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風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

詩篇139篇

2006-05-12 23:56:39 | キリスト教(証)
主よ。あなたは私を探り、私を知っておられます。

あなたこそは私のすわるのも、立つのも知っておられ、私の思いを遠くから読み取られます。

あなたは私の歩みと私の伏すのを見守り、私の道をことごとく知っておられます。

ことばが私の舌にのぼる前に、なんと主よ、あなたはそれをことごとく知っておられます。

あなたは前からうしろから私を取り囲み、御手を私の上に置かれました。

そのような知識は私にとってあまりに不思議、あまりに高くて、及びもつきません。

以上は旧約聖書、詩篇139篇1節~6節である。
今日はこの御言葉を思い出してしまうそんな出会い・出来事があった。
先日、洗礼の証に書いた「与えられたように感じた出会い」の話を書いたが今日もまたそんな出会いがあったのだった。

今日は新大久保駅近くにあるの淀橋教会で首都圏キリスト教大会があり、同じ教会につどう姉妹方とともに行ってきた。

今日は体の調子もよく、電車の中でも話が弾んで苦しくなるような事はなかった。感謝だ。話をしてくれた姉妹も同じようにパニック障害があり、ご自分の苦しい体験を話してくださった。自分と同じ体験をした人の話をきき、ほっとし、彼女が今、元気でいる事で励まされたし、うれしかった。

さて、講演会の前にハープの演奏があった。ハープの音色は大好きなのでとても楽しみだった。美しい音、堂々とした演奏。そうして曲と曲の合間にハープ奏者は話を入れていくのだが、なんだか雲の上のような人だなぁとおもっていた彼女と私には共通点があることに気づいた。クリスチャンで、楽器の講師をしていること、賛美の奉仕をしていること、年齢が近い、高2と中1のわが家と同じくらいの息子さんがいる事、そんな話を聞きながら、私は彼女のようにすごい演奏家ではないけれどもなんだか境遇が似ているなと彼女を身近に感じる事ができたので、それがちょっとうれしかった。

そのうちに彼女は末っ子の話しをし始めた。座って話を聞いてられない、学校でも知らないうちにどこかに行ってしまう。何度言い聞かせても直らない。このあたりから、「あれ?何か長男に似ている」と思った。そして彼女友達のアドバイスを受けて末っ子を医者に診せたのだそうだ。そして言ったのだった。「ドクターの診断はアスペルガー症候群というものでした。」その言葉を聴いたとたん、涙がぽろっと出てきてしまった。「ああ、また、こんな出会いが・・・」隣では私の事情を知っている姉妹がやはり泣いていた。「パスピエさんはひとりじゃないんですよ・・。」といって。

ハープ奏者の方は私の大好きな曲、イ・ミンソプ作曲の「君は愛されるため生まれた」を奏でていた。その曲を弾く前にその子供さんが神様に愛されるため生れ、そして彼女もまた神様に愛されてると改めてそう思うといっていた。その言葉にそれまでの子育ての苦悩がわかるような気がした。

講演会が終わって先ほどのハープ奏者の方におずおずと話しかけてみた。でも途中で言葉にならなくなってしまった。「私の息子もアスペルガーなんです。」それだけがやっといえた。そして彼女もその一言で全部のみこめたようだった。彼女の紹介でアメリカから来た伝道師の方に祈っていただいた。その後、2人でこの子供たちを通してたくさんの恵みが与えられている事を感謝した。

そこで先に紹介した詩篇の139篇をおもいだしたのである。最近の体調、講師としての仕事や賛美の事、発達障碍の子供をめぐって感じていた切なさとか寂しさとか全部神様はわかっていたんだなぁと思った。同じような苦しい体験をした人をそばにおいてくださり、同じように苦悩しながら賛美をささげている人にあわせていただいた。今日会ったことは神様の憐れみのように感じたのだった。


詩篇139篇はこの言葉で終わる。

「神よ。私を探り、私の心を知ってください。私を調べ、私の思い煩いを知ってください。
私のうちに傷ついた道があるか、ないかを見て、私をとこしえの道に導いてください。」

これは今の私の祈りの言葉でもある。


最近・・・。

2006-05-12 18:31:01 | Weblog
体調が悪いときは心まで沈んでくる。最近またパニック障害の軽い発作がたびたびくるようになった。家にいるとき、電車の中、四角い部屋で窓が少なくドアが閉められているところなど。もう直ったと思ったのに・・・。ちょっとショック。

これが大きな発作になるともうコントロール不可能。発作が始まって10分以内にピークに達し30分以内におさまるのだがこれが恐怖の30分だ。すごくびっくりした時のどきどき状態を想像してほしい。それがおさまらずどんどん心臓が高鳴っていく。息が苦しい、息ができているのにもかかわらずだ。そのうちに頭の先から全部の血液がさーっとしたに降りていくかんじがする。もうこうなると動けなくなる。息が苦しい・・・苦しい・・。多分何秒後には呼吸ができなくなるかもしれないというそんな恐怖だ。

薬はあまり使いたくない。服用するとずっと寝てしまうからだ。軽発作をそのままにしておくと大きな発作につながるので具合が悪いときは服用するようにしている。先日の内視鏡検査の時麻酔で具合が悪くなったがパニック障害の掲示板などを見ていたら麻酔の効いている範囲を考えたのがきっかけでパニックになった話が書いてあり、この間のも麻酔のせいではなくパニック発作である事がわかった。

昨日はも少し具合が悪かったのだが長男の検診で世田谷の病院まで行くために服用。それでも準急で停車しない区間を考えるともうそれだけで苦しくなってくるのだ。(その間は逃げられないので・・)鼻から息を吸って口で吐くことを意識しながらそれでも不安な時はミント味のガムをかんで息をちゃんとしている事を確認する。そんな事をしながらその時を乗り越えたが、その後は立っていても眠たくて眠たくて困ってしまった。。。

パニック発作で死ぬ事はないとわかっているんだけど・・・ね。