アマゾンわんわん日記 2018

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1988年4月25日に何があった?!

2014年04月25日 | ブラジル雑記
今年はブラジルの軍事政権が始まって50年と言うことで、軍政時代のニュースがよく流れています。
今日4月25日は、軍政終了に関係する大きな動きがあった日と言うことで、朝からニュースがその当時の映像を放送しておりました。
どうやら、その当時、大統領に推挙された軍人の方が、推挙を辞退し、それにより、国民の大統領の直接選挙への要求が一気に高まって、その直後民生へ移行することになった...というようなことらしいです。
が、色々なサイトで調べても、とにかく人の名前や日にちが一杯出てきて、難しい。

というわけで、こういう難しい話題は、ペケママがもう少し賢くなったら、よく調べてアップしたいと思います。
そんな日が来ることを祈って...

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ペケママは軍政を知りません。
群生が終わりを告げた1988年、ペケママはまだいたいけな大学生。
大学卒業した年だわ。
って、この4年後にはブラジルに来ることになるのですが。
その頃には、ブラジルの政治のことなんて、これっぽっちも興味がなかったし。

夫は軍政真っ只中の1972年にブラジルに来ました。
しかも、始めてブラジルに上陸した日が9月7日の独立記念日。
リオデジャネイロのマウア港に入港。
独立記念日には今でも陸海空軍総動員でパレードをします。
特にリオデジャネイロはすべての軍の部隊本部がありますので、パレードする洗車、装甲車、軍艦、潜水艦などの数も半端でない!
ましてや時は軍事政権下。
平和~な日本から来た若者の目には、軍のパレードは非常に強烈なものに映ったそうです。
「とんでもないところに来ちまった!」
というのが、ブラジルの第一印象だったとか。

しかし、一方で軍政時代は街の中の治安はすばらしく良く、強盗などの被害は極端に減ったとか。
実際は、水面下で驚くほどの人たちが「思想的に問題」と言う理由で行方不明になり。殺されていったそうです。
また、これは風聞なのですが、街の中の浮浪者は沖合いの小島に集められ、「捨てられた」とか。
まあ、いろいろあります。

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民政に移行したとはいうものの、いまだに軍がブラジルの社会の中で大きな位置を占めていることは間違いないと思います。
それが良いことなのか...悪いことなのか...
南米という土地柄、周辺諸国との関係もありますし、日本人の私には簡単に判断できないところです。

ペケママがペケババアになる頃までには、そこのところ、もっとわかるようになりたいと思いますが...


コメント
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