娘の買い物

誕生日を迎えて１８歳になった娘。
ブラジルでは立派に成人です。
選挙権は１６歳のときから持っているけれど、１８歳からは選挙は義務となり、理由もなく選挙を棄権したときには、場合によっては公民権の停止という厳しい処分もあります。
また、男性は１８歳になったら兵役につかなくてはならず、娘の友達も「どこに行こうかな～」なんてアルバイト先を探す調子で、所属を探しているとか。
兵役と入っても、それほど厳しいものではない様子。

１８歳になったこの日から、教習所の申し込みもできるようになります。
「１８歳になる見込み」では教習所にもいけないのよ。
この辺厳しいですよね。

さて、１８歳になった娘が真っ先にしたこと！

それは…

大金を使った！！！
母でさえ、自分では支払ったことの無いような大金。

電子ピアノを買ったんです。
ブラジリアに行った当初から「ピアノがほしい～」と言っていた娘。
私も夫もなかなかのんびりと娘のところに行っている時間がなく、こういう大きな買い物はしてあげられませんでした。
今回の購入に当たって、娘はあちらこちらで市場調査。
１８歳以下の未成年だと、こういう大きい買い物をするのには、何かと不都合があります。
１８歳になる以前からお店を訪ね歩き、実際に弾いてみて、自分で納得のいくものを見つけて、今度は支払いのための銀行との折衝。
カードでの支払いだとリミットがありますからね。
銀行にメールをいれ、担当の人と電話で話をし、支払いの問題を解決。
誕生日の昨日、無事に購入することができました。

なんといっても、我が家にある２台のピアノの値段をあわせたよりも高い買い物ですからね～。
色々な意味でよい勉強になったことと思います。
くれぐれも「弾きすぎ」には注意して！