アマゾンわんわん日記 2018

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それぞれのクリスマス

2015年11月14日 | 人間
11月も2週目になり、マナウスの街の中でもクリスマスのデコレーションが目立つようになってきました。

市内のショッピングセンターの「サンタクロースの家」にもサンタさんが到着。
週末には多くの子供たちが、自分の願いを書いた手紙をもって訪れているそうです。

近所の家でもクリスマスイルミネーションが輝き始めました。
お隣さんは天井まで届きそうな大きなクリスマスツリーを飾っています。

それぞれのクリスマス。

宗教的な意味で大切にしている人もいるでしょう。
愛する人たちとささやかな時間を過ごすことを楽しみにしている人もいるでしょう。
久しぶりに懐かしい人たちと会うことができる人もいるかもしれません。
サンタさんにプレゼントを頼んで待ちわびる男の子、何を頼もうかと考えている最中の小さな女の子。
子供たちが心を弾ませてクリスマスを待ちわび、小さな頭を悩ませてプレゼントに何を頼もうか真剣に悩んでいたかもしれません。

多くの人たちが待ちわびるクリスマス。
そんな、「クリスマス」が一瞬にして奪い取られてしまった今回のテロ事件。

誰にそんな権利があるのでしょう?

誰にも、他人の小さな幸せや喜びを、理不尽に奪う権利はないはずです。
宗教的な理由があろうと、政治的な理由があろうと。

世界中のモニュメントが、フランス国旗の色で彩られているそうです。
リオのコルコバードのキリスト像も。
空に昇ってしまった人たちに、世界中の人の気持ちが届くでしょうか。

結びの言葉が見つかりません。
このようなテロが、大変愚かなことだということを、一日も早くすべての人たちが気が付いてくれたらと願うばかりです。
コメント
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