アマゾンわんわん日記 2018

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最近の事件 3題

2014年04月23日 | ブラジル雑記
サンパウロ近郊の街、オザスコでバス会社のガレージに賊が入り込み、駐車中のバス、30数台にガソリンをかけ、火をつけたというニュースがありました。
バス会社へのうらみや盗みという明確な目的はなく、近くでたまたま対立する二つの麻薬組織の対立抗争があり、その流れでこういう事件を起こしたということです。
このバス会社はしないの主要路線にもバスを稼動しているということで、乗客たちが待っても来ないバスを、ひたすらバス停で待ち続けている様子がテレビのニュースで流れていました。


丸焼けになったバスの残骸

リオデジャネイロでは、市内の主要な通りであるコパカバーナのNossa Senhora de Copacabana通りで警察と麻薬組織の抗争に対する抗議運動がありました。


近くのファベーラでの警察と麻薬組織の抗争現場

この通りは、コパカバーナの海岸から一本内陸に入った通りで、大小の商業施設あり、観光客向けのホテルありと、住民と観光客、両方が利用する主要な場所になっています。
我が家でも、娘のピアノの先生がこの通りに住んでいるし、一時期通っていたバレエの教室もここにあったので、本当によく訪れていた通りです。
娘が小さい頃に通っていた、予防接種専門の小児科医の先生もこの通りに診療所を開いていました。
赤ちゃんだった娘を抱っこして、バスやメトロでよく通ったところです。
抗議行動は、この通りからボタフォゴ方面に抜けるFiguereido Magalhães通りとの交差点付近で起こりました。
最後には麻薬組織も入って銃撃戦となり、死者も出ました。
近くに自宅のあったTV GLOBOのダンサーが銃撃戦から身を守ろうと近くの幼稚園に逃げ込んだところ、流れ弾を受けて死亡しました。 

ここアマゾンでは、3月半ばにパラ州とアマゾナス州の州境で双発機が行方不明になりました。
この双発機には、パイロットのほか、インディオの集落に健康管理に向かう医療スタッフが乗っていました。
消息を発つ前、その中の一人が自分の叔父に「飛行機のエンジンが一つ止まった。飛行機は高度を下げている。助けて!」と携帯電話で連絡を取ってきました。
しかし、それを最後に連絡は一切なくなり、飛行機は消息を絶ちました。
警察、空軍、陸軍などの合同で飛行機を捜索していましたが、このあたりは森林が深く、捜索は難航していました。


双発機が墜落したと見られる地域

今回、現地に入った金採掘人たちによって、ほぼ一ヶ月ぶりに双発機が発見されました。
生存者などはまだ不明だそうです。

いろいろあった、昨日今日のブラジルです。
まだまだあるけどね。


コメント
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