ピアノを弾く指はクネクネしていない方が弾きやすいです。
歩く時に膝がカクカクしていたら歩きにくいのと同じです。
全ての指がクネクネする生徒さんは少なく、1,2本の指がクネッと内側に反ってしまうお子さんが多いと思います。
ピアノを弾く時の指を子どもたちに知ってもらう必要があります。
ピアセツキー先生が消しゴム鉛筆で、「この骨が見えるようにして」と3つの関節を指さしていらしたので、年中の生徒さんに同じように言ってみました。
そうしましたら、内側に反っていた指がピアノを弾く指に変身。
実際に弾く時はまだ重さを支えるだけの強さはありませんので、下から腕を支えてあげる必要があります。
プールでバタ足の練習で手を持ってあげる感じでしょうか?
スイミングに通っているお子さんは少なくないですが、スイミングはこれができたら〇級とあります。
水に顔がつけられるようになったら9級とか。
ピアノもこのようなものがあったら、どのように段階を踏んで曲の演奏に至るか分かるようになるのでは、と思いました。
不思議な音の国用にこのようなものがあっても良いかも・・
椅子に正しく座れるようになったら10級とか。
私の生徒は10級取るのに5年かかりそう・・
取っても剥奪とか・・
笑えない・・
ピアノ演奏には体の使い方があることをご存知ない保護者さんにとっては、このメソッドは何をしているか分かりにくい面があるので、保護者さん向けにクリアしてほしいものを順番に書いたものを作成しても良いかもしれません。
と思い、上巻の分を作り始めました。
1枚にまとめる気でいたのですが、とんでもありませんでした
生徒さんも自分で確かめられるように項目を作りました。
思ったより大変な作業になっていて、本当に生徒さんの役に立つのかなぁと思いつつ、とりあえず上巻の分だけ作ってみようとしています。
考えてみたら、語学学校は課ごとに何を習うか書いた表のようなものが配られていて、どこまで勉強したら何が覚えられるか分かるようになっていたな、と思い出しました。
無いよりは良いかもしれない・・