないのであります。策士ヤンツーの思惑を、ボクなりに予想してみました。

まず、ルーキー小泉くんの立場で考えてみますね。彼は「ハートの熱い男」です。それは入団会見の様子、激励会の様子、アルビレックスというチームを選択したエピソードなどを聞いても明らかであります。しかも開幕戦の3月1日は、小泉選手の流経大附属高校の卒業式でした。「卒業式かもしれないが、プロのサッカー選手としてベンチ入りだ」というヤンツーの期待に、小泉くんが侠気を感じないはずはありません。今回の小泉ベンチ入りのヤンツーの決断は、今後への限りなく大きな「やる気」と「自信」を、小泉選手本人に与えたはずです。

さらに、このヤンツーのチョイスは、勲に対する大きなプレッシャーになったと思います。新潟生え抜き、J1昇格を知る唯一の選手、ミスターアルビレックス、チームの精神的支柱…。とにかく本間勲は、アルビレックス新潟にとって「聖域」と言ってもいい存在なのです。一昨年までは不動のボランチ、チームキャプテン、つまりチームの絶対的な存在だったのであります。昨シーズンだって、レオシルバの加入で先発の座はなくなりましたが、途中交代してチームを落ち着かせる場面では、絶対的な存在の選手であったことは間違いありません。それによって勲の心に隙ができたとはいいませんが、今回の「勲でなくて小泉」というヤンツーのチョイスに、勲は当然奮起するに違いありません。それが、ベテラン勢全体の奮起につながることも間違いことでしょう。

もう1人、小泉くんのベンチ入りに「間違いなく心に火を点けられる選手」がいます。それは入団2年目の小塚選手です。昨年は同期でライバルの尚紀がJ1のピッチで躍動するのに、ずっと悔しい思いをしていながらも、彼は1度もベンチに入ることが出来ませんでした。しかし、今シーズンは後輩である1年目のルーキーが、開幕戦にベンチ入りする姿を目の当たりにしたわけです。これが悔しくないはずはありません。「くそ~!俺もやるぜ!」と、間違いなく反骨精神に灯が点いているはずです。さて、いつ小塚がその存在感を示すのか?楽しみだなぁ…。

結局、開幕戦の交代枠は、武蔵、大野、ホージェルの3人で使い切り、小泉くんの出番はありませんでした。しかし、彼をベンチ入りさせたヤンツー監督の采配は、少なくとも3人の選手の心に今後への大きなモチベーションを与えたことは間違いないと思っています。すごいなぁ~。管理職ヤンツーの采配にはこれからも目が離せませんね。

 

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僕には風が吹いている!

2014年03月05日 | アルビレックス新潟

週の真ん中・水曜日は、「サッカーダイジェスト」の発売日です。「次週は亜土夢の記事が出るらしいぞ」という噂を先週の時点で聞いておりましたし、「開幕戦で見事な勝利を飾ったアルビレックスはどんな評価をされているかなあ?」ってことにも大いに興味がありましたので、迷わず帰宅途中に購入いたしました。

サッカーボールで背番号の「10」をデザインした芝生の上で、素敵な笑顔を見せている亜土夢。いやぁ~いい写真ですなぁ…。「僕には風が吹いている」という見出しにも、今季の亜土夢の自信が感じられます。

背番号10、プロ入り10年目、今季の目標は10得点、10アシスト、最初の10試合でどれだけ得点をとれるか。背番号10を付けるのは高校以来で、その時も縦縞のユニ。このあたりのことを亜土夢は、「風が吹いている」「自分の中でグイグイ来ている」と表現していました。

「ACLに行くために、シーズン開幕からスタートダッシュしたい」という言葉を有言実行するためにも、週末のガンバ戦は何が何でも勝たなければいけません。ビッグスワンでのホーム開幕戦で背番号10が躍動し、連勝記録が伸びることを信じています。頑張れ亜土夢!新潟の星!

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ビックリ!征也がJ2湘南へ電撃移籍!

2014年03月04日 | アルビレックス新潟

今朝、新潟日報のスポーツ欄を見て、ビックリいたしました。なんと、オフィシャルHPよりも早く「征也が湘南へ移籍」との報道です。思わず「なに~?」と朝から大声を出して、女房をビックリさせてしまいました。

その後、昼休みにモバアルで「レンタル移籍」との情報を得て、ちょっと安心はしたわけですが、「キャンプが終わりリーグ戦が開幕した時期に移籍なんてあるんだなぁ…」となかなか複雑な心境であります。(そういえば、以前に誰かがこの時期に移籍してきたような?)

征也の第1ポジションである右SHには、亜土夢や成岡がおり(岡本や小林の状況によって亜土夢が左SHに、成岡が今回のようにボランチになることもあるけど)、第2ポジションである右SBでは、若いマツケンと尚紀がしのぎを削る。まぁ征也にとっては、今シーズンは非常に厳しい状況ではあるわけですよね。

だけど、Uー21の代表でマツケンと尚紀が同時に抜かれたりとか、チームの状況によって、征也の力が絶対に必要な場面があるのも間違いのないところ。この移籍、アルビレックスにとっては間違いなく「痛い移籍」でしょうね。だってこれで右側の選手層がグッと薄くなりましたもの。でもそれにも関わらずチームが移籍を認めたのは、やはり征也の選手としての将来を考えたからなのでしょうね。

ボクは今回の征也の移籍のニュースを聞いて、コミック「GIANT KILLING」の石浜選手の移籍の時のエピソードを思い出しました。興味のある人は読んでね。達海監督の石浜選手にかけた言葉が泣けますぜ。14巻です。

征也にとっても、大きな悩みと迷いの後にくだした決断なのでしょう。ガンバレ!征也!湘南をJ1に上げて、またアルビに戻ってこい!

さて、征也の電撃移籍で、「新ユニの背番号7を注文した人はどうなるんだろう?」ってことを心配していたのですが、今日の午前中に「どうなさいますか?」っていう電話がかかってきたそうでありますよ。ボクの知りあいは「そのままでお願いします」と答え、予定通り「7番」を購入するそうであります。男だねぇ…。

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おじさんたちも嬉しい「新チャント」!

2014年03月03日 | アルビレックス新潟

開幕戦を勝利をお祝いし、今日は職場で同僚たちに仙台みやげのお菓子(「伊達絵巻」をチョイスしました。同僚が40人もいるので「萩の月」はあきらめました。)を配りました。そんなこともあり今日の昼休みのわが職場は、「アルビ談義」に花が咲きましたよ。職場の皆さんも、今年は結構テレビ観戦していたということもわかりました。やっぱり、チームの前評判がいいことと、地上波で放送があるということ大きいですね。「ホージェルのシュートすごかったね」「ちょっとキーパーは心配ですね」など、皆さんちゃんと見ていらっしゃる。「テレビでサポーター席が映ると、八百政さんを探しましたよ」なんていう同僚も。いやぁ~気分いいなぁ。今週は仕事もはかどりまっせ!

さて、冒頭の画像でありますが、今シーズンから歌われる新しいチャントの歌詞カードであります。これもリーダーの皆さんがたくさん印刷してくださったらしく、ボクも女房もいただくことができました。youtubeでもちょっと予習していったのですが、ゲーム前のユアテックスタジアムでも総決起集会があり、みんなで練習をいたしました。こんな感じね。

今シーズンの新しいチャント、ボクは実に気に入っています。何よりも「おじサポ&おばサポに優しい」というのが、すばらしいです。なんたって、ザ・ピーナッツにベイシティ・ローラーズにtrfですよ。マツケンサンバにももちろんついていけます。

「情熱」を「上越」にひっかけた大野君の「情熱の花」(ザ・ピーナッツ)は最高ですね。すばらしい!1960年代だな。
守田のチャントは、ベイ・シティ・ローラーズの名曲「二人だけのデート」。これもノリがいいね。1970年代だ。
黒河はtrfの「EZ Do Dance」。これは1990年代だけど、よく聴いていました。ナイスチョイス!
松原健の「マツケンサンバ」。ホントにやっちゃったんですね。彼のための曲だな、これは。
チームチャントの「アジア目指し」と「Glory」。原曲名はわからないけど、ボクら世代の耳に残っている懐かしいメロディ。なんかこれもいいね。
ホージェルのチャント。この原曲だけがボクにはわからない曲でした。でもゲイリー・グリッターってボクらが青春時代のロックンローラーでは?

ボクがアルビの歴代チャントの中で好きなベスト3(オリジナル以外)は、「誘われて寺川」、「慎吾(堅碁)Go!Go!」、「ジンギスカン船越」であります。今年のチャントの中には、それに匹敵する名作になりそうなモノがありそうですね。実に楽しみであります。今シーズンも、大きな声でいっぱい歌いましょう!

 

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アウェイは楽し!牛タンは美味し!

2014年03月02日 | アルビレックス新潟

今回の仙台での開幕戦、ボクら夫婦はKijトラベルさんのバスツアーで参加しました。いつもは「くれよん」のバスツアーを利用することが多いボクたちが、今回Kijを利用した理由は2つあります。

1つ目は、Kijのツアーはチケット付きだということです。今回の開幕・仙台戦は、アルビサポーターの今季への期待度や仙台という土地柄を考えた時に、「チケット争奪戦が起きるだろうな」と予想しました。予想は的中し、「チケット発売日の10時直後にローソンに行ったのに買えなかった」というサポーターの声も聞きました。中には「くれよんのバスツアーを申し込んだけど、チケットが取れずに参戦を断念した」という人もいました。今回Kijのツアーを申し込んだボクらは、チケット争奪戦に巻き込まれることなく安心して開幕戦を迎えることが出来たとうわけです。

2つ目は、仙台行きは磐越道を使うということです。「くれよん」の磐越道経由のアウェイ戦ツアーは新潟発になりますので、ボクら長岡人は新潟市(清五郎)まで車で行き、帰りもそこから車で帰ってこなければなりません。行き帰りの高速料金や駐車場代もかかるし、それに長距離移動後の運転はやっぱり疲れます。その点、Kijトラベルのツアーは、磐越道経由のアウェイツアーでも長岡インターから乗車できますから、仙台戦や鹿島戦はこちらのツアーを利用するようにしています。

今回のKijトラベルのツアー料金は8400円。チケット代2700円が込みなので、それを差し引くと5700円です。くれよんのバスツアー代金が今回5500円ですので200円割高のように感じますが、チケット発券手数料や新潟までの高速料金・駐車場料金などを考えると、ボクら長岡人にとってはKijの方がぐっとお得だということになります。(あっボクはKijの回し者では決してありません。これからも「くれよん」は利用しますので。)

さて、今日の本題です。仙台戦の楽しみは、何といっても「美味しい牛タンを食べること」であります。今まで何回かのアウェイ仙台戦では、泉中央駅ビルの「喜助」さんで牛タンをいただいていた(2012年2013年の記事はここ)のですが、今回はいろいろ事前のリサーチをした結果、「利久」さんというお店でいただくことにいたしました。

冒頭の画像は、ボクらが今回お邪魔した「利久・泉中央店」さんであります。11時30分に開店のこのお店の前に11時過ぎから並び、第1号のお客さんになりました。もっとも11時20分にはお店の前は長蛇の列で、順番待ちになっていましたけどね。

はい、こちらが昼の牛タン定食(塩)1200円です。美味かった!喜助さんの牛タンも美味しいけど、ボクはこちら(利久さん)の方が美味しいように感じました。安くてボリュームもあるしね。

もちろん、勝利の前祝い。生ビールで乾杯!今日は勝つぞ~!

これがあるから、アウェイ観戦はやめられません。とても美味しゅうございました。この利久さんのお店に、「サッカー観戦の方、ソフトドリンクを一杯サービスします」という張り紙がありました。ボクは女房と「喜助はグラスビール1杯サービスだったけど、ここはソフトドリンクなんだね。ボクらは関係ないね。」などと話していたのですが、ボクが首に巻いていたアルビのタオルマフラーを見た店員さんから「新潟から応援の方ですよね。チケットをお見せくだされば生ビール1杯ずつサービスしますよ。」とのお言葉。うっひょー、ラッキー!ボクがもう1杯生ビールを追加したのはいうまでもありません。

そしたら、それを見ていたボクの隣の4人組のお客さんが、おもむろにコートを脱ぎはじめました。コートの下にはアルビのユニです。「お姉さん、生ビール4つお願いします。」すると、店内のいたるところから「こっちも生ビール」「生ビールね!」「生ビール!」の連呼であります。結局満員の店内のほとんど全員が、アルビサポーターだったでありました。おそるべし!アルビサポの「利久」ジャック!

こんな楽しい思いをして、しかも試合に勝って、なんて幸せなんでしょう!だからアウェイ観戦はやめられません。もう、仙台戦は絶対に毎年行くぜ!と決意を新たにいたしました。

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開幕だ!勝利だ!興奮だ!

2014年03月01日 | アルビレックス新潟

仙台から帰ってまいりました。いや~ヨカッタですねぇ。結果は1-2の勝利。大勢のアルビサポの皆さん(3200人とか?)がかけつけたユアテックスタジアムのビジター席ゴール裏は、みんなの最高の笑顔で溢れかえりました。開幕戦勝利。今シーズンのいいスタートが切れました。

注目のスターティングメンバーは、昨シーズン終盤のメンバーを基本にしたモノでした。移籍した東口と三門の代わりに、GKはジャンボ守田が、右SBにマツケン松原健が入った以外は、昨シーズンのメンバー。これが例年とは決定的に違うところですよね。毎年、主力を引き抜かれ、1からチームを作り直す必要がないということは、ホント大きいですよ。そしてなんと、リザーブメンバーに高卒ルーキーの小泉君が入っておりました。開幕戦のリザーブに高卒ルーキーが入るなんて、亜土夢や高徳や尚紀もできなかった偉業ですよね。柳下監督は小泉君を信頼しているんですね。

さて、ゲームは波瀾万丈、アクシデントの連続でありました。

前半途中にエース堅碁が足を負傷し、武蔵と交代。今季、得点王や日本代表を狙う堅碁にとって、悔しかったでしょうなぁ。しばらくは足を気にしながらピッチで頑張っていたのですが、無念そうにベンチに下がりました。ケガが長引かないことを願っています。さらに後半開始早々に、舞行龍が脳震盪(のうしんとう)で担架で運ばれます。交代で入ったのは帰ってきた男・大野和成選手です。この武蔵とカズが、先発の2人に見劣りすることのないパフォーマンスを発揮できたのが、今日のアルビの勝利の大きな要因だったとボクは思っております。いきなりエースと守備の要が負傷退場しても、しっかり対応できたのですからね。「誰が出てもアルビのサッカーを体現できる」ってことでありますよ。これは強い。

ゲーム開始序盤はやや仙台に押し込まれた場面もありましたが、前半39分に相手のペナルティエリア内でのハンドの反則でPKをゲット。これをレオシルバがきっちりと決めて、今季チーム初得点。いい感じで先制点が入りました。

しかし、今日のゲームで唯一不安材料をあげるとするならば、GKのジャンボ守田のパフォーマンスでありました。初のJ1のピッチに緊張しているのか、なんだか見ていて不安になる場面が多すぎです。後半早々に同点に追いつかれた場面も、守田の不用意な「6秒ルール違反」で間接フリーキックを与えてしまい、そのこぼれ球を決められたものでした。ただ、この時は舞行龍が負傷退場した直後でもあったので、チームがバタバタしてもおかしくない状況だったわけですが、今年のチームはすばらしいですね。誰が出ても動じない。交代で入った選手がそれ以上のパフォーマンスをするんですから。まぁ、ジャンボも今日のゲームを経験して(しかも勝利できたし)、次節からは落ち着いたプレーができるだろうと期待しています。

同点に追いつかれてちょっと心配した後半だったのですが、その後は圧倒的にアルビがゲームコントロールをした展開でした。明らかに仙台の選手よりも足が動いていましたね。まぁ岡本や武蔵の惜しいシュートが決まっていればもっと楽だったのですが、そんなにサッカーは上手くいくモノではありません。

後半30分頃、堅碁と舞行龍の負傷退場で2枚のカードを切らざるを得なかった柳下監督が、最後のカードを切ります。達也に代えてホージェルガウーショ投入であります。このホージェルが終了間際の後半44分、レオシルバからのパスを受けてドリブル突破し、そこから矢のようなシュートを相手ゴールに突き刺します。いやぁ~しびれた!開幕戦に、いきなり今季ベストゴールが登場しちゃったぜ!ヤンツー采配、大当たり!

昨シーズン終盤から続いている「新潟の勝負強さ」は、今季も健在でした。アウェイの開幕戦で、最高の勝ち点3ゲットです。

ゲーム後にみんなで万歳!あぁ嬉しい!またこの喜びを味わえる日々がやってきたんですね。今シーズンも、何回も何回もみんなで万歳をしましょうね。選手たちも嬉しそうです。ボクらサポーターも笑顔!笑顔!笑顔!これぞスタジアム観戦の醍醐味です。

去年の反省を生かし、今回はユニフォームを脱がなかったホージェル。インタビューがあったので、万歳は1人でした。いやぁ~開幕戦からいい仕事をしましたね。この陽気なブラジリアンが、今シーズンのアルビのサッカーに新しい化学変化と思いもよらぬ触媒効果を発揮してくれることを期待しています。あの独特のリズムのドリブルは、間違いなく相手を攪乱しますぜ!

幸せに浸っている多くのアルビサポの皆さん、おめでとうございました。またシーズンが始まりましたね。今シーズンも「週末はアルビレックス!」です。楽しい日々を過ごしましょう!

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